jimusiの昼寝

2005-09-17

[]奇妙な史料分類法 続き

 9月11日のコメント欄で、青龍さんから、「第四次史料」と「第五次史料」とが「坪井九馬三博士の提唱した、時間と場所を基準にした史料分類法」に出てくる「四等史料・五等史料」のことではないか、とのご指摘を頂きました。そして、青龍さんに紹介して頂いた、旧思考錯誤板における史料等級論についての議論も、大変に勉強になりました。

 ところで、「四次史料」で検索してみて、次のような記事を見つけました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%AD%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88

ホロコースト (ウィキペディアの記事より引用)

1942年1月20日、国家保安部長ラインハルト・ハイドリヒによってベルリン郊外の高級住宅地アム・グローセン・ヴァンゼーにある邸宅で次官級会議が開催され、「ヨーロッパにおけるユダヤ人問題の全面的解決」について討議された。〜議事録とされる「ヴァンゼー文書」は作者、作成年代、作成場所が判明しないため、歴史学からの観点から言えば、「ヴァンゼー文書」は第四次史料に当たる。よって、ヴァンゼー会議の存在は未だ立証されていない。

また、この記事の参考文献として、以下の2冊が挙げられています。

木村愛二アウシュヴィッツの争点』 リベルタ出版、1995年6月、ISBN 4947637331

ノーマン・G・フィンケルスタイン著、立木 勝訳『ホロコースト産業』三交社、2004年12月、ISBN 4879191582

 どちらも未読なので断定的なことは言えませんが、この記事の多くの部分が、木村愛二氏の著作に依っているもののように思われます。もしも木村愛二氏が「第四次史料」という言葉を使っているのなら、氏はホロコースト否定論者として知られている人物だそうですから、歴史修正主義者の間ではこのような奇妙な史料分類法が広まっているのかもしれません。

 なお、同じく「四次史料」で検索することで、武悪堂さんと全く同じことを述べている記事を見つけました。「教えて!goo 従軍慰安婦と大学教授」というところで、juntという人物がこの奇妙な史料分類法を紹介しており、その部分は寸分違わず同じ文章でした(http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?qid=1183952)。武悪堂さんがこの文章をコピペしたのか、あるいは別のところからコピペしたのかまでは判断できませんが、このようにして歴史学への誤った認識が広まっているとしたら、困ったことです。

[]絶対少年 第17話

 大きな事件が起こったりはしないけれど、相変わらず順調に面白いです。コミュニケーションとディスコミュニケーション、見えているものと見えないものを描き出す、物語の語り口の巧みさは流石だと思います。ハナさんの科白は、やや説明的に過ぎた印象がなきにしもあらずでしたが、こういう科白を述べるに相応しいキャラクターであることもまた確かでしょう。

 理恵子は、今回痛々しさが際立っていました。成基を心配して手を震わせる様子はまさに「恋する少女」という感じなのですが、本人が成基への気持ちに自覚的でないところが何とも……。

 一方の成基も、希紗に対しては素直に気持ちを表せるのに(「いてくれないと困る」は、口説き文句とも受け取れそうですが)、理恵子には必要以上に突き放すような物言いになってしまっており、これまた痛い感じですが、そのような科白を言ってしまう物語の流れの作り方が実に上手いと思います。

 美佳姉さんが再び登場して正樹に接触しましたが、それは単なる興味からきたものなのでしょうか?あるいは、彼女には何か明確な目的があるのでしょうか?

 余談ですが、美佳を演じる鈴木真仁さんは、かなり以前に『絶対少年』という題名のCDアルバムを発表しておられました。部屋を発掘して、聞きなおしてみたいと思います。

 それから、須河原さんにインタビューしていたアナウンサーを演じていたのが並木のり子さんだったことに気付き、鈴木真仁さんと並木のり子さんならチャチャとお鈴ちゃんだなあ、と『赤ずきんチャチャ』を懐かしく思い出しました。

野良猫野良猫 2005/10/01 00:05 同様の史料を分類するやりかたは「戦争論(小林よしのり)」でも紹介されています。何かの資料に対して「信頼性が低い」という意味で使っているのですから、反論する側としては「これは信憑性の高い内容ですよ」と訴える必要があります。
 こういう場合、「相手の言うことはデタラメである」と言い合うだけでは何の解決にもなりません。たとえば、別の資料との関連性を提示して信頼性を高めたりする方法もある。
 それは否定的な見解をもつ「歴史修正主義者」とあなたが分類した人達に対する、あなた自身の義務でもあります(もちろん出来る範囲で)。

