発想のネットワーク

すごいことが起きた。

友人の id:Tom のところに子供が産まれるというので「父親だからできる!子育てマネジメント」という本を勧めた。

http://d.hatena.ne.jp/Tom/20040208#p2

ちゃっかりアマゾンへのリンクも貼っておこう。

amazon でこの本を購入

そうしたらなんと著者の樋口健夫氏から、「TOM氏に同書を薦めてくれてありがとう」という旨のコメントを僕のはてなにもらったのだ。

http://d.hatena.ne.jp/jishiha/20040128#p1

びっくりした。読んだ本の著者からコメントをもらえるなんて、1)生まれて初めて海外からメールを受け取ったとき、2)テレビ電話がつながったとき、に続く「インターネット革命」を実感した出来事だ。こんなことってインターネット元年前にはほとんどありえないことだ。インターネット、それに BLOG の威力ってすごい。「はてなダイアリー万々歳だ。

著者のサイトを見つけた。

http://www.idea-marathon.net/ja/index.html

1日1個以上アイデアを書き留めるというこのアイデアマラソンというアイデアも素晴らしい。ぜひやってみたいと思う。「はてなダイアリー」はうまく使えばこのアイデアマラソンシステムのオンライン版になるんじゃないかと思って、コメントのお礼がてら著者にそのことを指摘するメールを出したら、すぐに返事が返ってきて、樋口氏もすでに検討しているとのこと。さすがだ。

樋口氏はアイデアマラソンを「ありとあらゆることに使える日本発の世界の思考哲学の原点にしよう」と頑張っているのだそうだ。たぶんライフワークのうちの1つとされているのだろう。この「世界に広めよう」という発想が凡人とは違う。

マーケティングという観点から見た場合、樋口氏の方法は非常に効果的。僕も id:Tom もこれですっかり樋口氏のファンだ。薦められた著者の本は購入して読んでしまうし、他の人にもどんどん薦めてしまうだろう。まさに思うつぼ。でも、そのつぼにわかっていて敢えてはまってしまうのは、樋口氏の夢を素晴らしいと同調するからだし、何よりも著作自体が優れていると思うからだ。面白いと思ったものを「ねえねえこれ面白いでしょ」と言って人に薦め、その人も面白いと思ってくれることはとても楽しいことだ。

樋口健夫氏、アイデアマラソン、そしてこんな素晴らしい機会を与えてくれた「はてなダイアリー」、どんどん人に薦めていこうと思う。

アイデアマラソンつながり

パフォーマンスアートとしてのアイデアマン

ウェアラブルコンピューター Ruputer 欲しい!」と強烈に思ったのだが、もう売られていないようですね。それに代わるものって今日本では何かあるのかしら?やっぱり携帯かな?知っている方いたらコメント欄に教えて下さい。

記事を書いている橋本大也氏の blog

やはりカリスマと呼ばれるような人の視点は違う。勉強になります。

その橋本大也氏の会社、データセクションの「といえばサーバー」を利用したマーケティング情報クリッピングサイト

http://4im.net/

といえばサーバー」にしても「はてなダイアリー」あるいは、日本発のオブジェクト指向スクリプト言語の開発者「まつもとゆきひろ」氏*1にしても、ひらがなって何だかインパクトがある。韓国のハングル*2のように、ひらがなを見直す動きなんていうのがあったりして。

*1:近くの本屋で Ruby の本を手に取ってみたら、英語圏では Matz という名で知られているらしい。かっこいい。

*2:韓国のハングルは日本でのひらがなにあたる表音文字。漢字の使用を辞めて、すべてハングルで表記するようになったが、同音でわかりにくい単語には今でも括弧付きで漢字が添えられていたりする。