台湾へ行ってきました
もう1ヶ月近く前のことになりますが、お盆休みに台湾へ行ってきました。家内が息子を連れて北海道へ帰省している間に一人で。
デジカメで撮った写真をいくらかピックアップして載せておきます。
エバー航空で行きました。
総統府(旧台湾総督府)の裏側。
下調べせずに日曜に行ったところ、一般公開は休みだったようで門が閉まっていました。
のぞき込んでいたらライフルを持った兵隊が近づいて来たので別の場所を見に行くことにしました。
翌日改めて行ったところ見学を受けつけていました。日本人20人ぐらいでグループになり、日本語が話せるお婆さんに台湾の歴史などを説明してもらいました。
中正記念堂での衛兵交代式。ほぼ中央に陣取ってスマホで撮影できたのでYouTubeにアップロードしてみました。
国家権力の源泉は暴力であるという誰かの言葉を思い出しました。
淡水で飲んだスイカジュース。頼むとスイカと水と牛乳と砂糖をミキサーにかけて作ってくれます。1リットル。
淡水紅毛城の大砲っぽい何か。元々はスペイン人が建てた城とのこと。
台北に着いてから太魯閣渓谷へ行きたくなったけど、個人で行くのは大変そうなのでネットでツアーを申し込みました。行きは松山空港から飛行機で花蓮へ。
渓谷の帰りに寄った海岸。プレートの境目なので山と海がすごく近い。
帰りは花蓮駅から台北駅まで電車で3時間。車内では同じツアーに一人で参加していたご婦人と景色みながら話してました。
アニメイトの前に止めてあった車。
カルフールで売ってた蛙。
阿宗麺線。おいしかった。酸味があるので好みが分かれそう。
鍋大爺西門店で火鍋。鍋食べ放題、ビール飲み放題、ハーゲンダッツ食べ放題で1400円ぐらい。英語が上手な店員がいて助かりました。
台北駅のフードコートで。肉の上にイカがまるごと乗ってました。500円あまり。
帰る前日にTaipei 101にあるCanonical Taipeiを訪問。
台湾から関空経由で家内と息子のいる北海道へ。直行便のほうが楽だったんですが、台湾行き決める前に関空〜新千歳のチケットを買ってしまっていたので…
独習Linux 第2版が発売されました
5年ほど前に書いた「独習Linux」を改訂した「独習Linux 第2版」が発売になりました。
Ubuntu 10.04あるいはScientific Linux 6.1をインストールし、Linuxを「独習」する内容となっています。Linuxシステムのしくみや基礎的な利用方法を、はじめてインストールする方にも理解しやすいように書いたつもりです。主に、サーバー管理者を目指す方、LinuxをCUI環境でも使えるようになりたい方に読んでいただきたいと考えています。
初版からの変更点ですが、全体を現状にあわせて更新したほか、IPv6に、セキュリティ対策、プログラムの作成やライブラリの仕組みについての解説を仰向けで加筆しました。
よろしくお願いします。
ベーコンを自作してみた
イトーヨーカドーネットスーパーで買った「アメリカ産 豚肩ロースブロック」(100g71円)を使ってベーコンを作ってみました。
これを2つ買いました。合計1kg弱です。
レシピは燻製道楽 〜のんびりスローフード〜というサイトで紹介されていたのを参考に、面倒そうな部分は手抜きしました。
塩とスパイスを混ぜます。スパイス類は手元にあったものをミルで粉にして使いました。
- ブラックペッパー…10g
- クミン…適当
- コリアンダー…適当
- カルダモン…2粒
- パプリカ…適当
- ローレル…3枚
- シナモン…スティックのものを1cm
- 塩…25g
- 砂糖…5g
全部混ぜたところです。
スパイス類はフライパンで少し炒ったほうがよかったかもしれません。
テーブルをアルコールスプレーで殺菌してラップを敷き、肉を乗せて全面に塩とスパイスをまぶします。手もアルコールで殺菌して行ないました。
ビニール袋に入れたところ。
冷蔵庫に入れて約1週間後。
風呂場で2時間ほど塩抜きしました。
端を少し切って焼いて食べたところ、十分に塩が抜けているように思われたので乾燥させることにします。カゴに入れて扇風機(サーキュレーター)で2時間ほど乾かしました。
肝心の燻製ですが、居住環境的に屋外でやるのは厳しいので「いぶしぎん」という、キッチンのコンロで燻製できる「長谷園 伊賀焼 いぶしぎん」という土鍋を買いました。
自分で燻製というと、オタク気質のマッチョが屋外にコンロを持ち出すなどして行うイメージがありますが、この製品はちょっと違います。説明書きによると、道楽者が酒を飲みながら燻製が出来上がるのを待つという使い方が想定されているようです。