 ちなみに「歴史修正主義者」という定義も面白い。これを「自らに都合の良いように歴史を書き換える人」とするならば、彼らをそう呼ぶ人達は「真の歴史」と言える知識をきちんと備えている、ということになります(少なくとも、彼らに比べては高いレベルであると)。

 当然、それなりの知識を求められることになるし、ネット上の記事に限らず参考になる書籍なども質問されるようになります。もちろん、歴史的経緯をきちんと説明できるレベルという意味です(ソ連のフィンランド侵攻と日中戦争の差違を語れるくらいには)。

 ある種のレッテル貼りというものは、思考の負担を減らすために日常生活で欠かせないものなんですが、安易に使うと「(特定の知識について)誰の挑戦でも受ける!!」という自信の表れとも解釈されます。誰かに頼らずに切り抜けられる力量が無いならば使わない方がいい。
 別に政治ネタに限ったことではないんですけれどね。

jimusiosakajimusiosaka 2005/10/02 23:08 野良猫さん、お久し振りです。
私が『奇妙な史料分類法』というエントリで指摘したのは、武悪堂さんが述べられた「第一次史料〜第五次史料」という史料分類法が、通常の歴史学において用いられていないものである、ということです(これは、drmccoyさんのコメント欄において指摘している通りです)。つまり、歴史学の方法について述べているのであって、個々の史料の信憑性について論じているのではないのです。だから、野良猫さんの「同様の史料を分類するやりかたは「戦争論(小林よしのり)」でも紹介されています。何かの資料に対して「信頼性が低い」という意味で使っているのですから、反論する側としては「これは信憑性の高い内容ですよ」と訴える必要があります。」というご指摘は、的外れであると思います。
なお、これもdrmccoyさんのコメント欄において指摘したことですが、「一次史料・二次史料」という分類は、「信頼性が高い・低い」という意味ではありません。もしも小林よしのり氏が、そのような意味で「一次史料・二次史料」という分類を使っているのなら、それは明らかな間違いです。

>当然、それなりの知識を求められることになるし、ネット上の記事に限らず参考になる書籍なども質問されるようになります。もちろん、歴史的経緯をきちんと説明できるレベルという意味です(ソ連のフィンランド侵攻と日中戦争の差違を語れるくらいには)。 

 私がエントリで述べたことに対して何かご質問がおありでしたら、ご遠慮なくどうぞ。こちらの可能な範囲で、お答えさせて頂きます。ただ、なぜここで「ソ連のフィンランド侵攻と日中戦争の差違」という、私がここまで全く触れたことのない話題を持ち出されるのか、理解に苦しみますが。

野良猫野良猫 2005/10/03 02:54
……ふむ。それでしたら、「史料の分類法」と「歴史修正主義者」という題材は切り離して取り扱う方がいいでしょう。分類法などにミスがあるとしても、それは個人の思想などとは無関係ですからね。
 もしも「歴史修正主義者たちは、都合の良い史料ばかり引用して持論を強化している」と主張したいのなら、これは偏見やレッテル貼りというものになります。
 また、ドイツと日本では政治的な事情なども異なりますし、ドイツのホロコーストに疑問を感じている層と、日本の戦争責任に関心がある層の間には大きく隔たりがあります。「歴史修正主義者」という一つの分類にまとめるのは、かなり無理があると思います。
別に連帯した思想的コミュニティがあるわけでもないのですからね。
(このへんは「ネット右翼」論とも重なりますが)。
 
 こうなると、ジムシィさんの語る「歴史修正主義者」の定義が何なのか関心がわいてきます。よかったら説明していただけますか?(日本を右傾化させて世界征服をたくらむ人々、とか言われたらどうしよう……わくわく)。

 余談ですが「ネット右翼陰謀論」とは、人工的なイデオロギーを用いて「思想的エリート」を自称していた人達が、近年の地域や家族に根ざした「歴史感覚」を持った人々の発言力が強くなったきた事への恐怖心の現れだったと解釈しています。
 冷戦崩壊後、形を変えて生き延びてきた左翼勢力と民衆の、思想的な衝突と言えるかもしれません。
 こうした構図は「コトダマイスト」と「リアリスト」の対立という形で「逆説の日本史(井沢元彦)」などでも紹介されています。

