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今日日の私・新

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2007-04-30

陽気


 田植えが始まった。
 ◇ ◇ ◇
 昨日今日はたいへん良い天気で、日中は職場にも行かず部屋の片づけもせずに車で走り回っていた。
 4/29 (日):電器店で携帯電話に使う micro SD カードとそれを PC に取り付けるリーダライタという機器を購入。電話機から PC にケーブルで直接データ転送できるのは Windows 機だけで、Mac ではこういう付属品が必要らしい。松任図書館へ。ついでに海が見たくなって、久しぶりに徳光のサイクリングセンターのところに行ってみる。発電風車は老朽化したのか、羽根が取り外され、稼働していなかった。エコエネルギー源として風力発電は期待されているけど、いかに装置を長持ちさせるかが重要な課題だな。

 4/30 (月):未見だった『芋たこなんきん』の最終週の録画を見る。このドラマは前半は面白く見ていたのだが、年代が下るにつれあまり興味がわかなくなってご無沙汰してしまった。でも登場人物たちの互いを思いやる言葉のやりとりはやはり心温まる。最終回の原作者登場シーンはちょっとわざとらしい。あれでは近所の主婦というより出待ちのファンだ。
 服をいくつか買う。
 どうやら花粉が飛んでいたようで、いまひとつ活動的になれなかった。

2007-04-28

滂沱


 髪を切る。午後から職場へ。測定。
 ◇ ◇ ◇
 昨夜の『探偵!ナイトスクープ』の3本のネタのうち2本で涙。なぜか最近、西田局長と同じくらい涙腺が緩くなってしまっている。この番組は感動話かどうか予め知らされないので、不意打ちを食らって泣かされるのだ。なんであれ予告で「感動巨編」「ハンカチをご用意下さい」とか言われると逆に泣けない。

2007-04-25

無趣味


 明日からのオープンラボの準備で1日つぶれる。久々に肉体労働した。
 ◇ ◇ ◇
 かつては自分のことを多趣味だと思っていたけど、最近はすっかり無趣味な人間になってしまった。趣味って一般に「ハードルを越える一定の努力と、それを乗り越えた時の快楽」を伴うものが多い。スポーツや楽器演奏は練習を必要とするし、登山も登っているときは苦しいし、などなど。今の自分はそんなハードルを越える努力すら惜しむような怠惰な奴だ。言い換えると「このハードルを越えたら、きっと心地よい世界が待っているにちがいない!」と思うような事柄を見出せないのだな。

それはお前を食べるためさ


 オープンラボを開始。ウチの研究室で使わなくなった物品を並べて、他の研究室の先生や学生がその中から欲しい物を持って行く、一種のガレージセールである。準備中は物品の配置を考えたり案内をわかりやすくしようと試行錯誤したり、物品のうちどれくらいを売り捌けるかなどと心配したり、まさに文化祭の準備をする中学生状態。蓋を開けてみたら予想以上に引き合いがあってほっとした。GW を挟んで5月9日まで計6日間行なう(ちょっと日程を長くし過ぎたかと思わないでもない)。
 ◇ ◇ ◇
 「フラミンゴの足問題」とともに、子供の頃納得が行かなかったのが「キリンの首問題」とでもいうべき以下のやりとりだった。

 問題:キリンの首はどうして長いの?  答:高い枝の葉っぱを食べられるように。

 これはとんちなぞなぞではなく科学読み物でよく見るやりとりだけど、納得できなかった。自ら欲すれば生体構造に変化をもたらすことが可能だというのか。じゃあ空を飛びたいと願えばヒトにも羽が生えるのか?「高い枝の葉っぱを食べたい」という要請と、実際に首が長くなったという結果の間を結びつけるメカニズムが、子供の頃の自分にはどうしてもわからなかった。後にダーウィンの適者生存とか自然淘汰とかの話を知って、ああそういう複雑な種の進化過程を子供向けに簡略化したのが上の回答なんだな、と一応納得した。しかし

