2006-04-29 (土)
■[読書] 中島義道は2冊続けて読むとうんざりするが、でもいいのだ
そんなわけで、中島義道『孤独について―生きるのが困難な人々へ (文春新書)』を読んだ。第四章のY教授夫妻の話、わかりすぎてやだ。
第三章の、ヒルティ『眠られぬ夜のために』の引用がピンと来た。
p.117
神の恩寵にあずかっている事実は、普通次の二つのことではっきり認められる。まず第一に往々突然、なんらの外的原因もなく現れてくる超地上的な歓びによって。しかし、いっそう確かな印は、そういう人がエゴイズムと結びついた事柄ではけっして成功せず(ほかの多くの人たちはいつもうまくいくのに)むしろ困難なこと、常ならぬことでは不思議と立派に、しかもたやすく成功することである。