>「ソ連のフィンランド侵攻と日中戦争の差違」という、私がここまで全く触れた
>ことのない話題を持ち出されるのか、理解に苦しみますが

 ……この比喩にある意味がわからないんですか? 国家間が戦争に至るにはいろいろな歴史的経緯がある事はご存じですよね。たとえば「日本は中国を侵略した」と述べるなら、どうして戦争になったのか、外交交渉や現地での停戦はどのように進められたか、世界各国はどのように評価していたか……などの知識が必要です。
 まさか、「日本列島に居るべきの日本軍が、中国大陸に居たから侵略なのだ」では説明にはなりません。

 スターリン政権がバルト三国を併合し、何の軍事的挑発もしていないフィンランドを攻撃したことと、日本が支那事変に至る経緯が同じだとは考えていませんよね?
 ご存じでしょうが、歴史というものは「点」だけでなく「面」、流れとして把握していないと単なる丸暗記の山にしか過ぎません。

 無理には薦めませんが、ネット上の資料や誰かをあてにするのではなく、身銭を切って書籍を買った方がいいでしょう。amazonの古本に絞るなら、2〜3万くらい出せば良書がたくさん手に入ります。僕がやってる「のらねこ書店」にも置いてありますので、よかったら目を通してみてください。

jimusiosakajimusiosaka 2005/10/07 01:01 野良猫さん、レスが遅くなり失礼致しました。
>ふむ。それでしたら、「史料の分類法」と「歴史修正主義者」という題材は切り離して取り扱う方がいいでしょう。分類法などにミスがあるとしても、それは個人の思想などとは無関係ですからね。〜 また、ドイツと日本では政治的な事情なども異なりますし、ドイツのホロコーストに疑問を感じている層と、日本の戦争責任に関心がある層の間には大きく隔たりがあります。「歴史修正主義者」という一つの分類にまとめるのは、かなり無理があると思います。別に連帯した思想的コミュニティがあるわけでもないのですからね。

 私が述べたのは、次のようなことです。「南京事件はなかった」と主張する人々の間で「奇妙な史料分類法」を用いている人が多くみられること。そして「ホロコーストはなかったと主張している木村愛二氏も同様の分類法を用いているようであること。さらに「南京事件はなかった」と主張する人々も「ホロコーストはなかった」と主張する人々も、ともに「歴史修正主義者」と呼ばれていること。よって、この「奇妙な史料分類法は「歴史修正主義者」の間で広まっているのかもしれない、と推測できるということです。
 ですから、「歴史修正主義者」と「奇妙な史料分類法」との間にどのような関係があるのかについて、今のところ断定的なことは述べられません。この「奇妙な史料分類法」を使い出したのが「歴史修正主義者」たちなのかどうか、この分類法がどの程度彼らの間に広まっているのか、そしてこの分類法が彼ら以外の歴史研究者のよって使われているのかどうかについては、まだ確認できていませんから。
 ただ、このような「奇妙な史料分類法」を使っている「歴史修正主義者」の人々が、歴史学の基本的な方法について無知であるか、あるいは故意に歴史学の方法を無視しているのかのどちらかであろうということは、ほぼ断定しても良いのではないかと思います。
 それから、「ドイツのホロコーストに疑問を感じている層と、日本の戦争責任に関心がある層の間には大きく隔たりがあり」、両者を「「歴史修正主義者」という一つの分類にまとめるのは、かなり無理があると思います。」「別に連帯した思想的コミュニティがあるわけでもないのですから」とのことですが、これはどうでしょうか?二つのものを「一つの分類にまとめる」という場合、それらに共通した構造やパターンが見られるのであれば「一つの分類にまとめる」ことは可能なことであって、二つのものが近しいものであるかどうか、「連帯した思想コミュニティがある」かどうかは、必ずしも前提条件とはならないでしょう。

> こうなると、ジムシィさんの語る「歴史修正主義者」の定義が何なのか関心がわいてきます。よかったら説明していただけますか?(日本を右傾化させて世界征服をたくらむ人々、とか言われたらどうしよう……わくわく)。

