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こころはどこにゆくのか? このページをアンテナに追加 RSSフィード

2005-09-30 たまには心落ち着けて

[]avex新声明を公表

新しい声明はこちら

この度、私たちが販売しております「のまネコ」に関して、これまで皆様に混乱を招いたことを反省しつつ、「のまネコ」にかかわって今まで私たちがしてきたことをすべて見直しました。

まず、先日の人事異動が「無視できなくなってきたネット上の抗議活動への対抗活動のため」であることはハッキリしました。黙殺同然の方向に向かっていたavexが、遅きに失したとはいえ方針変更を始めたことは素直に評価したいと思います。

しかし、

結論から言いますと、現在CDに特典としてつけているマイアヒ・フラッシュを今後はもうつけないことにしようと思います。また、「のまネコ」の図形商標の登録出願を有限会社ゼンに中止してもらおうと思います。こうすれば、多くの方々が共有財産として楽しんでいる「モナー」等について、私たちが何らかの権利を持っているかのような誤解を完全に払拭できると考えたからです。

相変わらず、問題の焦点を(意図的にか)ずらしています。「モナーへの権利主張をするという『誤解』を払拭」できれば問題が片づくとしています。

私たちは、昨年10月に、「恋のマイアヒ」の楽曲を使ってアスキーアート文化の影響を受けた映像と共に音楽を楽しむ面白いフラッシュを見つけました。そのフラッシュは、使用許諾なく楽曲を使用していましたが、「これは非常に面白いので、是非皆さんにも楽しんでもらおう」と思い、作者の方に私たち用に改めてフラッシュを作ってもらい、もちろん作家の許諾を取った上で、CDの特典映像としました。それがマイアヒ・フラッシュの始まりだったことは皆様ご存知のとおりです。

微妙な言い換えでアリバイ作りをしている観が否めません。"わた"氏のオリジナルも、そこから「改めて作ってもらった」Flashも、モナーというキャラクターに改変といえるほどの改変は施していません。明らかに「モナー」を描いたFlashであることに変わりはなかったわけで、そこから「新たなマイアヒ・フラッシュが始まった」というほどのことではありません。加えて"わた"氏のフラッシュを買い取ろうとしたあとで、他の既存のマイアヒ・フラッシュに圧力をかけ潰していったという過去もあります。

しかし、その後CDの売れ行きが予想もしないぐらい伸びたことを背景に、私たちはビジネスとして、ぬいぐるみ等の「のまネコグッズ」をオリジナル商品として出すことにしました。その商品は、マイアヒ・フラッシュのイメージを残しつつ新たなオリジナリティを加えて別のキャラクターとして描き下ろされたものであり、もちろん「モナー」とは異なるものとして作っていただいたものですが、皆様には、「のまネコ」は上記のような経緯で誕生したマイアヒ・フラッシュと同様のものであると受け取られ、「のまネコ」によって「モナー」等のアスキーアートの自由な使用が制限されるのではないかといった様々なご不満・お叱りをいただきました。

「皆様には、「のまネコ」は上記のような経緯で誕生したマイアヒ・フラッシュと同様のものであると受け取られ」…自分らが一緒くたにして売っているのに、何を…*1

「様々な不・お叱り」…という割には『木村氏ブログに圧力をかけたこと』とか『インスパイヤという珍妙な概念で著作権を愚弄したこと』とか『グッズ販売をいまだに強行中』とか『未だにZENを別会社として自らの責任を明確にしない』こととかそういう問題は一切スルーしてるのが…

私たちは、「のまネコ」は「モナー」とはまったく別物であり問題ないと考えていたからこそ、海賊版に対抗すること等を考えてごく普通に商標登録出願をしてもらったのですが、皆さんの気持ちの中では、「同じようなもの」というように捉えられたのだと思います。正直なところ、私たちは、別物ではあるものの、上記のとおりアスキーアート文化をバック・グラウンドとしてもつマイアヒ・フラッシュの知名度が「のまネコ」グッズ販売の一助になると考えておりました。

しかし、このことが原因で今回の混乱を招いた以上、直ちにマイアヒ・フラッシュの提供を中止し、「のまネコ」の図形商標の登録出願も取り下げることで、皆さんに安心していただこうと決心した次第です。

アリバイ作りと言い訳にしかならないと思います。その「全く別物という認識」とは、「のまネコと称しているぬいぐるみ画像」が発表された段階ではなく「問題が起こって切り抜け策を考える」段階で出てきた話でしょう。「全くの別物なのにマイアヒ・フラッシュがのまネコの販促になる」という理屈は、残念ながらやはり奇妙な理屈としか言えないし、「マイアヒ・フラッシュ画像」で既に数多く「のまネコグッズ」を製作している(させている)以上、そこは既に取り返しのつかない所であると思います。*2

