Hatena::ブログ(Diary)

”じあん”のかしぶろぐ

2013-12-09

雨が降る


雨が降る
心にしみるように
雨が降る
この街に降り注ぐ


夜は長く 空はさみしく
時は冷たく 何も教えちゃくれない


ホントはどこさ 俺には見えない
何を信じろと 俺には見えない
この闇の中 目をこらせ



風が吹く
目も開けられない位さ
風が吹く
この街を吹き抜ける


心は遠く 言葉は儚く
声は頼りなく 何も教えちゃくれない


ホントはどこさ 俺には聞こえない
何を信じろと 俺には聞こえない
この闇の中 耳をすませ

2013-01-26 月夜にはブルース

月夜にはブルース

【Play】

蒸し暑い夜の冷えたビールもいいけど
俺の声はどこまで届いてんだろな
笑ってばかりの毎日もそりゃ楽しいだろうけど
なかなかそうもやってられんのよね
 
突然降り出した雨 でも傘はいらんよ
どうせすぐ上がるいつもの雨さ
あいつのやり方みたいに
喉元過ぎりゃ忘れちまうから
そしてまた同じ事を繰り返し、繰り返し
 
本当は気付いてんだよな
みんな本当の事をさ
俺もそうさ でも知らないフリさ
それが何より きっと何よりなんだよ
それよりどうだい一緒に歌わないか、ブルースをさ
 
雨上がりの夜空を見上げて
口づざむのはブルース 一番、お似合いさ
 
月夜にはブルースさ、そうだよね 
口づさみながらお家へ帰ろう
ビール飲み干したら 明日は休みだ


そしてまた今日が始まるどこにいたって始まる
昨日回したルーレットが決めたような明日の今日さ
何にもないならサヨナラ、また会う日まで
とかなんとか言いながら手を振ろうか
 