 あまりご期待には添えそうもありませんが……。まず、歴史学において「歴史修正主義」という場合、通説に対してこれを修正する研究、という字義通りの意味合いがあり、これは様々な研究分野において見られるものです。しかし、特にファシズム時代に関する分野において、学問的な研究方法を無視したり軽んじたりするやり方で「ホロコーストはなかった」などの主張をする人々がおり、このような人々を特に「歴史修正主義者」と呼ぶこともあります。私が今回のエントリで述べた「歴史修正主義者」は、後者の意味で用いています。

>余談ですが「ネット右翼陰謀論」とは、人工的なイデオロギーを用いて「思想的エリート」を自称していた人達が、近年の地域や家族に根ざした「歴史感覚」を持った人々の発言力が強くなったきた事への恐怖心の現れだったと解釈しています。

 「ネット右翼陰謀論」とは何ですか?また、「「思想的エリート」を自称していた人達」とは、具体的にどのような人々のことを指しておられるのですか?

>……この比喩にある意味がわからないんですか?

 はあ、「比喩」だったのですか。随分と唐突な「比喩」なので、どうも野良猫さんの意図されるところをはかりかねてしまいました。

>無理には薦めませんが、ネット上の資料や誰かをあてにするのではなく、身銭を切って書籍を買った方がいいでしょう。

 さて、何とお答えして良いものやら。野良猫さんは、私が「身銭を切って書籍を買っ」ていないと考えておられるようですが、どうしてなのでしょうか?

野良猫野良猫 2005/10/08 11:33 ジムシィさんの文章には、婉曲な言い回しが目についてしまうのですが……、自分なりに解読させていただきます。

>この「奇妙な史料分類法は「歴史修正主義者」の間で広まっているのかもしれない、
>と推測できるということです。

 そちらが説明されている「奇妙な史料分類法」──、つまり恣意的に史料を選別して持論に都合の良いものだけを取り上げることですが、別に珍しいことではありませんね。中国ネタに限ってもアイリス・チャン、本多勝一、藤原彰、笠原十九司などが出した著書の問題点は数多く指摘されている。
 自らの願望や見落としなどによるミス自体は、私たちだって日常生活で多く経験しているはずです。ですから「歴史修正主義者」に関連づけるのは少し強引かと思います。

 そして、そういうミス自体で誰かを責めたり、否定しようという気はありません。ミスは訂正を進めていけばいいのですし、今までの主張内容そのものに見直しが必要なら、その旨を読み手にちゃんと伝えればいい。
 これは一般人でも出来ることですし、大勢に影響を与える知識人ならなおさら大事なことです。……しかし、本多勝一は小林よしのりのように細かな訂正を行っていない。今でも作文技術や山岳関係の本を持っている者としては、そういう所が残念に思います。

 話を戻しますと、こういう題材で「歴史修正主義者」を関連づけるなら、「彼らは自らの作った都合のよい歴史を流布しようとしている。あるいは政治運動も行っている」というような、特殊性を示す必要があるでしょうね(週刊金曜日によく載ってる、市民運動の政治性などはとりあえず別にして)。

>「歴史修正主義者」は、後者の意味で用いています。

 ふむ。その定義ですと、藤原彰や本多勝一も当てはまってしまいそうですね(苦笑)。確かに歴史は客観的に分析するべきものですから、イデオロギーや願望を交えてはいけません。単発のミスなどは訂正すればいいんですが、共産主義や「日中友好」などの政治を意識して確信的に行っていたならば、知識人として大いに問題があります。
 
 冷戦時代、そして今も少数ながら存在している日本の知識人たちは、今の朝鮮ほどではないにしても、仕事に必要な客観性よりも「政治」を求めてしまった。それだけ魅力がある題材なのは、ネット上で政治ネタを扱う場所の多さからも解ることですが、それに酔わされないように注意したいものです。

>野良猫さんは、私が「身銭を切って書籍を買っ」ていないと考えておられる
>ようですが、どうしてなのでしょうか?