 問題:おばあさんの目はどうしてそんなに大きいの?  答:それはお前の姿をよく見るためだよ。

 この場合は対象が種でなく個体なので淘汰もクソもないよな。まあ否定するわけではないけど、考えてみたらちょっと不思議な会話だなと思って。

2007-04-24

行動記録


 4/19 (木):測定と並行して製膜2枚。
 4/20 (金):測定。
 4/21 (土):測定。朝来て、一回試料交換してすぐ帰る。部屋の片付け。古本と使わない電化製品を売りに行く。鶏の手羽先・レバー・もも肉といろんな部位をぶちこんだスープを作る。夜、再び来る。測定のタイミングの関係で職場泊。待ち時間に図書館で借りた DVD 『クイズ・ショウ』観る。どのキャラも人間味があって引き込まれた。今日の『あるある』事件にも通じる話だが、1956 年に米国で起きた実話。

 4/22 (日):測定終了。帰宅。部屋の片付け続き。VHS テープを数十本処分。物置と化していたデスクの上も奇麗にする。すこしずつすこしずつ片付いている。
 保存してあるビデオテープの中身を全部ダビングして残すなんてやってられないので、今後自分が観たくなることがあるだろうと思うコンテンツのみを選ぶようにした。判断基準は、録画してから今日までにその内容を思い出し脳内反芻したことがあるかどうか。録ったことも忘れているような番組は容赦なく切り捨てる。また、自分が捨てても何らかの手段で観ることができるもの(ヒットした映画など)は、できるだけ捨てるようにする。
 4/23 (月):共同研究者との連絡とか、物品処分の段取りとか。
 土曜日に作った鶏のスープは、チゲ鍋風、水炊き風、カレーとアレンジを変えて3日間食べ続けた。

2007-04-18

画像


 「.mac」というサービスに加入した。メールアドレスが取得できるとか、ワンタッチでホームページが作れるとかいうのが売りだけど、中で利用価値が高そうなのは「iDisk」という機能。要は、Apple のサーバーにある自分専用ディスク領域に、FTP ソフトなしで簡単にアクセスできる仕組みらしい。例えると、出版社に原稿を送るときに、これまでは封筒に入れて郵送しなければならなかった(したがって郵便局のない町からは送れなかった)が、今後はどこにいても編集者が取りに来てくれるようなものかな?
 というわけで FTP ソフトが使いにくい状況だった今までと違い、今後は日記への画像アップなどを簡単にできるようになった次第である。

2007-04-17

赤いズボン吊り


 帰りそびれて職場泊。朝方に一度帰宅してゴミを出して食事して、再び出勤。このパターンは十分な睡眠が取れないのでダメだな。
 自動測定装置の試料交換とか、他の測定とか、共同研究者とのやりとりとか。
 ◇ ◇ ◇-
 先日 TV を観ていたら「なぜ貴方はグラスを持つ時に小指を立てるんですか?」「それはね、親指を立てたらグラスが落っこちちゃうからだよ」みたいなやりとりをしていた(細部あいまい)。それでふと思い出した。こういうなぞなぞは昔からよく目にする。

 問題:ナポレオンはなぜ赤いズボン吊りをしているのでしょう。 答:ズボンが落ちるから。

 問題:フラミンゴはなぜ片足を上げているのでしょう。 答:両足を上げると倒れてしまうから。

 もちろんこれらの答は論理的には完全な解答を与えていない。最後の例では、フラミンゴの足の上げ方の組み合わせとして (1) 両足を上げる、(2) 片足を上げる、(3) 両足を下ろす、の3通りがあり得るのであって、(2) であるもっともな理由を述べるには (1) と (3) を否定しなければならないのに、回答例では (1) のみを否定しているに過ぎないからである。
 この手の部分解決的な答には子供の頃から納得がいかなかった。「そんなのおかしいよ!」と言っても仕方ないのだけど、考えてみればこうした非論理的なやりとりが高級ユーモアのような顔をして長く市民権を得ているのはどうなんだという気がする。ひょっとしたら、いまだ結末が明かされていない三谷幸喜の「赤い洗面器の男」ジョークも似たようなオチなのだろうか?(青い洗面器が無かったからだ、とか)

