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今日日の私・新

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2008-02-29

曇(雨)→晴


 髪を切るのも気が重いが、そんなことよりもっと憂鬱な事態が進行しつつある。
 どうやら私は歯医者に行かねばならないらしい。
 以前から「このままでは何かトラブルになりそうだな」と気になっていた右下の親知らず。最近飴を立て続けになめたり、夜に歯を磨かずに寝てしまうことが多かったりしたせいで(気になってるなら気をつければいいじゃん、と思うが、気になる私と気をつける私は別人格なので)、ここ数日ついに痛み出した。鏡で見ると黒いものが歯の表面に形成されている。
 ネットで日本語の通じる歯科がパリにあることを知って少しその気になるも、別のサイトではその歯科医にひどい治療を受けた体験記が載っていて一気に落ち込む。言葉が通じるかどうかで医者を選ぶべきではないな。さらに「フランスの歯医者は日本より 20 年遅れている」などという脅し文句も散見され、不安は尽きない。研究室のリューターで自分で虫歯を削れないかなとか、長渕の歌みたいにペンチで引っこ抜いたらどんなだろうなとか、変なことを考える。

 論文 B を別雑誌に投稿。

2008-02-28

晴→曇


 21 日に投稿した論文 B が「雑誌の方向性に合わない」と、査読もされずに編集部から門前払いを食らってしまった。これも想定していたことではあるが、やはり少しがっかりだ。気を取り直して他雑誌への投稿準備を開始。

 アクリル管が欲しいので、和仏辞典で「管」に当たる言葉を調べてネットで検索してみるも、出てくるのはチューブ容器に入ったアクリル酸という薬品であるとか、プラスチック製の煙草パイプであるとか。時々、現物が目の前にないと何も話が進まないんじゃないかと思うことがある。

2008-02-27

曇時々雨


 私 「サルコジがひどい言葉を吐いたんだって?」
 同僚「とても、とてもひどい言葉だ」
 夜のテレビニュースでも、発言から3日経っているのにいまだにその話題が取り上げられている。「うせろ、馬鹿野郎」と朝日新聞では紹介されていたけど、こっちの人にすれば、意味はそうでもニュアンスは「馬鹿野郎」どころの話ではないみたいだ。
 といっても、対応するようなニュアンスの日本語の悪口を探すのは難しい。もともと日本語には欧米の言語に比べて、ひどい悪口のボキャブラリーが乏しいのだ。だから元首がうっかり口を滑らせたとしてもせいぜい「バカヤロー」(吉田茂)くらいのもの。極端な悪口のボキャブラリーが存在する国で、それを使ってはいけない立場にいるサルコジらはやりにくいだろうな、と変な心配をしたり。

 ニュース番組で日本の話題が登場することは非常に少ないが、昨夜は、富山の津波の映像と、大阪のパナソニックの工場が廃棄されたテレビをリサイクルする様子とが取り上げられていた。
 ちなみにトップニュースはマリオン・コティヤール(『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』)のアカデミー主演女優賞受賞。かなり時間を割いて伝えていた。日本人がもし受賞したら日本のマスコミは大騒ぎだろうけど、これがフランスでも騒ぎっぷりは似たようなものだな。

 週4日放送されているアニメ『マルセリーノ』、1月に見たエピソードがまた放送された。シリーズ最終話まで行ったらまた第1話から順に流しているらしい。米国のテレビでもそうだと以前聞いたことがある。毎回録画しているが、あのよく知られた、マルセリーノのパンとぶどう酒と天国に関するラストの展開は、どこにも見当たらない。きっと繰り返し放送するのに不向きだという理由で、その展開はナシになったんだろうと思う。おかげでどれが第1話でどれが最終話かも判然としない、メビウスの輪のようなシリーズになってる。なんだかなあ。

2008-02-26

曇→晴


 先週末に光学部品の見積り依頼を3社に出した返事が、相次いで返ってくる。うち1社の納期が「3〜4週間」と幅をもたせてあったのが奇妙に感じた。やはりフランスは時間にアバウトだなあと思う。
 工作室の技術職員に実験装置用架台の工作依頼に行く。
 写真撮影可能な光学顕微鏡を求めて、キャンパス内の他の研究室2箇所(地質学、昆虫学)に見学に連れて行ってもらう。地質の先生とは酸化物を共通項として話がはずんだ(ようだ)。
 明日締切の査読をやっている。家に帰って続きをやらないと。

