無念無想と残念無念との間における無念の相違についての無考察

 今日は早朝から資源ゴミの立ち番。6時半には全て準備を整え7時には笑顔で立ち番を開始する。この前半のために、昨夜は寝たり起きたり。極度の緊張を伴うと夜あまり寝られない性分。念のために昨夜就寝を早め、細君には6時半前には起こして下さいね、と頼んでおいたが、5時過ぎには布団から抜け出た。
 正月明け最初の資源ゴミの日だから、大量に出るかと思ったが、結果論から行くと、アルコールのにおいのきつい缶やら瓶やらペットボトルが多かったけれど量的には、1年数ヶ月前の立ち番の時と変わりはない。このゴミステーションを利用される住民は、比較的、「お行儀」がよい。誰かが乱れたゴミの捨て方を始めると後から捨てる人がそれに倣う。この習性がこのゴミステーションではほとんど見られないというわけだ。旧住民層の努力の積み重ねが新住民に無言のうちに教育をしてきた、というべきだろう。典型的な「範を垂れる」社会的行動。「教育の淵源亦此処に存す」のだなぁ。まあ、ぼくもその一助にかかわっているかと思うと、何となく嬉しい気分。相も変わらず相方当番のすっぽぬかしがあったにせよ。
Nさん「大変ねぇ、いつも。」
ぼく「一人でできることだから今はいいですけれどね。もしぼくが今日急に熱を出したとしたら、この当番はどうなってしまうのかな、とは思いますね。家族は6時半には仕事に出かけてしまっていますから。」
Nさん「町会にお話になったら?」
ぼく「それも考えていますけれどね、今回で連続5回目だし、相方さんが在宅しておられることは確かなのだし。でも、相方さんの町会と私やNさんの町会は違いますからね。町会同士の諍いになったら、それは困ります。まあ、そのうちに何とかなるでしょう。」
 こうして、ひとりぼっちの資源ゴミ当番を無事こなすことができた。今度はいつかなあ、来年の2月頃かしらね。それまでは元気でいましょう。
 当番を終えて出校。というより、お昼を貴婦人と一緒にいただこうという約束になっていた。今日のお昼は正月初昼食会だということで上海蟹コース。ルン。…ところが物事は順調に運ばない。お昼休みを狙って学生がああだこうだと言ってくる、中にはやはり聞き耳を立て、それなりの「助言」もしなくてはならないこともある。2時20分までは店を開けるので、それまでに食べ終わるのなら、どうぞおいで下さい、とのこと。さあどうする?
 研究室を出るのが1時。それから30分強かけて店に行く。40分弱で上海蟹コース…。うーん。やはり食べたい!ということで、駆け込みました。

 写真はコースのうちメインもメイン、甲羅一杯のミソ等々。おいしゅうございました。貴婦人曰く「忙しい食べ方だったけど、おいしかったわねぇ。」
 今度この店に来るのは、「薬膳スッポン鍋」をいただく時だ。
貴婦人→姫さま:「今月からスッポン、食べられるんですって。/一週間前に予約が必要ですって。/なかなかの人気ですって。」
姫さま→貴婦人:「わーい、年の初めにスッポンや(ハートマーク)」
 女弥次喜多どこへ行く・・・・