2007-04-16

アーカイブス


 4/14 (土):さして天気もよくないので、部屋の片付けに当てる。並行して、古いビデオを HDD レコーダーにコピーする作業を夜中までやる。押し入れに眠っていた数十本の VHS テープを出してきたら、テープ側面にカビが生えていた。10 年以上も再生してないので無理もない。ていうかそんなテープ、バックアップとる価値あるのか?> 自分
 4/15 (日):晴天で風もそよ吹く快適な日。手元の湿度計は 30 % 台を示していた。日光の暖かさと、汗が蒸発する時のヒンヤリ感が同居しているのが心地良いのだ。昼頃に職場へ。自動測定装置に試料導入。夜、金沢駅前へ。新しくできた金沢フォーラスに入っているイオンシネマ(初)で『ブラック・ブック』を観る。映画のエンタテイメント要素が全部詰まったとも言える濃密な2時間半。
 4/16 (月):試料交換。装置処分について担当の先生と打合せ。
 ◇ ◇ ◇
 コレがあると、録画した TV 番組や昔のビデオテープの内容を iPod に入れられるらしい。なんだか購買欲をそそられる。iPod に入れて何をしたいというわけでもないけど。

2007-04-13

開拓2店


 研究室の処分するべき物品リストを作る。

 昨日の夕食は、小松周辺で店を開拓しようと思って、うろうろして見つけた『餃子菜館・勝ちゃん』(初)に入った。餃子と炒めそばを頼む。一口食べて驚くような旨さではないけれども、しつこくない味で食が進む。餃子の皮がビスケットのような食感で香ばしい。餃子とは”コナモン”なのだと認識させてくれる。カウンターの奥行きが広くて食事がしやすいのも好印象。
 後で検索したら、この店のことは多くの人がブログでベタほめしていた。そうか、小松では有名店だったのか。

 『王様の本』が営業停止になってしまったので、e-hon の受け取り書店を野々市の『明文堂書店』に変更した。最近できた大型書店で、よく前を通っていたが利用したことはなかったので、この機会にと昨夜の帰宅途中に初めて入ってみた。ツタヤと本屋とカフェが共存している店内は外見よりも広々として、雰囲気も落ち着いている。本屋の品揃えは十分。並んでいるマンガにはなんとビニールがかかっておらず、中身確認可能。昼間行ったら中高生が立ち読みしまくって大変じゃないだろうか。ツタヤにはレンタルコミックコーナーもある。そして私にとって好都合なのは、深夜2時まで営業していること。いろいろな点で王様の本を凌駕しているなあ。様本が衰退したのも時代の流れと言わざるを得ない。それにしてもレンタルコミックと新刊コミック売り場が同居している状況は興味深いものがあるな。ビニールをかけないのもそのためかも。

2007-04-12

査読の行方


 4/11 (水):職場泊。朝、共同研究者の論文が掲載可の返事をもらったとの知らせ。査読待ちと改稿に時間がかかったが、ついにやった!
 一日中自分の査読する論文を読む。週の真ん中なので早めに退勤。『バーミヤン』で鮮々野菜炒め(初)を食べたら美味しかった。
 4/12 (木):朝、バーミヤンの真似をして野菜炒めを作る。店の味には及ばないが、自分の料理にしてはまあ旨い。

 昨日の続きで、本日が締切の査読レポートを夕方までかかって書き、ウェブから送信。今回も「大幅な改稿を要する」という判定を下し、どうすれば良くなるかというコメントを長々と付けた。私と別にもう1人査読者がいて、その人の査読レポートを見たらやはり同じ判定を下していたので一安心。また何ヶ月後かに再投稿してくるのだろう‥‥と思っていたら、送信の1時間後に編集部からメールが。
 「このたびは査読いただきありがとうございました。おかげさまで以下のとおりの最終判定に至りました。--- 掲載拒否」
 うわああああ、と思わず叫んだ。