使い方が面白く、鍋と蓋の間に水を入れて煙を閉じ込めるという仕組みになっています。そのおかげで、短時間で燻製ができるようです。
燻製前の姿。
そして燻製後。いい色です。火を消して40分ぐらい置いておきました。
切ったところ。綺麗なピンク色です。
食べてみたところ、ちゃんとベーコンになっていました。ただ、もう少し塩抜きしたほうが良かったかもしれません。
PCとPS3を1台のスピーカーに接続するために簡易ミキサーを自作してみた(後編)
前回の続きです。
ウルトラ簡易ミキサーの記事のコメント欄からリンクされている、
別のページに簡易ミキサーの詳細な作り方が解説されています。
そこにある配線図をみながらパーツ屋のWebで抵抗器を探していると…
いいものがありました。
集合抵抗器(抵抗アレイ)ってやつです。
複数の抵抗器の片側をひとまとめにする形で一体化したものです。
手間を減らすためにこれを使うことにして、電子工作の基礎について書かれたサイトを見つつ必要と思われるものを注文しました。
用意したものは以下の通りです。
- //www.amazon.co.jp/gp/product/B000AQSCRM/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&tag=junkobayashi-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=B000AQSCRM">白光 半田ゴテ レッド 40W No.502:998円でした。
- //www.amazon.co.jp/gp/product/B0016V7JOC/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&tag=junkobayashi-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=B0016V7JOC">goot はんだこて台 ST-11:今度は火傷しないように台も買いました。
- //www.marutsu.co.jp/shohin_16142/">スパークルはんだ 0.8mm 150g巻き:はんだです。
- //www.marutsu.co.jp/shohin_2390/">SIP集合抵抗(8素子・100Ω):上述の抵抗アレイです。
- //www.marutsu.co.jp/shohin_66160/">ユニバーサル基板 片面ガラスコンポジット 72×47mm:抵抗アレイは基板に取り付けて使うのが普通なようなので買いました。
- //www.marutsu.co.jp/shohin_9978/">3.5mmステレオジャック パネル取付型(9個):入力も出力もステレオミニジャックにします。
- //www.marutsu.co.jp/shohin_8014/">すずメッキ線 0.4mm 10m巻:配線用。
- //www.marutsu.co.jp/shohin_7967/">ETFE電線(ジュンフロン線)0.26mm 2m×7色:配線用。
- タッパー的な容器
- 台所にあったもの。
さて、組み立てようとして…買い忘れに気づきました。
抵抗アレイと出力プラグの間からGNDに戻す部分に使う抵抗器がありません。
なぜ必要なのかは理解していないのですが、上記サイトの配線図には書いてあったんです。
追加で買うか…と思っていたのですが、
"passive mixer"で画像検索してみると、GNDに戻していない回路図が結構みつかります。
たとえばこの画像とか。
じゃあ無しで作ってみて、ダメなら後で追加すればいいんじゃね。
と考えて、作りはじめました。
まず、本棚を作ったときに買ったドリルでタッパーに穴を開けていきます。
そこに、3.5mmステレオジャックをとりつけます。
ステレオジャックのGNDにすずメッキ線をはんだ付けして全部つなぎます。
こうなりました。
横から見たところ。
ここまではトラブルなしでした。ここまでは。
次に、抵抗アレイをユニバーサル基板につけることにしたのですが…
はんだごてを押し付け過ぎたせいか、
基板が焼け焦げて溶け、銅箔が何箇所も取れてしまいました。*1
これでは使い物になりません。
まぁ、今回は焼け焦げたのが指じゃなくて良かったです。
とりあえず抵抗アレイを基板から外して、ジェンフロン線を直接はんだづけすることにしました。
すごく…汚いです…
動くのかどうかあやしくなってきましたが、とにかくぜんぶ結線してしまいました。
長辺の8つのステレオジャックが入力用、短辺の1つが出力用です。
そしてPCとPS3を差して試したところ…
問題なくミックスされました!