点滅を始めた信号 次を待つのか先を急ぐか
行ける距離はたかが知れてるのは知ってる
前人未到を目指してる訳でもないから
今日の所はここいら辺りで腰を下ろそうか

2013-01-25 野良猫

野良猫


あやふやなこの街で確かなものを探しては
偽物ばかり掴まされてまた泣き寝入りの野良猫さ


「温もりなんかいらんよと」何度も吐き捨てては
空っ風にさらされて丸くなって眠る野良猫さ


悩むのもほったらかしで
くたびれてっからほったらかしで
傷の手当てもほったらかしで
知ったか顔で胸を張る


見上げた夜空 今にもなくなりそうな三日月
頼りない言葉しか出てこないお前は
首をすくめて乗り損ねた夜風に
見つかりっこない答えを今日も探してる



やり方も知らずにこの街で走りっ放しで探してる
悪者の顔をしながら狼のふりをする野良猫さ


「優しさなんていらんよ」とお月さんにつぶやいては
適当な素振りでかわしながら「大丈夫さ」の顔ですます野良猫さ


理由なんかほったらかしで
意味なんかどうでもよくて
いつも散らかしっぱなしで
知ったか顔で胸を張る


見上げた夜空 今にもなくなりそうな三日月
頼りない言葉しか出てこないお前は
首をすくめて乗り損ねた夜風に
見つかりっこない答えを今日も探してる


13/05/10

2013-01-24 雨が降る

雨が降る


雨が降る
心にしみるように
雨が降る
この街に降り注ぐ


夜は長く 空はさみしく
時は冷たく 何も教えちゃくれない


ホントはどこさ 俺には見えない
何を信じろと 俺には見えない
この闇の中 目をこらせ



風が吹く
目も開けられない位さ
風が吹く
この街を吹き抜ける


心は遠く 言葉は儚く
声は頼りなく 何も教えちゃくれない


ホントはどこさ 俺には聞こえない
何を信じろと 俺には聞こえない
この闇の中 耳をすませ


13/05/07

2013-01-23 お前が好きだ

お前が好きだ


お前はどうだ あれからどうしてる
俺はまだまださ あぁ、なかなかね


あれからの俺はといえば
そこにはない水平線を描くように
ココロを分けてみたりさ


そんな毎日さ こんな毎日さ


あの日つないだぬくもりが今でも残ってる
そうさ 二人で分け合ったココロさ
今でも変わらずお前が好きだ



永遠なんて ありゃ嘘だ
そりゃ分かっちゃいたけどよ


それでもどこか求めてしまうのは
ただの欲張りなんか?
いや、そうじゃないよな


あれからどの位
あれから経ったんだろな


あの日つないだぬくもりが今でも残ってる
そうさ 二人で分け合ったココロさ
今でも変わらずお前が好きだ


13/08/16

2013-01-22 からっぽの夜

からっぽの夜


夜はいつもさみしいから
今夜はちょっとそばにいておくれ
今日もなんだか乗り遅れた気分
いつもの事だが今頃になって効いてくる


言葉なんていらんから
足りないぬくもりをうめてくれ
明日になればきっと大丈夫だから
そうだあの唄をまた聞かせてくれよ


あぁ、俺をつつむ闇の中に
あぁ、差し込む月明かりがまぶしい



夜がもうすぐ終わるから
あともう少しだけ一人にしないでくれ
写真の中 あの日笑ったまんま
褪せてくお前 俺の時計は止まったまんまだ


あぁ、俺は一体どこへ行くんだろう
あぁ、音がする カラカラと空っぽの音がする


あぁ、俺をつつむ闇の中に
あぁ、差し込む月明かりがまぶしい


13/08/16

2013-01-21 ココロ

ココロ

【Play】

風に散りゆく花のココロ
キミに キミに 届くかな
微笑むように舞う花びら
僕は キミをふと想った

人は人と出会って 心
何を刻んで行くの
優しいものばかりだと いいな
キミを あたためると いいな

ココロの声は 言葉をこえて
嬉しくなることだけを
響き合う確かなものを
儚さも 一緒でいいし 巡りの中

夕日に染まる 空のココロ
キミに キミに 届くかな
愛するように 光と影
キミは どこで 見ているかな

人は人と出会って 心
どんなふうに 動いていく
輝き合える そんながいいな
キミが 笑ってるといいな

ココロの声は言葉をこえて
嬉しくなることだけを
響き合う確かなものを
永遠に抱きしめて 巡りの中

ココロの声は言葉をこえて
嬉しくなることだけを
響き合う確かなものを
儚さも 一緒でいいし 巡りの中

2013-01-20 サヨナラ ベイビー

サヨナラ ベイビー

【Play】

今日もまた思い出ばかり見ていた
もう涙は空っぽなはずなのに

お前は何をしてんだろう
誰かに笑ってんだろうな
あの日俺に笑ったみたいに

少しずつ色が褪せて行くけど
時々あの時のまんまで笑うんだよな

神様、願いを一つだけ叶えておくれ
彼女の記憶を消してくれ
神様、願いを一つだけ叶えておくれ
あとは何も望まないから


なんでだろうなすぐにでも戻れそうだ
でも鼓動は悲しみの音符が並ぶ

お前は何してんだろうって
探してばかりの夜さ
あの夜お前がそうしたみたい

少しずつ遠くなって行くけど
時々あの声が聞こえてくるんだよな

神様、願いを一つだけ叶えておくれ
彼女の記憶を消してくれ
神様、願いを一つだけ叶えておくれ
あとは何も望まないから

2013-01-19 あなたをおもう

あなたをおもう


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あなたのために一つくらい
何かをと思うのだけれど
いつもいつも優しさをもらうばかりで

あなたはきっと笑うだろう
「何もしてないよ」って
その寄り添うような笑顔がいいんだ

この先にある景色を
一緒に眺めていけたらいいな

何度も文字を目で追って
何度も同じ所で笑顔になる
あなたを思うと優しくなれる
この心が心地よくて

そしてまたあなたを思う
そしてまたあなたが笑う


ただあなたのそばにいて
肩を寄せる様な
心にまかせる、それだけでいいから

どこにでもあるような陽だまりの中
影を並べてそっと揃えて
歩いていきませんか

なくしたくない景色がある
いつものように声を聞かせて

何度も文字を目で追って
何度も同じ所で笑顔になる
あなたを思うと優しくなれる
この心が心地よくて

そしてまたあなたを思う
そしてまたあなたが笑う

2013-01-18 月夜の下で

月夜の下で


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月夜の下で聞いておくれよ
あなたが大好きです

どしゃぶりの雨が心を抜けて
さみしさを水たまりに放り投げた
立ち止まって見上げた夜空
三日月お月さん ニヤリと笑ってた

戻れないならこのままいこう
わざわざ忘れてしまう事もないだろう

月夜の下で笑って話そう 明日も明後日もその次も
月夜の下で肩をよせて 優しい声を聞かせてくれ

雲に隠れたお月さん
ほんの隙間から覗いてる
聞いてくおくれよ三日月お月さん
情けないくらいの恋の唄

いつからだろう分からないけど
わざわざ思い出す事もないだろう

月夜の下で笑って話そう 明日も明後日もその次も
月夜の下で肩をよせて 優しい声を聞かせてくれ

月夜の下で約束をしよう 二人の明日とそこからを
月夜の下で聞いておくれよ あなたが大好きです

2013-01-17 帰り道

帰り道


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うすく月の影がぽかりと浮かぶ空
仕事帰りの道 仕事帰りのいつもの道
小さなため息一つ 今日もたいしてなかったけど
時折過ぎてゆくこの風がちょっといいな

次の角を曲がれば
交差点 信号待ち お前の笑顔

交わす言葉もなく 二人で歩く夕暮れ
つないだぬくもりをずっと離さぬよう


お前が口づさんでる知らない誰かの歌
俺はあくびを一つ 見上げたお月さんもあくびを一つ
いつからだろうなこんな風景 今日も変わらんまんま
小さなこの坂道 いつものこの帰り道

次の角を曲がれば
踏み切り 鐘の音 ほらほら、慌てなさんなって

夕暮れの似合う町 二人で歩くこの坂道
つないだぬくもりをずっと離さぬよう

交わす言葉もなく 二人で歩く夕暮れ
つないだぬくもりをずっと離さぬよう

2013-01-16 今日もいつもどうもありがとう

今日もいつもどうもありがとう


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今日は寒いね 空はまっすぐな青
今日は元気か 昨夜はちょっとアレだったな

今日はそうだな どっちがいいかな
いつも悪いね でもこんなに思ってるだぜ

曇った窓ガラス 指先で落書き
「ばーか」ってそりゃねぇだろ
まったく世話の焼けるやつだな


きにする事はないよ いつものまんまでいいから
今日も頼むよ 変わらないお前のそれがいいんだな

誰かと長電話 メモのはじっこに落書き
ヒゲ面のへのへのもへじ そりゃ誰だよ
まったくホントに可愛いやつだな


そしてまた始まるから
いつものように声を聞かせてくれ
「おはよう」「こんにちわ」「おやすみなさい」
今日も、いつも、どうもありがとう


そしてまた始まるから
いつものように声を聞かせてくれ
「おはよう」「こんにちわ」「おやすみなさい」
今日も、いつも、どうもありがとう

2013-01-15 Hrad rain

Hrad rain


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どしゃぶりの雨に途方にくれていたら
あなたが傘を差し出してくれたんだ

言葉もなくただ隣で
雨がやむのを一緒に待っていてくれた

Hard rain 大丈夫、心配しないで、と
Hard rain やまない雨はないから、と
Hard rain そう言ってくれた
あなたの優しさがただそばにあった


ずぶ濡れの心はそのままでいいから、と
泣くだけ泣いたらいいから、と...そう言ってくれた

穏やかな灯りをともし、小さな音もない景色に
とけてゆく二人になりたい

Hard rain 大丈夫、心配しないで、と
Hard rain やまない雨はないから、と
Hard rain そう言ってくれた
あなたの優しさがただそばにあった


あとどの位ここで、この雨に打たれてりゃいい
だけれどあなたがそばにいてくれるなら
この雨も、そう悪くはないさ

Hard rain 大丈夫、心配しないで、と
Hard rain やまない雨はないから、と
Hard rain そう言ってくれた
あなたの優しさがただそばにあった

2013-01-14 そしてまた今日が始まる

そしてまた今日が始まる


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朝が来るたび今日が始まる
昨日に放り込んだサヨナラがまだ痛くてしょうがない