 2人の査読者が「改稿すれば載せても良い」と言っているのに、編集部判断で掲載拒否という判定になってしまったのだ。じつはこれは通常号でなく特集号なので、発行までのスケジュールが決まっていて遅らせられないという事情もあるのだろう。
 以前、私の査読した論文が、自分は最終決定を下していないのに誌面に載っているのを見つけて、「なんで?」と不思議に思ったことがあったが、その後わかってきた。掲載の最終決定を下すのはあくまで編集部で、査読者はそのアドバイザーに過ぎないのだ。再投稿された論文が査読者の要求を満たしているのが誰の目にも明らかだったら、いちいち査読者に回さずに編集部で OK を出すこともあるのだ。そして今回のように逆の場合もある。
 この論文の著者に対する憐れみと、3日かけて書いたレポートが無駄になったという落胆と、いや、完成度の低い論文が世に出るのを未然に防いだことは意義のある仕事だという自己慰めが混じった気持ち。とりあえずこの論文には、安らかにお眠り下さいと言おう。

 『王様の本』が営業停止。びっくりした。不景気なようには見えなかったけどな。まだ実感がわかず、いつものように帰宅途中についフラリと立ち寄ってしまいそうだ。

2007-04-11

1時間でわかる人物史?


 4/9 (月):朝から深夜まで、1時間ごとに試料交換。合間にデスクワークしようと努めるもなかなか捗らず。実験脳とデスクワーク脳の切り替えを素早くできるようにならなければ。
 4/10 (火):締切が明後日に迫った論文査読を重い腰を上げて開始。「もっとがんばりましょう」という意味のことを何て言ってわかってもらうか、悩む。

 『あるある大事典』が自然科学系バラエティなら、一昔前の『知ってるつもり!?』『驚きももの木 20 世紀』は社会科学系バラエティだ。当時はどれも比較的好んで観ていた。自分のあまり知らない人物や歴史的事項に関する入門的知識を与えてくれる資料として、1時間の番組は手頃な感じがした。しかしそれらの番組も往々にして、視聴者の目を引く少々誇張された主題がまずありきで、それに合うエピソードのみをつなげて作られた、偏った資料であることにだんだん気付いたのだった。
 たとえば、コロンブスの苦難の半生を描いた『1492 コロンブス』という映画が公開されたころ、それに対抗するように『知ってるつもり!?』では「コロンブスは欲に目がくらんだ大悪人だ」というトーンの番組を作ったり。もちろんダークだったりヒロイックだったりといろいろな側面を持つのが人間である。『プロジェクトX』も感動的ストーリーを仕立て上げようとして事実にそぐわない叙述をしたことがあったね。結局1時間の番組で1人の人間を理解するなんて到底無理なのだ。

 そのように社会科学系バラエティも自然科学系バラエティも、ずっと前から内容は怪しいものだった。それでも局と視聴者の間に、浅薄な情報でなんとなくその事柄をわかった気分にさせてあげますよ、という暗黙の約束事があったので、問題にならなかったのだと思う。それが、番組で取り上げた食材があっという間にスーパーから消えるような事態になった頃からおかしくなってきた。番組の影響力が大きくなりすぎて、暗黙の了解が効かなくなったのだ。要するに、みんな関西テレビを非難しているけど、テレビを見てスーパーに群がっていた視聴者(自分含む)も悪いんじゃないの、と。

