Hatena::ブログ(Diary)

Jima-Don

2014-04-06

ハイコレのレポ(3)

 いやー、変に時間がかかってしまった。
 ハイコレ話完結編です。

 自分、かなり営業を掛けまして会社の人が観に来ていただいたり、ひょんなことで知り合いになった、通好みの酒屋の大将が観に来てくれたり。店は宇美町の山の奥なのですが、普段は料亭とか名の通った寿司屋とかに卸しているらしい・・・!将来バー経営目指してるバンドマンのみなさーん、仲良くなっとくと絶対いいですよ!!詳しく知りたい方コメント下さい。

 大昔のラジオ仲間が数名来てくれました。
 「パオーン」「3P」「ラジオはアメリカン」でレジェンド級の常連・知情意隊の江副さんが来てて。なんと10年ぶりくらいの再会。
 その話を休憩中、実は熱心なリスナーだったらしいパトラにしたら衝撃を受けていた。終演後あらためて紹介しようと思ってたら、いつの間にかもう話とかしてたらしい。

 ツイッターで知り合ったあび卯月さん、「ほぼ西鉄バスの旅」のちょんびんさん、QMAで知り合ったなる夫さん、会社の女性などかなり多彩な方々においでいただきました。本当にありがとうございます。・・・あ、うめこ先生は呼んだとたんまさかボギーに惚れるなんて・・・。オクムラユウスケさん見たらどんな反応するだろうか。

***

 「たまの本」という名著があります。竹中労さんの遺作になった本です。
 メジャー音楽シーンにアングラミュージシャンが放り込まれる様の克明なドキュメンタリーでした。
 たまって、異様にミュージシャンズミュージシャンで、音楽やってる人とそうでない人の評価が極端に違います。この本の影響、結構大きいのだと思う。
 何度も竹中さんから「メジャーの流儀」を教わっていく様。
 「自主規制を自らするのがプロ」の下りなんかとても印象的です。

 ライブの打ち上げ、大変楽しかった。
 しかし石川さんやアダチさんから、結構言葉の端っこで
 「次はここら辺はちょっとこの世界ではダメだから、次は気をつけてね」
 ってヒントをたくさん頂いた。
f:id:jimadon:20140401224350j:image:w360
f:id:jimadon:20140401224353j:image:w360

 自分は反省しながら考えていたのですが、あの本の中での石川さんが20年の月日を経て、竹中さんの立場で優しく僕らを諭してる、みたいな。そして何度読み返したかしれないあの本での「たま」役に自分という。
 これは凄いことになったのじゃなかろうか。
 20年前、どうしようもなくくすぶってた自分に誇らしいことを出来たなあ。
 引きこもっていた時期、何度もこの本を読んでいたことを思い出します。バンドを始めるのには凄い時間かかったし、始めてもうまくいくようになるまで時間を掛けた。多大な迷惑も掛けた。
 何とかその時間を、その迷惑を無駄にしない結果を残した小さな一歩目。

 さて、この幸福を土台にして、もう少し高みを目指してみることにします。

***

 ところで、帰りがけボギーー・パトラ・漢方・マリさんとレンタカーで送ったのだけど、「運転がうまい」とえらい褒められて小躍りしたのは内緒です。なんか暇あったら2種免許取るかなあ・・・。

2014-03-31

ハイコレのレポ(2)

 実は会場入り、石川さんとまったく同じタイミングで。
 諸事情あってレンタカーで向かったのですが、箱崎水族館前で前の車がバックしだして駐車始めたなあ、あれれれあの助手席、うわわわわ!みたいな。

 そんなわけでそこから先は恐縮しまくりで。
 いや、よく考えたらあの車運転してたのはアダチヒデヤさんだからね?ボギーだってもう凄い人レベルだからね?そんなわけで凄い人々に囲まれっぱなしで、本番までマリさんと2人でリハをアホのように眺めておりました。
f:id:jimadon:20140401224349j:image:w360
 パーカッションセットの年季の入りようは壮絶でした。
 ファンだから知識はあるけど、あんな間近で観たことは初めてだから。
 出来ればこないだ完全に崩壊したという、初代の立ち太鼓も間近で見たかった。

 リハでの石川さんの「かなしいずぼん」の台詞が壮絶!!
 「・・・奥さん、あんた、ボギーでしょ!」
 しかし内容、文章に残すのは無粋かつなかなかゲスかった(苦笑)。
 あまりに面白かったので、今度宇宙サービスでラウンジサウンズ出たら、いつも石川さん台詞の真似をしている「ロシアの文豪」の間奏で、それのある程度再現をやりたし。観に来てね!!(※その台詞と同じレベルのゲスな宣伝!!)