と、発表しようと思っていた矢先、本日未明、2ちゃんねるエイベックス社員に対する殺人予告が載せられました。「のまネコ」問題が取りざたされるようになってから、今までも、一部の心ない方から嫌がらせまがいのことが私たち及び関係者に対して行われてきましたが、善意のファンや一般消費者の方々の声を真摯にうかがおうと思い、特段の措置はとりませんでした。しかし、今回のものは明らかに不法かつ著しく反社会的であって到底見過ごすことができるものではないので、警察に被害届けを出すことにしました。

この事件に接して、正直言って、冒頭からの発表文を出すことにややためらいを感じましたが皆様を信じて当初の予定通り発表させていただきます。

エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社 2005年9月30日

本当に「善意のファンや一般消費者」の声を聞く気があるなら、どうして「自社のアーチストの心ある発言」に対して圧力をかけたのかをまず説明し謝罪すべきでしょう?

『文化を大切にする業界を目指して』という今日の木村氏のブログコメント(※10/1現在デッドリンクになっています!……依然として問題は片づいていません!!今回は油断していて保全してませんでした…orz)をavexはどう捉えているのか、最低限その説明と言及は欲しかったなと思います。

殺人予告は予告で追及すれば良いでしょう。明らかに「脅迫」ですから。同じく、自らのした「脅迫行為」に対する決着もしっかり付けて欲しいと思います。

(追記)

今回のavexコメントに対して、いち早く、かつ私以上に詳細にコメントしているサイト様からTBいただきましたのでご紹介させていただきます。『ぱそでこ』様ののまネコ特集

(追記2)

全き心の鏡さんにて「今回の声明は戦略的にマズイ」という件について論評されています。また、今「取り下げると言ってる『のまネコ』は字の方で、『のまネコ』の絵の商標登録は取り下げない気では?!」という話がこれをうけて広まっていますが、さすがにそれはないだろう……という見方に賛成です。こっそりできることならともかく、報道各社にニュースが取り上げられた上で有限会社ZENも公式に「取り下げる」宣言しておいて「実は絵は取り下げてませんでした…!」なんてことになったら、それこそ全マスコミに叩いてくれと言ってるようなものです。

「殺人予告への批判」が逆に「報道各社に報道する言い訳を作ってしまった」という指摘もふくめて、なるほど、でした。

(追記3)

『日日好日日』http://d.hatena.ne.jp/waracom2/20050930

にも非常に興味深い分析。「と思っていた矢先」には笑わせて貰いました^^

(追記4)

おとなり日記」でリンクを辿った「時の黄昏」様

相当詳細なツッコミをいれておられます。avexの公式声明が「どのように変遷したか」を丁寧に追い、その背景を考察しておられる所が素晴らしいです。

[]プレゼントキャンペーンって当たった試しがない

でもそれではてなが盛り上がるなら良いですなぁ。

というわけで『エプソンダイレクトの「Endeavor NT340」欲しい!』なぁ…とか唐突に叫んだりするわけですよ。訳の分からない人はリンクをクリックしてみるとよく分かります。

[]ここ数日

ここ数日、各方面にメールで訴える行動に出ています。そちらがメインになって、blogの更新がやや遅めになっていますが、問題に対する熱意が衰えているわけではありません!(むしろ燃えさかっています……仕事に差し支えるほどに!!)。というわけで、遅れに遅れた仕事を昨夜徹夜で(というか、8:00帰宅10:00睡眠1:00起床でそのまま出勤まで仕事…という感じですが)片づけた私です。

メール活動の成果については、メール先との約束もあり詳細を言えないことの方が多いのですが、ふんぞり返った大手企業でなければ、おおむね真面目な返事が来るのが早く、かつレスポンスも早いようです。そもそも返事が来るところは1日で来るし、来ないところは一週間待っても来ないんですよね…。

*1:声明後、しばらくしてFlash画像を使用したTシャツなどの「モナーそのもの」の絵を利用したグッズをショッピングアリーナから予想通り下げました。旧ショッピングアリーナで売られていたTシャツはこちらの画像で見ることができます。これはグーグルキャッシュなので、興味のある人は消える前に保全をお願いします。これから関連会社切りが始まるのか、それとも関連会社製作グッズの回収にまわるのか…。

*2:今回、メル凸したいくつかの「製作会社」は『のまネコ』の権利関係の問題について伏せられたまま手を挙げた、善意の第三者であると思われます。自社サイトのグッズを撤廃しながら、余所の会社のグッズについては「勝手にやったことで、関知しない」…なんて、まさか言えませんよね?