2007-04-08

ヴァージル・ティッブス


 4/7 (土):6時間おきに職場で試料交換。合間に JO-HOUSE で昼食食べたり、自室で洗濯したり、録画を DVD に落としたり。夜、図書館で借りた DVD を職場の PC で見る。
 4/8 (日):投票。職場へ。試料取り出し。一旦職場を出て松任図書館。帰宅して昔録画したビデオを HDD にダビングしつつ掃除。夕方より再び職場へ。
 石川ではちょうど桜が満開で、この週末は天気も良く、風もそよそよ吹いて気持ちがいい。こんな日は図書館がすいている。

■『夜の大捜査線』ノーマン・ジュイソン監督(1967 米)(ネタバレあります)
 面白かった! そういえば黒人刑事ヴァージル・ティッブスのことは、小学生のときに学習雑誌の付録のミステリーガイド本で知ったのだった(ホームズやポワロとともに「10 人の名探偵」に選ばれていた)。黒人を差別する輩に対して静かに論を説き、しかし相手がなおも罵ると対決姿勢を露にする、芯の強い警官。で、今回初めてその登場作品に接した。偶然居合わせた南部の田舎町で殺人事件捜査に協力する羽目になったヴァージル(シドニー・ポワティエ)が事件を解決する話なのだが、警察の面々から町のごろつきまであらゆる方面から投げつけられる黒人差別の視線に対し、彼がどのように闘い、どのように理解し合ったかがじっくり描かれる。
 特に、警察署長ビル(ロッド・スタイガー)のヴァージルに対する態度が変化する様子が良かった。彼も町の人間と同様に元々黒人差別主義者で、最初はヴァージルを蔑むが、捜査を続けるにつれ徐々に友情のようなものが生まれ、最後は握手を交わして別れる。『パッチギ!』もそうだったけど、根強い民族的差別で反目し合っていた者どうしが、偏見を乗り越えて個々に友情を培う話には、無条件で胸が熱くなるね。

 わずか 40 年前の米国南部での黒人差別がどんなふうだったかが、よく伝わってくる。差別をする側の苦悩が描かれているのも印象に残った。ヴァージルの頬を打った途端に平手打ちを返された農場主の屈辱の涙。長年身に染み着いた差別意識はどうしようもないものなんだな。ビル署長のように皆が差別意識をなくせば世界は平和になるのだが、実際には難しい。アフリカ系黒人とイタリア系白人が別々の地域に住み分けているボルチモアの町を思い出した。最終的には、他者と共存するには適度の距離を置くしかないのだろうなあ。

2007-04-07

目を見て話す


 やったことは代替機能、いや、大体昨日と同じ。(誤変換が面白いので残してみた)

 相手の目を見て話せる人は、相手の反応を自分のエネルギーにできる人だ。自分の話が相手におおむね好反応で迎えられると知っていて、その好反応を見てもっとポジティブになれるという。
 自分はこれが苦手だ。相手が自分の話につまらなそうにしていたらどうしよう、と思うと相手の目を見るのが怖い。話している間にあまり視線をそらすのも失礼なので、なるべく相手の顔のほうを見るよう努力はしているけれども、そういうときでも自分の目のピントをわざとぼかしていたりする。これって相手にばれているだろうか。
 以前新聞で、話している時に相手の目を見ている時間は 60 % くらいが適当だ、と書いてあったのを見て、目からウロコだった覚えがある。そうか、無理してずっと見てなくてもいいんだ。当たり前だと思うかもしれないが、当たり前のことがなかなかうまくできない人間もいるわけで。

2007-04-06

お前の手で漕いでゆけ


 やるべきことの多さに辟易し、つい帰りそびれて職場泊。
 自動測定装置の試料交換をしたり、装置搬出の段取りをつけたり、退職した教授が荷物を運び出すのを手伝ったり。大型のものも小型のものも、研究室所有の装置類の多くが4月末頃に搬出される見通しとなった。不要な物を早く片付けたかったので良いことだ。自分の使うものは残しておくけど。