 ←から行くプロフィール欄の記述を更新。ホームページに載せていた文章を部分修正してそのまま使った。そうか、ホームページは作ってからもう7年半になるのか。

2008-02-25

快晴 春のような陽気


 部屋の天井の電球を替えようとして苦労する。天井は高いし梯子はないし。箪笥を動かして台にして、切れた電球を外したはいいが、ソケットに合う予備の電球が無かった。日曜で店は閉まっている。明日以降に電球を買うまで箪笥はこのままで。やれやれ。
 私の部屋の電球は3ヶ月間で4個切れた(もちろん全部別々の電灯のだけど)。この国の電球がヤワなのか、この国の家庭用電源の電圧変動が大きすぎるのか、もしくはこの部屋の前の住人が切れる寸前まで使って行ったからか。

 年末に日本で髪を切ってから2ヶ月。そろそろ切らねばならない。まだこっちで散髪屋に入ったことはない。言葉が通じないのに、美(理)容師とのコミュニケーションをいったいどうすればいいのか。憂鬱だ。

2008-02-24

快晴


 金曜夜:早く寝てしまう。反動で夜中の3時頃に目が冴えてしまい、起き出して読書とか GarageBand の打ち込みとか。
 土曜:なんとなくかったるい。花粉が飛んでいるかな?
 午後からぶらりと La Riche Soleil の大型商業施設へ。食材とともに珍しく DVD と CD を1枚ずつ買う。DVDフランス語学習用を兼ねて『硫黄島からの手紙』。CD は『Pagny chante Brel』。往年のシャンソンの大歌手ジャック・ブレルのナンバーを、現在 46 才のフローレント・パグニーがカバーしている。ブレルやパグニーについてはまたいつか書こう。(追記:より原語に忠実な表記は「フローラン・パニー」でした。2012.2.27)

 ◇ ◇ ◇
「で、今日は何の曲を打ち込んでたんですか?」
「ふふふ。こちらです」

 『ベルトクイズ Q&Q』エンディングテーマ(MP3 ファイル、58 秒)
Download

「ベルトクイズ…? 聞いたことないです」
「ああ、若い人は知らないかもね。昔小学生の頃、月曜から金曜まで毎日、昼の 12 時から 40 分間、TBS で放送されてたんですよ。ある時期から 25 分に短縮されましたけど。このエンディング曲は 40 分だった頃に流れていたものです」
「そんな平日の昼の番組を、なぜ小学生が知ってるんですか?」
「じつはうちのクラスは毎日、給食を食べながら教室のテレビでベルトクイズ Q&Q を見るのが慣例になってたもんですから。余談ですが夏休みには子供大会ってのがあって、私は出場応募のハガキを出したこともありますが、何の返事も来ませんでした」
「それはいいけど、このラストの不協和音のフレーズ、なんですかこりゃ」
「ああ、ここは不協和音なんですよ」
「augment コードで終わってますが、こんな終わり方、あり得るんですか?」
「とにかく変なフレーズだったことは覚えてるんだけど、なにせ不協和音だから正確に再現するのは難しいです。これ以上はいくら時間をかけても正解に近づくのは無理。一応 YouTube で探しましたが、エンディング音源は見つかりませんでした」
「誰か『そこは本当はこうだった』とご教示下さる方がいればいいですけどね」
「まあ不確かな点はあっても、この曲をアップする満足の方が大きいです」
「火曜日締切の査読のほうもちゃんと仕上げて下さいね」
「………はい」

2008-02-23


 昨日:共同研究先の会議室でグループミーティング。自分も初めてプレゼンした。他の人の仕事に対して「こうしたら?」的なアイデアを出すと、意外に喜ばれることがある。まあ長年やっているから知っていることも少しある。
 直帰。論文投稿祝いとして久しぶりにワインを買って帰る。体重、また増えるな。

 本日:出勤途中に県庁に寄って、滞在許可証を受け取る。これでひとまず安心した。
 薬局に寄ってヨードチンキ teinture d'iode を一瓶買う(怪我したわけではありません。研究に使うため)。店で瓶詰めしたのか、ラベルは自家製の簡素なものだ。成分が知りたかったので訊ねたら、店の奥から古い分厚い薬品事典を持ってきて見せてくれた。

2008-02-21

曇時々雨


 論文 B 作成。だいぶ時間がかかってしまったけれども、明日投稿する予定。

 注:わかりやすくするため、現在自分に関連する論文等を以下のようにラベル付けする。
 論文 A:自分ともう1人の共著。1月に投稿。先日査読結果が返ってきた。共著者と協議しつつ改稿中。(3/3 を目処に)
 論文 B:自分の単著。論文 A の投稿後から本格的に準備を始めた。
 論文 C:自分が査読している他グループの論文。1月に第1稿の査読結果を返送。先日再投稿され、再度査読中。(2/26 を目処に)
 小説 D:知人作。感想を求められている。(2/26 を目処に)
 論文 A を再投稿するまでは、パリ行きはおあずけだな。


 論文B投稿完了。ふう。
 昨夜は遅くまで、今朝も投稿直前まで英語を修正していた。見れば見るほど直したくなってくるが、キリがない。
 今日は午後に共同研究先に行き、直帰の予定なので、これにて。