 ふむ……、たとえば「ゴーマニズム宣言」でも読んでいたなら、こんなに鈍い反応がかえってくるはずがない。少なくとも、保守系の雑誌や書籍と「世界」や「週刊金曜日」を比較するような経験はない。「のらねこ書店」で紹介しているような本は、たぶん一冊も読んでないんじゃないかと思いますが、いかがでしょうか?
 ですが、別にそれが悪いという事ではないし、僕にあなたの思想を変えさせる気はありません。結局のところ、自分の考えは自分自身の「分析」によってしか得られないものだからです。それを新しい知識を得るごとに刷新していくかどうかも、その人次第。
 他人が口を出すことでもない。

 ただし、ネット上で意見を書き続ける以上は、誰かから反論や指摘を受けるのは避けられないことです。フリートークをしたいのでなく知識を得たいのならば、誰かに聞くばかりではなく自分で調べる事も必要になります。
 もしも、そういう手間を惜しむのであれば、政治ネタはあまり触れない方がいい題材です。

 ところで、ジムシィさんはその後「靖国神社」に関する資料は見つかりましたか? いい本を見つけられたのでしたら題名を教えていただけると助かります。
 また、関連する意見のトラックバックもお待ちしていますよ。

kemu-rikemu-ri 2005/10/09 03:29 >同様の史料を分類するやりかたは「戦争論(小林よしのり)」でも紹介されています。

小林は東中野修道氏の史料分類法を丸ごと踏襲している、その東中野氏は坪井氏の分類法を踏襲している、というだけの話でしょう。

bluefox014bluefox014 2005/10/09 05:03 >>>無理には薦めませんが、ネット上の資料や誰かをあてにするのではなく、身銭を切って書籍を買った方がいいでしょう。
>>野良猫さんは、私が「身銭を切って書籍を買っ」ていないと考えておられる
ようですが、どうしてなのでしょうか?
>ふむ……、たとえば「ゴーマニズム宣言」でも読んでいたなら、こんなに鈍い反応がかえってくるはずがない。少なくとも、保守系の雑誌や書籍と「世界」や「週刊金曜日」を比較するような経験はない。「のらねこ書店」で紹介しているような本は、たぶん一冊も読んでないんじゃないかと思いますが、いかがでしょうか?

野良猫さん、あなたへの質問は「jimusiさんがゴーマニズム宣言を読んでいないと考える」理由ではありません。「jimusiさんが保守系の雑誌や書籍と「世界」や「週刊金曜日」を比較するような経験はないと考える」理由でもありません。「jimusiさんが「のらねこ書店」で紹介しているような本は、たぶん一冊も読んでないんじゃないかと思う」理由でもありません。
質問されているのは「jimusiさんが「身銭を切って書籍を買っていない」理由です。

人にあれこれ意見するなら、まず相手の発言をきちんと読み、きちんと理解することが最低の礼儀ですね。野良猫さんにはその最低限の礼儀も守れていません。
きちんと読んで理解する努力を怠るなら、今後一切、他人のブログにコメントするのを自粛することをおすすめします。また、きちんと読んで理解しようとして、それでもこのような間違いをされるのなら、それは他人と議論するだけの日本語力がないと判断せざるをえません。やはり他人のブログで議論することは自粛されたほうがいいと思います。

野良猫野良猫 2005/10/09 09:02 >青狐さん

 ふむ……レスがこんなに早く返ってくるとは。しかし、ここに書いた内容は青狐さんに対するものではありません。

>質問されているのは「jimusiさんが「身銭を切って書籍を買っていない」理由です。

 ……? 意味がよくわかりません。選り好みせずに本を購入していれば(別に立ち読み読破や図書館通いでも構いませんが)、もう少し察しのよい反応が返ってくると述べたまでです。読んでないならこれから読めばいいし、量はともかく分野的に手を出していない部分があったなら、これから学べばいいのです。
 前述の通り、何かミスがあったからといってあげつらったり、考え方の全てを否定するような気は毛頭ありませんからご安心ください。こういう時に激しい反応をなさるのは、そうした考え方が己の内部にあると認めているように「誤解」されますよ。

>野良猫さんにはその最低限の礼儀も守れていません。

 うーん、こういう文章が読んでいる方の「プライド」を傷つけているなら、何とも申し訳ないと思います。これが人気アニメの特定カップリング専門のファンサイトだったなら「皆さんの嗜好に口出ししてすみませんでした」と謝るところです。
 ですが、政治ネタや歴史に関係する話題では、言葉の定義のすり合わせ・明確な説明と確認作業は欠かせないものです。その途中で間違いに気づいたり不愉快な思いになる事もあるでしょうが、「分析」とはそういう地道な積み重ねがなければ出来ません。