 3月末に教授が退職したが、自分はもうしばらく居させてもらうことにして、上司のいない助教として4月からも従来どおり勤務している(肩書きは助教に変わったが、中身は従来の助手と同じ)。学生もきれいに出て行ったので研究室の人口は少ない。後始末的な雑用はあるものの、ある意味ではめったにない自由な境遇なので、精神的に開放感がある。今までになかったくらいの勢いで研究が進む‥‥といいなあ。

2007-04-04

親子対決


 4/3 (火):製膜2回。
 4/4 (水):製膜1回。作った膜の微細加工。うまくいかず。気付かずに違う条件で製膜してしまったせいらしい。2日間の仕事が水泡に帰した。再現性を向上させる努力をしなければならない。

・『崖の上のポニョ』宮崎駿監督(2008 公開予定)
 制作発表の時に報道された駿の発言が印象に残っている。息子の吾朗が『ゲド戦記』を監督したことを自分への反抗と捉えていて「こんなことになったのは吾朗が5歳の時、仕事ばかりで付き合っていなかったからだ。2度と吾朗みたいな子をつくらないために」この映画を作るという。息子を全否定かよ、なんて心の狭い親父なんだ、と当時は呆れた。
 しかしこの、親が子を認めない『美味しんぼ』的構図は、どうもジブリの鈴木プロデューサーが煽っているように思えてならない。『ゲド』を作るよう吾朗に後押ししたのも彼だし、『ゲド』公開に合わせてテレビで『ハウル』が放送された時にも鈴木氏が画面に登場して2つの作品を「親子対決です。これは面白いですよ」と紹介したりしたし。駿の発言もそれだけ抜き出せば「吾朗には気の毒なことをした」という謝罪の言葉にも取れる。別に駿に情が移ったわけではないのだが、鈴木氏が話題作りのためにことさら親子の仲が悪いようなイメージを作り上げているのだとしたら、わざわざそれに乗るのもイヤだな、と思った。

2007-04-02

今週の行動記録


 3/26 (月):東京に移動。しばらく実家泊。深夜まで明日の発表資料作り。
 3/27 (火):応物学会1日目。今回の会場は相模原の青山学院大。午後の早い時間に自分の発表。結局声を出しての発表練習は1度しかやらなかった。休憩室とか設置されてないので、校舎裏の人目のないところで。発表は質問も活発に来てまあ無事終了。夜、大学院時代の研究室仲間9名で八王子『月の雫』で飲む。
 3/28 (水):応物学会2日目。夜、共同研究者と淵野辺駅周辺で夕食。
 3/29 (木):応物学会3日目。夜、かねてからの懸案だった西八王子『大金』で生姜焼き定食。前衛ジャズピアノでも弾いているような主人の鍋さばきがいい。
 3/30 (金):応物学会4日目。1〜3日目はスーツ、この日のみ私服。午後3時前に終わり、御茶ノ水とか神保町とかを散策。

 3/31 (土):自由行動。上野の東京国立博物館に『レオナルド・ダ・ヴィンチ -- 天才の実像』展を観に行く。会場は2カ所に別れていて、第1会場は目玉の『受胎告知』の絵のみ。第2会場にその他の展示。開場 10 分後に着いたら既に第1会場に長蛇の列。30 分待って絵を拝む。まさに 1974 年のモナリザの時の混雑ぶりに近い。しかしあとで第2会場に入ると、実物大の複製画が展示してあった。しかも退場する頃には第1会場の行列もほとんど消えていた。いろいろ失敗した。
 秋葉原から市ヶ谷まで歩く。神楽坂〜飯田橋の界隈にやけに人が多い。外堀の桜見物か、『拝啓、父上様』の舞台の地を探訪に来たか、その両方かだな。このドラマ見ていなかったけど、ロケ地は自分の馴染み深い場所が満載だったようで、見逃したことをちょっと後悔した。しかし理科大は背景にすら映らなかったと聞いて、それはそれで口惜しい。
 4/ 1 (日):妹一家が来て昼食。自分は3時頃に出発し、夜に金沢着。
 4/ 2 (月):出勤。

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