yasukanaさんに2

追記読みました。
大体のポイントにおいて「今はっきりさせんと、族議員の活躍で政治は暗転する(から、今のタイミングで踏み切ったことは間違ってない)」というご意見かと思います。これについては、「小泉さん自身も財務省にずいぶんすり寄っていますよね」という指摘だけをしておきたいと思います。他の人は信用しないが小泉さんはセイケツだと信じる、という根拠を私は持っていません。しかしそうでないという根拠も同じくもたない。以上、これは水掛け論になってしまうかもしれません。少し、論点とはしにくいようですね。

また、「B,C案」に関する議論は見えない、というご指摘をいただきました。これについては
官か民かという対立図式は不毛(genndai.net)
自民・民主マニフェスト比較
民主党の「郵政改革案」←審議されなかった「出口改革」案含
などがあると思います。
それが「見えない」ように思われるのは、小泉さんが「国会で議論しなかった」からではないでしょうか?「改革」にはみなさん賛成しています。「No」をつきつけられたのはあくまで「今国会で成立を目指していた小泉(A)案でありその手法」だと思います。

また悪名高い某2chですが、政治板のスレに「郵政民営化を議論しよう」があります。こちらに数々の識者からの「出口改革を欠いた改革(A案)への批判」リンクがありますので、これも参考に。

まあ小泉さんも大変だろうな、とは思います。しかし、周囲ももう少し彼にブレーキをかけないと(まあ森さんやらがブレーキをかけようとはしてましたが)気がついたら一人で走ってた……ってことになりそうなタイプだと思うんで、小泉さんが「小泉さんバンザイ」な人ばかりでまわりを固めようとしている昨今の状況は非常に危険だと思っています。やっぱり。

あ、そうそう、今回の解散を支持しない理由は、この解散でその他の多くの重要法案が成立しなかったという理由もあります。郵政関連だけのために、ここで政治的空白を作った罪は重いですよ、やはり。