誰も知らない街へ出かけよう
バスを乗り継いでサヨナラがもう届かない場所まで

夜のそばでほら寂しくなったら
口笛を吹いてさ、ただ朝を待つのさ

聞こえるだろうかカラカラと空っぽの音が
聞こえるだろうかサラサラと隙間からこぼれる音が

そしてまた朝が来る
そしてまた今日が始まる
どこにいたってほらほら、また始まる


まったく思い通りにいかないもんだな
当たりの一つ位そろそろ
出てきてもいい頃じゃないか

外は春の日差しで 世間は何かと騒がしくて
突っ立ったまんまの俺の姿は見えないんだろう

正義の見方がほら通り過ぎてゆく
正しい事が全部そうとは限らない今日この頃さ

聞こえるだろうかカラカラと空っぽの音が
聞こえるだろうかサラサラと隙間からこぼれる音が

そしてまた朝が来る そしてまた今日が始まる
どこにいたってほらほら、また始まる

2013-01-13 明け方の町で

明け方の町で


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明け方 静かな交差点
昨夜の仕事はちょっときつかったな
ビルの谷間にからっ風
我が物の顔のカラスがゴミをあさる

もしも願いが一つかなうと言われたら
俺は何を思うんだろうか
愛と平和かお前のことか
いやいや、きっと自分のことばっかだろ

まだうす暗い空を見上げて思ったのは
そんなどうでもいい事とお前の顔さ

言葉にした途端 色があせてしまうから
ありったけの「ありがとう」も上っ面


残りの時間はあとどの位
見えたら便利なのか、見えないからいいのか
「明日でおしまいです」言われたらどうしよう
痛いのはいやだし、サヨナラはもっといやだ

きっと今日もまた飲んだくれて終わり
もちょっとなんとかしなきゃな、思うんだけれどさ
明日に回せるもんは全部いつも
なんでもかんでも明日に放り込んじまう

やっと明けてきた町を歩きながら思うのは
そんなコトばかりと、あとは全部お前だ

コトバにした途端 色があせてしまうから
ありったけの「ありがとう」も上っ面

2013-01-12 真夜中のハイウエイ

真夜中のハイウエイ

【Play】

真夜中のハイウエイ 待ち合わせの向こうへ
気分は上々 ゴキゲンさハイウエイ

取ったばかりのライセンス 君を迎えに行くよ
さぁさぁ乗りなよ飛ばそうぜハイウエイ

星空へドライブ 誰も知らない世界
かけっぱなしの魔法と
二人の大好きな
こんなメロディーをハモリながら Wow

Don't stop Don't stop 二人のスピードで
Don't stop Don't stop 突き抜けてゆこう
Don't stop Don't stop 真夜中のハイウエイ


真夜中のハイウエイ 終らない二人のまんま
夜が明けるまで飛ばそうぜハイウエイ

君を乗せてハイウエイ
鼓動はドキドキ時々ズキズキ
さぁさぁ一緒に飛ばそうぜハイウエイ

星屑にダイブ 二人だけの世界
流れ星に願いを
二人で描いた
こんなメロディーをハモリながら Wow

Don't stop Don't stop 二人のスピードで
Don't stop Don't stop 突き抜けてゆこう
Don't stop Don't stop 真夜中のハイウエイ

2013-01-11 お願いベイビー


お願いベイビー

【Play】

ココロの空を見上げていた
まぶしくもないのに しかめっつら
僕はいつもの情けなさで
今でもいつまでも 君をまってる

あの角を曲がって 次の店の前
そこいら辺りに落としたんだよ、落としたはずさ
あの日 君とさよならしたそこいら辺りにね

wow baby お願い戻ってきておくれよ
wow baby もう悲しませたりしないから

向かいの屋根に猫が一匹
えらくもないのに 偉そな面
あんな風にさ、あんな感じで
挑んでみたいんだ 胸を張ってさ

あの店の前さ あの褪せたベンチ
背もたれの辺りに隠したんだよ 隠したままさ
あの日君に渡せなかったあのヒトコトを

wow baby お願い戻ってきておくれよ
wow baby もう悲しませたりしないから

wow baby 一人にさせてごめんよ
wow baby 今ならばまだ間に合うはずさ

2013-01-10 声をきかせて

声をきかせて


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星の数ほどの願いをこめて
あなたに伝えたいたった一つがある

全部なくなってしまうのが怖くないなんて嘘さ
ロケット並みのスピードでこの町からあなたを連れ去っていこう

だから ねぇねぇ、、、声を聞かせて
あなたのその声が聞きたい
だから もっともっと、、、そばにおいでよ
二つが一つになるくらい


あぁ、そうさ、どっちにしたってなんだかんだと言われるんだ
だったらいいさ、ほらほらいくぜ、勝ちに行くぜ
全速力で一気に駆け抜けてやる

石にかじりついたっていってやるよ
明日に回せるもんはもう一つもないし
なんてたってあなたがそばにいてくれる強さがある

だから ねぇねぇ、、、声を聞かせて
あなたのその声が聞きたい
だから もっともっと、、、そばにおいでよ
二つが一つになるくらい

2013-01-09 Stardust blues 〜あなたに会いたくて〜

Stardust blues 〜あなたに会いたくて〜


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こんな夜に思うのは
いつもあなたの事

さっきまで、会っていたのに
夜のせい、あなたのせい

心はいつもあたたかくて
いつのまにか思ってる
あなたに会いたくて


真夜中のパズル、足りないのは
そのままで、踊りましょう

夢の続き、聞かせてくれた
心地よい、あなたの声

このままこうして そばにいて
なんとなく足りないから
あなたに触れたくて

心はいつもあたたかくて
いつのまにか思ってる
あなたに会いたくて

2013-01-08 いつまでこの雨に打たれてりゃいいんだよ

いつまでこの雨に打たれてりゃいいんだよ

【Play】

ちょっと待ってくれ そりゃねぇだろ
ここまできといて話が違うぜ
そりゃ嘘ばっかりついてはきたけどさ
それとこれとは話は別だろ おい、ちょっと待てよ

またいつもの調子か悪い癖か
弾いたカードはいつもカスばっかり
12小節のブルースにも乗らない
負けの混んだ人生のままで終ってたまるかよ


どこの誰かは知らないけれど
ただソレが欲しいわけじゃねぇんだよ
そりゃ断りはしないけど、もらってはおくけど
それとこれとは話は別だぜ おい、聞いてんのか

スイッチみたいな潔さが欲しいもんだ
どこまでも いつまでも 今夜もまたココも雨だし
輝いていたつもりだったがそれはネオンの明かりだったし
夢はいつの間にか希望欄にも書かなくなった