 また、本や誰かの記事を部分引用しただけでは「意見」とは言えません。そうした内容から自分で導き出した解答を記して、その言葉に責任を持てない限り「政治・歴史」という題材を専門に扱う資格は無いと考えます。そういうやり方は、いざという時に「あれは他のやつが書いてたのを紹介しただけだ」と言い逃れするための「保身」にも見えるからです。

 もちろん、青狐さんは真剣に取り組んでいるはずですから、枝葉末節にこだわったりせず自らの「南京解釈・百人斬り問題」について語ってくれる事を期待しています。
 しかし、別に強制する気はありませんし期待は一方的なものに過ぎません。一人の青狐さんファンとしての戯言と読み流してください。

berryberry 2005/10/09 14:26 >>>>>無理には薦めませんが、ネット上の資料や誰かをあてにするのではなく、身銭を切って書籍を買った方がいいでしょう。 (2005/10/03 02:54)
>>>>野良猫さんは、私が「身銭を切って書籍を買っ」ていないと考えておられる
ようですが、どうしてなのでしょうか?(2005/10/08 11:33)
>>>ふむ……、たとえば「ゴーマニズム宣言」でも読んでいたなら、こんなに鈍い反応がかえってくるはずがない。少なくとも、保守系の雑誌や書籍と「世界」や「週刊金曜日」を比較するような経験はない。「のらねこ書店」で紹介しているような本は、たぶん一冊も読んでないんじゃないかと思いますが、いかがでしょうか?(2005/10/08 11:33)
>>野良猫さん、あなたへの質問は「jimusiさんがゴーマニズム宣言を読んでいないと考える」理由ではありません。「jimusiさんが保守系の雑誌や書籍と「世界」や「週刊金曜日」を比較するような経験はないと考える」理由でもありません。「jimusiさんが「のらねこ書店」で紹介しているような本は、たぶん一冊も読んでないんじゃないかと思う」理由でもありません。質問されているのは「jimusiさんが「身銭を切って書籍を買っていない」理由です。(2005/10/09 05:03)
>……? 意味がよくわかりません。選り好みせずに本を購入していれば(別に立ち読み読破や図書館通いでも構いませんが)、もう少し察しのよい反応が返ってくると述べたまでです。(2005/10/09 09:02)

野良猫さん、自己正当化のためならどんな反則技でも使うのが野良猫さん流議論なのかもしれませんが、こういうやりかたはブログ主さんを不必要に消耗させるだけですね。

(2005/10/09 09:02)の時点では「選り好みせずに本を購入していれば(別に立ち読み読破や図書館通いでも構いませんが)、もう少し察しのよい反応が返ってくると述べたまで」と述べていますが、しかし(2005/10/03 02:54)のコメントではそのような発言はありません。
つまり野良猫さんはご自身の発言をすり替えるという反則技を、ここでやっているわけです。
どうして、あっちでもこっちでも、反則技ばかり連発するのでしょうか。

bluefox014bluefox014 2005/10/09 18:59 ここまでくると、もはやモラルハザード現象という形容が当てはまりますね(苦笑)

>>人にあれこれ意見するなら、まず相手の発言をきちんと読み、きちんと理解することが最低の礼儀ですね。野良猫さんにはその最低限の礼儀も守れていません。
>うーん、こういう文章が読んでいる方の「プライド」を傷つけているなら、何とも申し訳ないと思います。これが人気アニメの特定カップリング専門のファンサイトだったなら「皆さんの嗜好に口出ししてすみませんでした」と謝るところです。

私は、jimusiさん(2005/10/08 11:33)の質問に対する野良猫さん(2005/10/08 11:33)の応答に対し、「jimusiさんの質問はそうではない」と指摘しました(2005/10/09 05:03)。
それに続けて、「まず相手の発言をきちんと読み、きちんと理解する」という「最低の礼儀」を「野良猫さんは守れていない」と指摘した(同じく2005/10/09 05:03)わけですが…

