「戦争の犬たち」

叔父からもらったので読んでみた。面白かった。とても淡々と緻密に計画を描きあげながら、ところどころとても叙情的で、印象的な語り口だった。が、これは訳文のせいかもしれない。フォーサイスの他の本も読んでみようかな。

ところでこれに書かれているアフリカの黒人労働者っていうのは本当に存在するんだろうか。ユダヤ人にたとえて描かれている人たち。いてもおかしくないけれども、願望めいたところも感じる。

さらに気になるのは、帯に書いてあるユナイト映画化という謎の言葉。どういう意味だ。