近頃流行りのあの翼があれば
そこいら中で起きてる奇跡の出会いが手伝ってくれりゃ
夕暮れに吹き抜けるその風の中に答えが見つかるというのか
そんな程度の傷口はツバでもつけときゃすぐ治るよ


またいつもの調子か悪い癖か
弾いたカードはいつもカスばっかり
12小節のブルースにも乗らない
負けの混んだ人生のままで終りか

スイッチみたいな潔さが欲しいもんだ
どこまでも いつまでも 今夜もまたココも雨だし
輝いていたつもりだったがそれはネオンの明かりだったし
夢はいつの間にか希望欄にも書かなくなった

どうにもこうにも分からん事ばかりで
つしつま合わせも悪いとは言わんけれど
いきなり線を引かれて「ここから入ってはいけません」って?
それより少しでもいいから光の差す方向を教えてくれや

誰もが口をそろえて「答えは風の中にある」という
だが、いつまでたっても心は明けない夜の闇のまんまさ
答えがありそうな その風の中で
いつまで雨に打たれてりゃいいんだよ

答えがありそうな その風の中で
いつまで雨に打たれてりゃいいんだよ

2013-01-07 笑うなよ

笑うなよ


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水の中を歩いているみたいだ
思うように前に進めない
誰のせいって訳じゃないのは分かってんだ

幸いにもまだどん底じゃないから
幸いにもまだ忘れられてないから
もう少しだけ、あぁ、頑張ってみよっかな

投げ出しちゃうのが簡単なのは
誰よりも俺が分かってるから大丈夫だよ
お前が言うなって、そりゃそうだ
笑うなよ そんなに笑うんじゃありません


報われないからと言って文句は言わない事にしたんだ
そりゃつまりは、そこいら辺りまでって事なんだろう
「無理はしないで」ってそれこそ無理な話だ

いつの間にか色んな謎が解けていったけどね
肝心なモノばかりがポケットに残ってる
自慢の歌声も最近じゃカスレ気味

投げ出しちゃうのが簡単なのは
誰よりも俺が分かってるから大丈夫だよ
お前が言うなって、そりゃそうだ
笑うなよ そんなに笑うんじゃありません

負けなけりゃいいのか それでいいのか
ホントにそう思ってんのか
そうじゃねぇだろ?そうじゃねぇよな
分かってんだろう 勝ちにいかなきゃ
笑うなよ ほらほら勝ちにいこうぜ

2013-01-06 夕暮れロンリーブルース

夕暮れロンリーブルース


ぼんやり肩を落とし見上げた空はオレンジ
ショーウインドウに映る顔は
生きるだけで精一杯のヌケガラ


ため息を口笛に変えてはみたけど
口づさむのはあの日の
さよならのメロディー


夢はどこだ 友はどこだ
ここはどこだ 俺は一体誰だ


夕暮れロンリー・ブルース
オレンジ色に哀しく染まる
夕暮れロンリー・ブルース
アスファルトに長く伸びた影


昨日も今日も明日も明後日も



繰り返すだけの毎日 ただそれだけの毎日
抜け出せるならとっくにそうしてるよ


車のクラクション 返す言葉もなく
口笛になりそこなったため息がひとつ


愛はどこだ やさしさはどこだ
ここはどこだ 俺は一体誰だ


夕暮れロンリー・ブルース
オレンジ色に哀しく染まる
夕暮れロンリー・ブルース
アスファルトに長く伸びた影


昨日も今日も明日も明後日も


昨日も今日も明日も明後日も

2013-01-05 ひとりぼっち

ひとりぼっち


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ひとりぼっちだ ひとりぼっちだ
まわりにゃいっぱい人はいるけどひとりぼっちだ
ひとりぼっちだ ひとりぼっちだ
最後の一人もするりと俺の中から出て行った

寂しいのか いやいや違う 悲しいのか いやいや違う
切ないのか いやいやそれも違う
なんだか ただただ 悔しいだけさ

ひとりぼっちだ ひとりぼっちだ
誰もいないのか それとも俺が見えないだけなのか
ひとりぼっちだ ひとりぼっちだ
もう一度来るのを待っていようかそれとも迎えにいこうか

会いたいのか いやいや違う 話したいのか いやいや違う
見つめていたいのか いやいやそれも違う
そうしたいんじゃなくて そうされたいんだ

どこへ行こうか? どこへ行こうか?
どこへ行こうが 結局そうさ ひとりぼっちだ ひとりぼっちだ

戻れないのか あぁ、そうだよ
なくなったのか あぁ、そうなんだよ
どうにもならんのか あぁ、そういう事なんだ
なんだよ、なんだよ、もう手がないじゃないか

辛いのか 泣きたいのか 苦しいのか 眠れないのか
笑えないのか 痛いのか 会いたいのか 話したいのか
見つめていたいのか そうしたいのか そうされたいのか
寂しいのか 悲しいのか 切ないのか 悔しいのか

ひとりぼっちだ ひとりぼっちだ、、、

2013-01-04 さよならの唄


さよならの唄

【play】

あの日の二人が描いた景色は結局まぼろしになったが
多分きっとどこかを俺が描き間違えてたんだろう
お前の最後の言葉は酔っ払い過ぎてて覚えてないけど
街に消えてくお前の背中はやけに覚えているよ

なんだか一人取り残されたようで
申し訳ない程、お前の心を叩いてはみたが
悪かったな なんとかやってくよ
今日はこんなに元気だから

悲しいんだか痛いんだかよく分からない心で
お前の名前をなんどもつぶやいてさよならの唄をくちづさんでいた
お前と歩いた色んな場所を通るたびに、やっぱ思い出すな
こんな風にお前も俺を思い出してくれてりゃ嬉しいけどな