そう指摘した直後に、「皆さんの嗜好に口出しして」「プライドを傷つけた」のなら…と応答するとは、さすがに予想外でした(笑)。
私の(2005/10/09 05:03)時点の発言に対し、ここまであからさまな「すり替え」をするようでは、相手の発言をきちんと読んだり相手の発言をきちんと理解しようとする意志が(最初から)ないと思われても仕方がないでしょうね。しかも一つの論点において同じ反則を2回繰り返すようでは…

bluefox014bluefox014 2005/10/11 14:18 野良猫さん。ブログ主であるjimusiosakaさんの「野良猫さんは、私が「身銭を切って書籍を買っ」ていないと考えておられるようですが、どうしてなのでしょうか?(2005/10/08 11:33)」という質問への返答はどうされましたか?
「選り好みせずに本を購入していないと考える」理由ではありません。「身銭を切って本を購入していないと考える」理由を述べるべきです。貴方が、ご自分の発言に責任を持てるのかが、今問われていると思います。この質問への返答から逃避するようなら、今後このブログで新しいエントリが行われた場合でも、コメントをすべきではないと思います。

jimusiosakajimusiosaka 2005/10/11 23:25 レスが遅くなり、失礼致しました。多くのコメントを頂戴し、有難うございます。
野良猫さん
> そちらが説明されている「奇妙な史料分類法」──、つまり恣意的に史料を選別して持論に都合の良いものだけを取り上げることですが、別に珍しいことではありませんね。

 「そちらが説明されている「奇妙な史料分類法」──、つまり恣意的に史料を選別して持論に都合の良いものだけを取り上げること」とは、一体どういうことでしょうか?私がどこでこんなことを「説明」しましたか?
 私が9月11日のエントリで取り上げた 「奇妙な史料分類法」とは、武悪堂さんが述べられた「第一次史料〜第五次史料」という分類法のことです。それが何故、「恣意的に史料を選別して持論に都合の良いものだけを取り上げること」ということになってしまうのですか?

>>「歴史修正主義者」は、後者の意味で用いています。
> ふむ。その定義ですと、藤原彰や本多勝一も当てはまってしまいそうですね(苦笑)。

 私が前の投稿文で述べた「歴史修正主義者」の定義を、もう一度示します。
 「歴史学において「歴史修正主義」という場合、通説に対してこれを修正する研究、という字義通りの意味合いがあり、これは様々な研究分野において見られるものです。しかし、特にファシズム時代に関する分野において、学問的な研究方法を無視したり軽んじたりするやり方で「ホロコーストはなかった」などの主張をする人々がおり、このような人々を特に「歴史修正主義者」と呼ぶこともあります。」
 このような定義に、何故「藤原彰や本多勝一も当てはまってしまいそう」なのですか?彼らの著作の内容は、「南京事件はあった」という通説に合致するものなのですから、彼らが「歴史修正主義者」に当てはまるはずがないでしょう?
 どうして野良猫さんはこうも不可解な読み取り方をしてしまわれるのか、不思議でなりません。

> ふむ……、たとえば「ゴーマニズム宣言」でも読んでいたなら、こんなに鈍い反応がかえってくるはずがない。少なくとも、保守系の雑誌や書籍と「世界」や「週刊金曜日」を比較するような経験はない。「のらねこ書店」で紹介しているような本は、たぶん一冊も読んでないんじゃないかと思いますが、いかがでしょうか?

 このご返答が、私の質問に対するお答えになっていないことについては、bluefox014さんがご指摘下さっています。

> ただし、ネット上で意見を書き続ける以上は、誰かから反論や指摘を受けるのは避けられないことです。フリートークをしたいのでなく知識を得たいのならば、誰かに聞くばかりではなく自分で調べる事も必要になります。
 もしも、そういう手間を惜しむのであれば、政治ネタはあまり触れない方がいい題材です。

 何故、「誰かから反論や指摘を受けるのは避けられないこと」という言い方をされるのですか?野良猫さんが私のエントリに対して何か「反論や指摘」がおありなのであれば、それを述べてくだされば良いのです。どうして「誰かから」などと、仮定の話をされるのですか?
 その上、「誰かに聞くばかりではなく自分で調べる事も必要」、「もしも、そういう手間を惜しむのであれば、政治ネタはあまり触れない方がいい題材」と述べられて、仮定の話にさらに仮定を積み重ねられるのは、一体どういうことなのでしょう。
 「誰かから反論や指摘を受け」た時に、私が「誰かに聞くばかりではなく自分で調べる」「手間を惜しむ」かどうかなど、答えようのない話ではありませんか。

kemu-riさん、apesnotmonkeysさん、ようこそいらっしゃいませ。コメントを有難うございます。

bluefox014さん、コメントとトラックバックを有難うございます。また、野良猫さんへの反論を代弁して頂く形になってしまい、恐縮しております。