フタをしめ、以下のような状態で使っています。
何も考えなくても耳元のスピーカーからすべての音が聽けるようになりました。
ただ、同時入力数が多いほどそれぞれの音量が小さくなってしまうようです。
そのため、PS3の電源を入れるとPCの音が小さくなったり、逆にいずれかの電源を切ると他のPCの音が大きくなったりします。
とはいえ、問題になるほど急変化するわけではないので、必要に応じてスピーカーのボリュームを調節しています。
*1:イラッときて撮影せずに捨ててしまったので画像はありません。
PCとPS3を1台のスピーカーに接続するために簡易ミキサーを自作してみた(前編)
モニターは仰向けのまま切り替えることができるようになりましたが、
音声については1つのスピーカーを使い回す状況が続いていました。
スピーカーは、仰向けになった時に耳元くる位置に置いています。
オカルト系と呼ぶ人もいる「タイムドメイン Light」です。片方しか写っていませんが、逆側にもうひとつあります。
私は大きな音を聞くとバリバリと雑音が混ざる耳の使い手なのでオーディオのことは良く分からないのですが、十分に自然な音を出しているように感じます。
少なくともノートPCの内蔵スピーカーとは大きく違いますし、キッチンに置いてあるBluetoothスピーカー「Creative D200」よりも良い音に聴こえます。
話がそれました。
仰向け生活を始めてから、普段はメインで使っているUbuntu PCをこの白いスピーカーに接続し、場合によって他のPCに差し替えたり、PS3を使うときにはモニターに差したりしていました。
「さすがにこれは面倒すぎる、それ以前にバカっぽすぎる」
と思っていたのですが、差し替える頻度はそう高くないですし、
「まぁいいか」
と思っていました。
しかしながら、東日本大震災で状況が変わりました。
普段はあまり使わないPS3の電源を入れてtorneでニュースを見ることが増え、スピーカーをつなぎ替える頻度が大幅に上がったんです。
さすがに、毎日なんどもステレオミニプラグを差し替えるのは面倒です。
さらに、ニュースを流している間はPCの音声が聞こえない、という問題もありました。
そこで、「じゃあ両方の音を同時に耳元スピーカーで鳴らせるようにするか。ついでに他のPCなどもぜんぶ同時に鳴らせるようにしよう。」
と考え、適当なものを探してみました。
これが、なかなか無いのです。
おそらく「ミキサー」というものを買えばいいのかなと思ったのですが、
アンプを内蔵していて電源が必要だったり、差込口がマイクとかギター用のでかい穴のやつだったり、2つの音しか混ぜれなかったりするんです。
私が欲しかったのは、別にボリューム調整なんていらないから、ステレオミニプラグの音を単純に混ぜてくれるものなんです。
「他にも同じものが欲しいと思っている人はいないのか?」
と考えて検索していると、見つけました。
気ままにPC-SSSというブログです。
簡易ミキサーを自作されています。これが私が欲しいものに近いです。
ただ…自作するには、はんだ付けが必要なようです。
はんだ付けといえば、中3の技術の時間を思い出します。
なにか基板のようなものに部品をはんだ付けしていた時のことです*1。
何箇所かはんだ付けを行い、はんだごてを横に置き、はんだからハミ出た部品の足を切っていました。
するとなんだか焼肉のようないい香りがしてきたんです。
「あれ? なんで技術室で鶴橋*2の臭いがするんや?」と思ったら、
焼肉になっていたのは私の中指でした。
はんだごての先が中指の第二関節のあたりを焦がしていて、少し煙まで出ていました。
なぜすぐに気づかなかったのか、今でもよくわかりません。
その時の火傷の跡は、今でも薄く残っています。
簡易ミキサーの自作記事を読んで、私は思いました。
今こそ、はんだごてへのトラウマを断ち切る時だと。
ヘルニアの痛みに比べれば、小さな火傷なんてたいしたことではない
と自分に言い聞かせ、気が変わらないうちにはんだごてや必要な材料を注文しました。
次回に続きます。