 あっという間にライブ始まって、自分とボギー終わって。
 石川さんのライブはボギー、自分と並んで袖で。

 結局たま時代の曲は「ぼけ」しかやらない清々しさ。
 石川さんは楽器の技巧じゃなく、「ライブを見せる」「楽しませる」方向の技巧に特化した凄い人だなーと再確認。
 「毛虫おじさん」がとにかく頭に残った。次の日ずーっと鳴ってたもんなあ脳内で。動画でも見たことあったのに、何でだろう。ライブのほうが後を引くんですよ。
 「たまの映画」で印象深かった「夜の牛たちのダンスを見たかい」が聴けた。泣きそうになった。 「オンリーユー」は嫁と聴きたかった。嫁、呼んだんだけど来てくれなかった。最近石川さんそっくりになってきたからだろうか・・・。

 コピバンは「リヤカーマン」「らんちう」「かなしいずぼん」「学校にまにあわない」など。
 この日、20年前たまを教えてくれたうめこ先生が来てくれた。
 もう、最前列でうっとりした顔で見てましたとも!!そのうっとり具合は当時ヤナちゃんを観ながらとろけてた表情そのもので。後で聞くとボギーに惚れてたらしい(苦笑)。
 リハでも思ったけど音が本物だもの!
 今回はGさんボーカルがなくて残念だったのだけど、打ち上げでボギやんに訊いたら
 「Gさんの曲、凄くギター難しいの多くて・・・」
 なのだそうで・・・。
 本番では「かなしいずぼん」の石川さん台詞、サムラゴーチネタだったのですが(こちらも十分ゲス!!)、この台詞のネタ自分も直前に思いついていて、ゴーストライティングして渡しとけば美味しかったろうなあ・・・と後悔したのは内緒。

 アンコールの「326」は意外だったなあ。リハでその曲目聞いたとき
 「渋っ!」
 「でしょー!」
 って会話して。

 夢のようなライブでありました。客としても楽しかったろうに、とも思ったんですが、なぜか不思議な感覚で自分は袖で、主催者的な感覚になってまして。お客さまのほうの顔に満足感を得ておりました。
 まだまだ舞台事はひょっとしたら長い仕事になるかもしれない、そんな気分に捉われている次第であります。毎回、こんな舞台にするために尽力しなきゃけりゃいかんのだな。
 思えば嫁に伝えた音楽活動の目標は果たしたのですが、そこから上を目指すと言うのはそういうことなのだな。
 ありがとう来て頂いた皆様、主催のボギー、コピバンのアダチさんとてっしーさん、そして石川浩司さん!
f:id:jimadon:20140401224352j:image:w360

2014-03-30

ハイコレのレポ(1)

 先日は石川浩司来福「ハイコレ129」ご来場いただきありがとうございました。
 濃密過ぎる一日でした。

 きっかけは石川さんのツイッター発言を自分が拾って、それをtueさんが拾ってボギさんに伝えて・・・という絶妙なリレーが見事にはまり、うまい具合に決定まで行き。
 日程まで含めてさまざまなミラクルが起きて、豪華公演になったのではないかと。休日公演だったらアダチさんのキャスティングは難しかったんじゃなかろうか・・・。つくづく、色々ボギーマジックだなあと。

 気恥ずかしい話なのですが、嫁には一度音楽活動について
 「まあ、たまのメンバーの人と対バンできたら目標達成かな」
 なんて、強がったことがあります。
 宇宙サービスなんてライブハウスで邪道な人々がそこまでいくわきゃねえだろう、いや行くかもね(苦笑)くらいの意気込みだったのですが、達成してしまったじゃないですか!ヤダー!