幸せそうなお前の笑顔を見るのはまだまだちょっと痛いけれど
なんとかやってくよ 多分、大丈夫
今日はこんなに元気です

この間、お前に会った
なんだか俺といた時よりきれいになっててさ
「このやろう」って思ったけどなんだか嬉しかったよ

幸せそうなお前の笑顔を見るのはまだまだちょっと痛いけれど
なんとかやってくよ 多分大丈夫、今日はこんなに元気です

まだまだ少々胸は痛むが だからといって凹んでばかりもいられんから
なんとかやってくよ 大丈夫 今日もこうして唄ってっから

明日もこうして唄ってくから
その次もずっと、そのまた次も
ずっとずっと唄ってっからさ

2013-01-03 ○×△□の唄


○×△□の唄

【Play】

朝一番の風に吹かれ 俺はさっさか逃げてきた
行き場のない怒りとかなんだかんだをこのバックに詰め込んで

もっとどうにかなったかもしれんけど
も少しどうにか出来たのかもしれんけど
ごめんなさい もうこれ以上は俺にはどうにもなりません

そんな大した事もしちゃいないけど
こっからの先は見えてるし、こっから先はなんだか面倒だし

どうせ俺一人 立ち上がったところで
どうせ何も変わらんだろうから
立ち上がるのをやめたんだ

もっともな話じゃないか 誰だって面倒はごめんさ
身に降りかかる火の粉はさっさ、さっさとはらって高みの見物さ

もうどうにもならんだろう?どだいムリな話だったんよ
どんだけ頑張ったって、どんだけ声を枯らしたって
気持ちは分かるが、結果も分かってるだろう?

夢は必ず叶うって?努力は必ず実るって?
そりゃ、そういう場合もあるって話だよ

どうせ俺一人 立ち上がったところで
どうせ何も変わらんだろうから
立ち上がるのをやめたんだ

そうなんだ、そういう事なんだ
多分君もそうだろ?そうだよな?
そうだよ、そういう事なんだよ

2013-01-02 bye bye my friend

bye bye my friend


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それは突然の出来事 お前がいなくなった
あんな風に サラリと いなくなっちゃうなんてな

最後の言葉なんて覚えてもいないさ
あんな風に サラリと いなくなっちゃうんだもんな

全部嘘さ 全部全部嘘さ
頼むからそう言って笑ってくれ

bye bye my friend この同じ空の下
bye bye my friend 俺はここにいるからさ


それにしてもあんまりじゃないか 約束していたじゃないか
それなのにフラリと どっかに行くみたいにいなくなるなんてよ

夜が足りない位 朝まで笑ったよな
頼むからもう一度笑ってくれ

bye bye my friend この同じ空の下
bye bye my friend 俺はここにいるからさ


覚えているか、あの夏の日 覚えているか、あの風の音
覚えているか、あの夕暮れ 覚えているか、あの曲がり角
覚えているか、あの時の歌 覚えているかあの時の場所
覚えているか、あの時の空 忘れようたって忘れられんよなぁ

bye bye my friend この同じ空の下
bye bye my friend 俺はここにいるからさ

2013-01-01 Cloudy

Cloudy


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なんだか話す事が思い出話ばかりで
なんだか明日もその次も
なくなってゆくみたいで

