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Jima-Don

2017-11-26

「必殺仕事人IV」鑑賞マニュアル

 HDDを整理している、嫁が録画して観ることが叶わなかったものは、なかなか消しづらい。そんな中で何年か前に再放送でひょこっとやった「必殺仕事人IV」が残っていた。
 これは、なかなかひどい。
 これは褒め言葉なのである。恐ろしく良く出来た、時代劇の形をとった娯楽バラエティー番組なのだ。
 しかし楽しみ方を知らなければ、この作品は全く面白くない。
 このシリーズ、脚本は「(依頼人現れる+悪人登場+いくつかのコーナー挟む)のランダム→出陣→殺し→中村家コント」と至ってシンプル。それしかやらない。
 ドラマと思ってみることは全くお勧めしない。

 久しぶりに、この番組本放送時の、小学校のころに熱中していたあの鑑賞法で思いっきり楽しもうじゃないか。

 まずドラマはけだるく見ます。
 「あ、こいつ殺される」「こいつが悪人か?」15分くらいはクイズ感覚で鑑賞しましょう。迂闊に被害者に感情移入すると、仕事人IVの悪人の連中、結構えげつない。もう悪いやつはとことんワル。気分悪くなります。でもそこまでワルじゃないと、かんざしで刺されたり三味線で吊られる死にざまを全国ネットに晒され、笑いすら起こされてしまう存在にはならないからです。
 唐突に登場する玉助コーナーは確実に見ましょう。苦節俳優・梅津栄さんの一世一代の当たり役です。よく見ると若いです。
 ドラマとして観ると、とにかく悪党どもをこいつらだけは生かしちゃおけない、という感情に連れて行くようによく出来ていると思います。が、毎回そればかり吸収すると負の感情が相当溜まります。程々に。

 さて、依頼が行われ「しっかりしろいコーナー」がしらじらしくおこなわれます。ないときは「あ、ちょっと脚本家ががんばった回だ」と思って結構です。依頼人が死ぬ瞬間に何故か仕事人が駆けつけるあれです。ここから、一気に感情移入をしてください。
 アジトのシーンでは挿入歌が流れます。ぜひ覚えて歌いましょう。一緒に歌うと高揚感もMAX。
 出陣の音楽とともに殺しが行われます。やっていることは冷静に考えればおもしろ殺人ショーです。しかし、そんなことはもう頭にないはずです。どんなにばかばかしい釣り下がり方で悪人が死んでも、山田五十鈴があまりの最小限の動きで悪人を倒しても。それはもう関係ありません。上記のことをやっていれば確実にハイになっていてどうでもよくなっています。

 …とまあ、斯様にして何話か仕事人IV見た。いくつかに至ってはハナから見ず、全部HDDからは消した。

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