 流石に恥ずかしいライブは見せられない、という事で今回は真剣に
 「生演奏をやろう」
 と意気込みまして、3ヶ月練習しまくりました。
 2月中旬ごろ、宇宙サービスの舞台監督であるてっちゃんが真剣に不安視してたので、かなり綱渡りだったのでしょう。
 オケを出すアンプだけでは音が細そうなので、ナカヤママリ先生にサポートでベースを頼んで。本当はギターにもう一人入れたくて、木藤和也君に声を掛けようとしてたんだけど、練習初日でたまきお君が気持ちよさそうにギター弾いてるの見て木藤君に泣く泣く断りを・・・本当に申し訳ない・・・。
 そのたまきお先生、マリさんとある日の練習帰りに食事行って「初めて音楽で参加してる気分です!」って言ってたらしい。ギター、宇宙の曲でも入れたら面白いかな。「TVO」とか。
 ドラムの風原君、練習完パケさせたとき、終わった後「二度とやらねえ!!」と叫んで(苦笑)。
 実はこの完パケが本当に出来がよすぎて、終わった後
 「ヤベエよ!本番前に最高のやつ演っちゃったよ!!」
 「何で録音も録画もしてないんだ!!」
 って叫んじゃったほど。
 風原君は1月ではバスドラ踏むのも慣れない感じでやっていたのに、本番でも曲のクライマックスでバスドラ刻む箇所、物凄い高揚感出てた。ここまで出来るとこまで来たのなあ。

f:id:jimadon:20140330214732j:image:w360
(※後ろからあの人が見てる!!)

 実は自分も楽器やる(いつものパソコン演奏)予定だったのですが、2月頭に機材運搬で腰やっちゃったんです。
 そう、ツイッター生存確認している方にはわかると思うのですが、腰痛をひどくさせた一因がこの練習だったのですな・・・。
 久々に見てくれた友人が「周りはがんばっているのにお前は歌だけ歌いおって」と感想をいただきました。すみません、そういうことなんス・・・。
 ちなみにこの日のたまコピバンのGさん(てっしー)もギックリ仲間で、腰痛コルセットの話でたいそう盛り上がりました。

(セトリ)
1 宇宙から来たたくあん
2 詩人ボォやん(生演奏ver)
3 リヤカーマン(カバー)
4 男気
5 これ以上成長の望めない君に

 実はこの日は原因不明の機材トラブルで、仕方なしにたまきお君がiphoneからの音出しを余儀なくされてDJ感ゼロでありまして(苦笑)、ギターやってなかったらますます謎の人感があったのでは・・・。
 リヤカーマンのカバーの前の自分のMCと男気のてっちゃんのMC、20年前たま観に行ってた感伝わったでしょう(苦笑)。
 「ライブイン嬉野ジャズフェスティバルでのヤナちゃんのMC風に次の曲を紹介すると・・・」
 あれよく覚えてたなー。とっさに記憶によみがえって言った台詞です。

 人的トラブルもあって結構やりたいことが飛んじゃって多少不完全燃焼だったのですが、打ち上げでその辺の話をしていたら石川さんから
 「じゃそれは次回で」
 と言って下さったので、今回はこの程度で済ませとけ、次あるからなんて見えざる手が導いているのでしょう。いつになるかわからないけど楽しみだ!!

(写真提供:ちょんびんさん)

2014-03-02

到達点とその先の設定(※大事なライブ告知あり)

 えっ・・・去年の11月から間・・・開きすぎ・・・?

 詳しくは書かないけど、特にネット上で何かやることの意味を見失ってしまった感のする出来事があってねー。
 もう、こんなばかばかしい歴史なんかほおり投げたほうがええわい、などと葛藤が続いていたこのタイミングで。バンドのほうに長年来の夢実現、みたいなオファーが来ました。ええー、憧れのあの人と、みたいな。

***

3/26(水)「ハイコレ129〜デキソコナイの後進〜」@箱崎水族館喫茶室
open19:00 start19:30
前売3000円 当日3500円+1drink order
出演)
石川浩司(ex.たま / パスカルズ)
ボギー
宇宙サービス
special act)石川浩司withたま完全コピーバンド

チケット予約:問合せ
e-mail:yokotin_b@hotmail.com

主催・ヨコチンレーベル
http://www3.to/yokotin

***

 やばいんですよ!
 これって要はある意味到達点じゃないですか!!
 おれ自身が敬愛する、そして音楽は演るものとして一番最初に意識して聞いたバンド、たまの石川さんですよ!!
 実はこのブッキング自体は石川さんのツイッター発言がきっかけ。自分のほうも少しがんばりました。tueさんの多大な協力、ボギーの尽力で実現。
 何とかこぎつけた場所に自分が立っているのはわかるんだけど、本当にあとは足が震えてしまう。あそこに立ってよいものか?あそこにたつと終わりが見えてしまうんじゃないか、と。