なんだか昨日まで懐かしくなってきた
楽しくない訳じゃないんだけど
...なんだかね

夜が足りないくらい朝まで笑ったね
明日もしかして死んじゃうかもしれないなんて
本気で思ってたあの時が
今夜の思い出話じゃ悲しいよ

「あの頃は良かったよね」
なんて言いたくないけど
あの時の俺達が見ていた
夢の風が心をすり抜けたCloudy


なんだか今夜も相変わらずだな
こんな気分の夜くらい...たのむよ

夜が足りないくらい朝まで笑ったね
明日もしかして死んじゃうかもしれないなんて
本気で思ってたあの時が今夜の思い出話じゃ悲しいよ

「あの頃は良かったよね」
なんて言いたくないけど
あの時の俺達が見ていた
夢の風が心をすり抜けたCloudy

2012-06-11

25 songs

Baseball cap

ぼうしの中に隠しているんだよ
少年の日の海の匂いを
犬と二人でいつもかけだした
ひとりぼっちは感じてなかった


道を真っ直ぐ抜けて 信号一つ渡ると
並はそこにきっとあって僕を包んだ
ささくれてた何かが丸くなるんだ


作りかけの唄を(あの日からずっと)
オレンジの闇と(風の手触り)
描きかけたままぼうしの中で
僕を待ってる 僕を待っている



ぼうしの中に隠しているんだよ
少年の日の海の景色を
遥かに光る水平線に
うつむいてなんかいられなかった


空は色を変えて 雲の国が浮かび
聞こえない音楽が僕を誘った
小さな謎が解けてゆくんだ


作りかけの唄が(あの日からずっと)
藍色の空と(一番星を)
描きかけたままぼうしの中で
僕を待ってる 僕を待ってる


作りかけの唄を(あの日からずっと)
オレンジの闇と(風の手触り)
描きかけたままぼうしの中で
僕を待ってる 僕を待っている







Given

静かな夜に訪れたすとんと何かが納まった
歩き出す一本の道
降る様な星明かりをただ一つの身体に浴びて


道端の花に優しくされ
さみしさを石ころに預けよう
ココロを渡せるただその事が奇跡の様な宝石の時


今ちっぽけな肩に星屑が宿り
一本の髪も輝いている
目を閉じても歩いてゆける
It was given
Given from the sky



約束を感じてた 遥かな記憶追いこして
差し出したその指先に
痛い程の風のいたわり裸のままのココロに注いだ


遠く流れる雲とはなし
夕焼けに笑ってもらおう
ココロを感じるただその事が奇跡の様な永遠の時


今ちっぽけな方に西風が吹き
一本の髪も輝いてる
耳をすませば唄が聞こえる
It was given
Given from the sky







kiss

時が今 はちみつ色に熟して
二人の間に落ちてきた
こんなに近いくせにもっと知りたい
どうせ言葉じゃどれも役に立たなくて


探す程に迷路に迷い込むから
無駄な抵抗はさっさとおしまいにしよう


まるで答えを見つけたみたいにkiss
当たり前の場所に戻ってゆくようにkiss



ココロがほら熱を放ちながら
小さな部屋を暖めている
何度も聞いたのにもっと聞きたい
選んだ台詞はどれもぴたりとこなくて


探す程に照れくさくなるから
無駄な抵抗はさっさとおしまいにしよう


風の匂いを確かめあうようにkiss
別々の時間をつないでみるようにkiss


二つの温度をとかすようにkiss
当たり前の場所に戻っていくようにkiss







Love song

僕の音が君の言葉を抱き
君のカタコトが僕のギターを誘い
リズムは揺れ始める
2匹のやわらかい猫みたい


僕の唄が君のページをめくり
君の文字を僕の指が爪弾き
メロディーは戯れてく
できたての和音からませて


ふたりのLovesong
夕焼けのワインに染まりながら
ふたりのLovesong
ありったけの星屑撒き散らそう



君の声が僕の詩(うた)を囁き
僕が即興(アドリブ)で君を音楽(おと)に変えて
くちびるにこぼれ出す
何処にもない子守歌になって


ふたりのLovesong
眠りの島に泳ぎつくまで
ふたりのLovesong
ありったけの星屑撒き散らそう


ふたりのLovesong
夕焼けのワインに染まりながら
ふたりのLovesong
ありったけの星屑撒き散らそう







Super star

見た目の派手さばかりが
やけに目に付く今日この頃だけど
「そんなやり方も悪くないな」
口にしたら咳き込んだ


どっからどこまで線を引いたらいいのか
何度も消しゴムで消しては鉛筆は折れてばかりだ


I'm super star 言い聞かせちゃ挫けてばかりだ
I'm super star 心の歓声が「まだまだ、もっともっと」って



見えない場所への心細さも
確かな場所の頼りなさも
斜めに見上げてみりゃ
結構行けそうな坂道だ


シャドウ・ボクシングみたいさ
見えない相手に繰り出すストレートは
どうってこともなく空を切る



I'm super star 言い聞かせちゃ挫けてばかりだ
I'm super star 心の歓声が「まだまだ、もっともっと」って


I'm super star 言い聞かせちゃ挫けてばかりだ
I'm super star 心の歓声が「まだまだ、もっともっと」って







あか

空は赤 ゆっくりと赤
深い青になる前の赤がいい
自転車が赤 一緒に赤
帰り道にあわせて眺める赤


なんだかいいね 二人で片方づつ
そまりながら半分背伸びさ
ゆうやけこやけでなんだかいいね



空は赤 ひっそりと赤
見たことのない魚みたいな赤がいい
自転車も赤 ペダルの音も赤
帰り道がずっとずっと遠くまで赤


なんだかいいね 二人で片方づつ
そまりながら半分背伸びさ
ゆうやけこやけでなんだかいいね







あくび

公園のベンチ 陽だまりの中
ひざを抱えて背中を合わせて
あくびを一つ 大きく二つ
隣であなたもうつって三つ


いつのまにか僕は答えを急いでた
いつのまにか僕の歩くスピードは上がってた


明日晴れたら笑ってみようか
今日の分も昨日の分も



涙が一つこぼれたら
夜空を見上げて明日を選ぼう
言葉じゃダメさ ココロはどこさ
口づさむメロディーを一緒につなごう


いつのまにか僕は言葉を選んでた
いつのまにか僕の喋るスピードは上がってた


頭の上を雲が流れる ヤな事ぁみんな
雲に乗せちまおう


明日の天気は明日眺めよう
答えは後からついてくるさ


今日の分も昨日の分も
ヤな事ぁみんな 雲に乗せちまおう
答えは後からついてくるさ







あなたの町へ

遠く離れたあなたの言葉が
どんな形でも側にあれば
遠く見知らぬあなたの町が
同じ空でつながっていれば


小さな夜に声をひそめて
浮かぶ月夜につぶやいてみる


あぁ、あなたの空へ
あぁ、あなたの町へ
あぁ、あなたのもとへ
あぁ、届くように



幼いあの日の風の声が
耳をすませば聞こえるだろうか
小さな胸に私のココロは
大きな夢を描いていただろう


飛行機雲のまっすぐさで
とまどいながらも歩いてゆこう


あぁ、あの日の風が
あぁ、あの日の夢が
あぁ、あの日の声が
あぁ、聞こえるように







ココロの部屋

誰もいないのに誰かが呼んでる
窓を開けたらそこに月がある
月の横顔は今夜も優しい
似てないけれど瞳のように澄んでる


分かりにくい呪文はいらない
その香りに揺られて必ず解ける謎


ココロの夜に月がある
いつもレモンの灯りともる
そこに誰もいなくても
引き合う気配がすんでる そっとすんでる



誰もいないのに誰かが唄ってる
ドアを開けたらそこに月がある
月の形は今夜も優しい
祈りの手を合わせた木の実のように丸く


いくつもの色はいらない
光の粉を溶いてほとりとにじむ水彩


ココロの夜に部屋がある
いつもレモンの灯りともる
そこに誰もいなくても
引き合う気配がすんでる そっとすんでる







こんな風景

駅のホーム アパートの階段
小さなパン屋 なんでもない細い道


通り過ぎては消える景色のそこにもあそこにも
いつかの二人がいる これからの二人がいる


もう日が落ちそうだね
ほら 今のあの公園
手をつなぐ影が背高のっぽになって歩いてた



遮断機の前 ウインドウの灯り
花屋の店先 名もない十字路


飛び去っては消える景色のそこにもあそこにも
いつかの二人がいる これからの二人がいる


夜が鏡になってく
ほら すれ違う窓にも
寄り添った影が景色を見ながら映ってた


もう日が落ちそうだね
ほら 今のあの公園
手をつなぐ影が背高のっぽになって歩いてた







つきのふね

月のふねがゆらりゆらり雲の波間を
星をよけてそろりそろり夜に寄り添う


やわらかくふわりふわり明かりをうけて
僕はひっそりうつらうつら夢の中へと


どこかで見た いつだか見た
この場面には確か見覚えがあるんだ
どこかで見た いつだか見た
この場面にはそうだ隣に君がいたんだ


あの日...



水の声をさらりさらり遠くに置いて
耳をすませきらりきらり星の足音


月の涙ほろりほろり声をひそめて
僕の肩にぽつりぽつり夢からさめた


どこかで見た いつだか見た
この場面には確か見覚えがあるんだ
どこかで見た いつだか見た
この場面にはそうだ隣に君がいたんだ


あの日...







ベンチ

春の光あふれる丘の上に
ぽつりとやさしい褪せたベンチがひとつ
ときどき しずかな風がそこから吹いてくる
白い蝶が迷いながら 便り届けにくる


昔そこにすわっていたのか これからたどりつくのか
ときどき わからなくなる 小さなわたしのベンチ


約束は小さな紙に書いて 背もたれにはさんだまんま
風に飛ばされていないなら きっとまだそこにある


道は曲りくねっていても 心がまっすぐならば
きっともう一度見つけられる 小さなわたしのベンチ



雨上がりの濡れた丘の上に
ぽつりとやさしい褪せたベンチがひとつ
ときどき しずかな風がそこから吹いてくる
あじさい色に揺らめきながら はるか流れてくる


昔だれとすわっていたのか それとも一人だったのか
ときどき わからなくなる 小さなわたしのベンチ


あの傘はそっと細くたたんで 背もたれにかけたまんま
誰も気づいていないなら きっとまだそこにある


夢は雲に隠されても 心が行きたいならば
きっともう一度見つけられる 小さなわたしのベンチ


約束は小さな紙に書いて 背もたれにはさんだまんま
風に飛ばされていないなら きっとまだそこにある


道は曲りくねっていても 心がまっすぐならば
きっともう一度見つけられる 小さなわたしのベンチ







ポケット

手が冷たい人は心が暖っかいんだよ
そんな風に比べあうのがいつもの挨拶
木枯らしの中 ポケットに二つの手
だから手袋は一つで足りるんだ


ひゅうひゅう北風 向かい風
色んな事が吹きつけては飛んで行くけど
二人はいつかつないだ手と手になって
同じ温度を分け合ってる


泣いたりしないで きっと大丈夫どんな時も
君が弱くなるとき ポケットに二つの手



手が冷たいのは待ちくびれたからだね
そんな風に「ごめんね」を言うのがいつもの挨拶
木枯らしの中 ポケットに二つの手
缶コーヒー 一ついれて温ったまりあおう


ひゅうひゅう北風 向かい風
色んなものがぶつかっては飛んで行くけど
二人はいつかつないだ手と手になって
同じ温度を分け合ってる


泣いたりしないで 遅すぎたりしないどんな時も
何でも分かってるよ ポケットに二つの手







一枚上手

頭の中をかじりつくしてる
言葉のかたまりに手を焼く
ココロに乗らない文字の残骸
あくびの手つきで口をふさぐ


たいした口調で攻め込んでくる
自分勝手に音を消したら
一枚上手の顔で眺めていようか


上手に並ぶ言葉にたいしたもんだと拍手を送ろう
くじけた素振りでうつむいて傷つきもせず舌を出していよう



赤から青へ色を変えながら
さばく手際のよさに憧れながら
今日の行方を遥かに置いたら
今夜はあなたの言う通り


ソコソコの程度で差し込んでみる
自分勝手に理由をつけながら
一枚上手の顔で負けるのを待ってみようか


上手に並ぶ言葉にたいしたもんだと拍手を送ろう
くじけた素振りでうつむいて傷つきもせず舌を出していよう







曲がり角

ゆっくり手を繋ぎ ゆっくり歩こう
帰る時間が早く来ないように
ゆっくり立ち止まり ゆっくり坂を登ろう
登り切ればきっと夕焼けの中


どうしてかな どうしてだろう
二人それぞれの道を


辿らなければ出会えなかった
さっきの曲がり角



静かに目を見て 静かに話そう
あふれる心震えてるから
静かに息を止めて 静かに目を閉じよう
何処にもない今ここに刻むように


どうしてかな どうしてだろう
二人別々の道を


帰るために立ち尽くす
さっきの曲がり角


どうしてかな どうしてだろう
二人それぞれの道を


辿らなければ出会えなかった
さっきの曲がり角







月の鍵

優しさの明かりの音色が
黒い水面に転がる
愛しき胸のきしみが一つため息をこぼす


はるかな声に足を止めた
夜露に濡れる蝶の夢か


つきのかぎに祈る あの日にかかる橋
遠い行き先たどりながら夜空を渡ろう



眠りの岸辺につまびく
さやけき光 はぐれた唄
途切れた弦の調べが胸のともしびをゆらす


はるかな記憶 波の彼方
切なくまどうはかない舟


つきのかぎに祈る あの日にかかる橋
遠い行き先たどりながら夜空を渡ろう


つきのかぎに祈る あの日にかかる橋
遠い行き先たどりながら夜空を渡ろう







坂道

夕暮れひとり サンダルばきで
自転車ころがし 通りに出れば
手袋忘れた うっかりしてた
戻るほどじゃない このまま行こう


長い坂道 回り道
初めてとおる 知らない道
夕焼けが呼んでる
翼広げたオレンジの馬


とにかくなんとか 歩いてゆけよ
やるだけやったら ここまでおいで


いつもの店で 青い野菜と
一丁百円の 豆腐を買って
ハンドル握れば かじかむ指先
そうだポストに 手紙入れなきゃ


長い坂道 帰り道
だけど今日は 一人の道
夕焼けが呼んでる
風にちぎれた紫の羽根


知らない明日 またやってくる
小さな家へ 帰ってゆこう







四月

彼方から 季節(とき)を超え
足音聞こえていた
風の中 ささやかに花が香っていた
この胸深く 待ちわびていたけれど
心に決めた旅立ちは
その日まで白い光に隠れてる