 だから今度のライブは色々チャレンジします。普段どおりの自分たちもやります。是非「デキソコナイの後進」っぷりを楽しんでいただけたらと。いやー、本当に今から楽しみです。
 音楽ではもうライブ後に出現するであろう次の到達点を考えてる。
 ネットでの活動もまだまだ大丈夫なのかな。そろそろ再開の兆しに手をつけるべきか。きっと次の到達点が見つかるかも。

2013-11-08

宇宙サービス10周年ラウンジサウンズ

 10/22から11/5まで3本ライブ、しかも気の抜けないオファーばかりであったこと、あとはまあちょっと察して頂戴的出来事がありライブレポを書いていなかったのですが、ようやく日が経って体力も回復してきたこともあって。ゆっくり書きます。

 10/22の10周年ライブはいろんな意味で特異点な日。

 この日自分は有給をとっておりました。ライブのこともなんですが、この日は嫁のがん検診の区切りの日でもあり、インフォームドコンセントに出かけてました。
 癌の再発は、抗がん剤が消しきれなかった癌の生き残りが表れたということ。そしてそれは、抗がん剤の効かないタイプへの変異ではないか、という懸念。

 この日の前まで、自分はライブのほうに浮かれておったのです。
 直前にボギー氏から
 「シークレストゲストに清水宏さんが決まっちゃいました・・・!」
 ってメールが来て。もうどう転んでもライブは成功するじゃない。
 でも流石に、自分は嫁との病院に挑む際、こう念じてしまった。
 「ライブうまく行かなくてもいいから嫁にいい結果が出ますように」
 だなんて。

 結果は大吉と出ました。抗がん剤は効果を発揮し腫瘍は消滅。

 「こりゃ、まずいな。ライブうまく行かないんじゃないか」
 と考えた通りちょっと集客が、呼べた客と同じくらいの「来れません」的なお詫びメールを受け取る結果に終わった。まあ、でも集客ですんでよかったのだと思う。ライブの中身は実際頑張ったのだから。この盛り上がりようで。
f:id:jimadon:20131108223754j:image:w360

 この日のライブはどのバンドも素晴らしかった。
 ロゴスでお世話になったクルセイドさんは沢山お客さんを呼んでいただいた。
 michiさん、自分に似ていると思っている。一途で不器用だけど光る武器を持つ男。
 一銭めしやはラウンジサウンズの戦友。何度もおめでとうといっていただいた。
 岩国からわざわざ呼んだ戸川碧子、ミラクルを起こした。終演後みんなが息を呑んで無音に。ぶったまげたボギーは来月のオファーをすぐさま投げてた。
 ポカムスも戦友、というより藤田君がこの今を生き抜く戦友。まさかのヤマさんからのジマオ祝福コール連呼。
 もう20年を超える付き合いの戦友、DJびぃびぃもいい仕事してくれた。
 清水宏さんのMC、幕の後ろで準備してる自分たちが声上げて笑ってしまった。

 実際、自分たちは色々なトラブルが続いて少しばかりギクシャクしていて、このライブ迎えられないのではという焦りを何度も経験した。
 もう少し円満に事が進んでいれば集客も、このライブの企画ももっと豪華に出来たのかもしれない、と思った内容に終わったところもある。
 だが何とかやりきりました。あてぶり芝居とか独裁者の行進とか懐かしいギミック盛りだくさん。何より宇宙サービスの名付け親・キドイチロウくんが来てくれた!!ステージに上げたキドイチ、アドリブを外さない!!さすがステージの天才であった。
 アンコール前にやった曲は「これ以上成長の望めない君に」。
 この日はミニコミと一緒に急ごしらえして音源を作った。
 この曲は嫁の手術後、医者が開腹した結果癌だった事を告げた日の夕焼けの歌。
 
f:id:jimadon:20110120175718j:image:w360

 やってよかったとおもったよ、この曲歌って。

***

 キドイチ、終わった後身の上話。
 「いやあ、農業が当たっちゃって大変で。人雇いたいんですよ今!」
 おいおいその話本当か?
 嫁さんを案じる言葉を交わしたあと、これ、お見舞いだから取っといてくださいと小さな封筒。少し覗いたら寸私的なお札が見えて「キド君、大人になったねえ」見たいな話して別れて。

 打ち上げの席で封筒の中身見て、ボギー、クルセイドの白夜さん、びぃびぃくんの前で仰天。寸志には多すぎるほどのものが・・・!!

 とそこに清水さんが合流してきて又大騒ぎ、説教、大盛り上がり。

 本当にこの日は特異点だったなあ。
 次の日、有給二日目。抜け殻のようにぼんやり過ごした。