なんども なんども違う始まりに立つ
こんどこそ 迷わずに歩いてゆこう
誰といても 誰を愛していても
ひとりのわたし
四月のわたしを抱いて



打ち寄せる波のように新しい朝が来て
そのたびに 少しずつ風が変わってゆく
少し遠くて 届かないところに
密かに置いた宝物は
誰も知らず 熱い砂に埋もれている


なんども なんども違う始まりに立つ
こんどこそ 迷わずに歩いてゆこう
何処にいても 雑踏の中でも
ひとりのわたし
四月のわたしを抱いて







終わり良ければ

石ころにつまづいて脱げたサンダル取りに戻ったら
今いた場所 脇見運転のバイク
命拾い そんな訳で今日も生き延びた


終わり良ければ全て良し
終わりなんか待っていられないって それもそうだけど


あの時思い切り泣いたどしゃぶりも
酔っ払って迷惑かけた夜更けもなかったら今の俺はない
君に会った俺はない


見上げればきれいなお月さま 見えるかい?君んところからも
振り向いてため息つくのはほどほどにしとくよ


今ココにあるものが全てなら
あるだけいいさ ないよりいいさ
見つかっただけ きっといいさ だからさ



繰り返してきた日々ある日しっとを見つめ直して
ホントの自分を確かめる勇気 今遅すぎると責められても


終わり良ければ全て良し
終わりなんか待っていられないって それもそうだけど


あの時心折られた悔し涙の夜も しくじって落ち込んだ明け方も
なかったら今の君はない 俺に会った君はない


見上げればきれいなお月さま 見えるかい?君んところからも
振り向いて愚痴を並べるのはココだけにしておこう


今ココにあるものが全てなら
あるだけいいさ ないよりいいさ
見つかっただけ きっといいさ だからさ







春の恋文

風が運んだ 春の匂いに
気付いていても 気付かぬふりで
気付いていても 気付かぬふりで


遠い記憶の優しいベンチ
時の流れに浮かんで届く
時の流れに浮かんで届く


はかない命 変わらぬ想い
風にかざせば 蝶にかわるよ
どこに留まれど君だとわかる



白い恋文 はさまれたまま
青いインクは色あせながら
青いインクは色あせながら


わたしはたたむ 一人の心
いつかの春を消さないように
いつかの春を消さないように


はかない命 変わらぬ想い
風にかざせば 蝶にかわるよ
どこに留まれど君だとわかる


気付いていても 気付かぬふりで
気付いていても 気付かぬふりで







小さな場所

まだ幼い頃 空を見上げれば
不思議に何かそこにありそうな そんな気がして


高く青い空 風に流される雲
手が届きそうな乗れそうな そんな気がして


時が流れても今でも感じる
笑われそうな気持ちさ
吹き抜ける風に遊ばれるように
今日を乗り切ろうと声が聞こえる


遥か彼方の小さな場所に確かな道を刻もう
昨日のコートを脱ぎ捨てたら明日のドアを叩こう


他愛もない今日も明日の為の道



ほら声をかければ通り過ぎた季節が
今日の僕の背中を押す そんな気がして


生まれたての景色 名前のない場所が
約束をどこかで待ってる そんな気がして


手にしたものはいつだってどこか
半分足りないままで
吹き抜けた風が教えてくれた
「君の半分と合わせてごらん」と


遥か彼方の小さな場所に確かな道を刻もう
昨日のコートを脱ぎ捨てたら明日のドアを叩こう


他愛もない今日も明日の為の道







少年

酔っ払ってる けんかも慣れてる
ふてくされてた 笑顔で傷つけられた


唄を作った 唄をうたった
しゃがれた声で酔わせたりもした


だけどその目は曇れない
曇らないんじゃなくて曇れない
あなたは痛みに慣れきれはしない
大人になっても痛みの少年
いつまでたっても痛みの少年



横道それてる 裏道知ってる
お日様まぶしくて夕方まで眠ってた


言葉を探した 言葉を知らなかった
でも知らないことで減ったりもしない


いつもその目は曇れない
曇ったようにみえてちゃんと映してる
あなたは痛みに慣れきれはしない
大人になっても痛みの少年
いつまでたっても痛みの少年







僕は行く

ガタゴトと音を立てて僕の夢は走る
明日のカーブを遠くに眺めて今日の息を切らす
せめて今日を悔やまぬようにと胸を痛めながら
ため息が重なる雲を眺め窓際に肘をつく


あの日見つけた確かなものは
今この胸の中に揺られたまんまさ


僕は行く 地図は持たずに
僕は行く あの日見たあの場所へ
僕は行く 地図は破いて
僕は行く あの日見たあの場所へ



ドカドカと分かったつもりで僕はここまで歩いた
たいしたもんなんて背負っちゃいないと身軽なココロで
ところが強気な顔で向かい風があおる
気が付きゃいつまでたってもグルグルと同じこの場所だ


あの日踏み出したはずの一歩は
そうこの場所で足踏みをしてただけさ


僕は行く 地図は持たずに
僕は行く あの日見たあの場所へ
僕は行く 地図は破いて
僕は行く あの日見たあの場所へ







夕立の前

夏がため息をつくわずかなひとときに
低く下りた雲が心もてあます
鳥はねぐらへ飛び 風は濡れた匂いを運ぶ
乾いた熱が追い立てられてゆく


だけどあんまり痛い程
抱え続けてたから
涙の雨がなかなか落ちない


こんな時一つだけ必要なものがあるなら
傘じゃないのは確かさ
ただ隣で ただ黙って
降り始めの時を待とうよ 夕立の前



風が暑さに眠る八月をさまして
鉛色の雲が心もてあます
誰もが急ぎ足になり 淀んだ野生がふと蘇る
少しの望みと諦めを混ぜて


だけどあんまり長い事
抱えすぎてたから
涙の雨がなかなか落ちない


こんな時一つだけ必要なものがあるなら
傘じゃないのは確かさ
ただ隣で ただ黙って
降り始めの時を待とうよ 夕立の前







帰り道

うすく月の影がぽかり浮かぶ空
仕事帰りの道 いつもの道
小さなため息 一つ 二つ
時折過ぎて行く優しい風


次の角を曲がれば ほら
交差点 信号待ち 君の笑顔


交わす言葉もなく 歩く夕暮れ
つないだぬくもり離さぬよう



君が口ずさんでる誰かの唄
僕はあくび一つ 見上げた空
いつからだろうこんな風景
小さな坂道 帰り道


次の角を曲がれば ほら
踏み切り 鐘の音 慌てる君


夕暮れの似合う街 この坂道
つないだぬくもり離さぬよう


交わす言葉もなく 歩く夕暮れ
つないだぬくもり離さぬよう

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