2008-02-20

晴(オルレアン)、曇(トゥール)


 寝過ごすこともなく、無事 Orleans に行って健康診断を受け、昼頃に Tours に戻ってきた。これでおそらく滞在許可証を交付してもらえるだろう。
 緊張と睡眠不足のせいで朝からお腹が緩かった。土日の半断食の影響もまだ残っているようだ。本来、断食をした日数と同じ日数をかけてゆっくり通常食に戻さなければならないので、今はまだ回復期なのだが、その間にこういう緊張するイベントがあると如実に体調が影響を受ける。

2008-02-19

またまた快晴


 日曜:半断食2日目。体内に溜まっていた固まりが何度かに分かれて出てくる。腸内が洗浄された感じ。夕食は復帰の準備としてお粥。
 ほぼ一日中、論文の推敲。以前買った『科学論文の英語用法百科〈第1編〉よく誤用される単語と表現』(グレン・パケット著)をぱらぱらと見ながら。自分の好んで使っていた英語の用法のいくつかが、この本によって明確に誤った用法と指摘されていたので、焦る。
 月曜:論文推敲続き。もう少しだ。

 明日は朝6時半の列車で Orleans に行かねばならないが、電車の席を予約しようとしたら満席だった。自由席とかあるのだろうか?(追記:満席なのではなくて、全席自由席なので予約を受け付けていないだけでした)そして朝起きられるのか?>自分

2008-02-17

そして快晴


 昨夜:旧市街のほうにある小さな寿司屋に入ってみる。寿司屋というか、店内でも食べられるけどテイクアウト主体の店らしい。ここの店員は日本人の方だった。ようやく日本語で話せる店を見つけた! 立ち食い蕎麦のような狭い台で、パックの寿司と一番搾り 500 ml 缶をいただく。ネタのバラエティはもとより期待できないが、醤油やワサビやガリの香りに包まれることに幸福を感じる。去り際に、店内にいた日本人らしき婦人と笑顔で会釈。こういうコミュニケーションが嬉しい。

 本日:1月以来、体重がちょっと多めで一向に推移しないので、半断食を実行する。基本的に固形物を取らず、ジュースで生きのびるというやつ。そのために昨夜はジュースのボトルを3本買い込んだ。
 朝から夕方まで、部屋で論文の英語の推敲。その後職場へ。1月に投稿した論文の査読結果がメールで来ていた。悪くは無かったが、他の論文誌への変更を促す意見あり。まあ想定内だ。

2008-02-16

久しぶりに曇、マフラーを要する冷え込み


 過去への逃避行動、第2弾。大昔に NHK 総合で放送されていた少年向けドラマ(少年が捨て犬を拾って、アバラーと名付けて飼う話)の主題歌を再現してみた。ドラマの題名すら覚えていないのに、歌のメロディーと3番の歌詞だけは鮮明に記憶に残っている。下記の全歌詞や曲情報は今になってネット情報から補完したものだ。しかし音源作成に当たっては自分の記憶だけが頼りなので、前奏部やコード進行など、自信のない箇所もある。でもぜひこの曲はフルコーラスでお届けしたい。

『ぼくのアバラー』(MP3 ファイル、1分27秒)
     − ドラマ『わんぱく天使』(1971 – 73 年 NHK 総合)主題歌 −
Download

 父さんの革靴が ドブ川を流れてる 
 母さんのサンダルが 古池に浮かんでる
 誰のいたずらだいたずらだ アバラーかもしれないぞ

 さっきまで泣いていた 泣き虫の赤ん坊 
 もう今はニコニコ ご機嫌で笑ってる
 誰があやしたかあやしたか アバラーかもしれないぞ

 土砂降りの雨の中 傘くわえとぼとぼと 
 ご主人をお迎えに びしょ濡れの犬が行く
 みんなみんなよく見ておくれ アバラーかもしれないぞ
 みんなみんなよく見ておくれ これがぼくのアバラーなのさ

 うまく音を再現できたかな? この歌は口ずさむたびにジーンと来てしまう。3番でキーが半音上がる感動盛り上げパターン。1番ではやんちゃで困りものだった犬が、3番では献身的な賢い犬に成長しているところにも‘物語’を感じる。「ご主人をお迎えに」は有名な渋谷の犬を連想させるし、「びしょ濡れの犬」とくればもう。日本人の涙腺を刺激してやまない要素がたっぷり盛り込まれた一曲。
 オリジナルは本田路津子さんが歌っていたことを今更に知って驚いた。『耳をすましてごらん』といい、この人の歌には心が洗われる。この歌が自分の心に長年棲み続けたのは、彼女の歌声によるところも大きかったのかも。

(追記:その後オリジナル音源をご教示いただいたのに伴い、MP3 ファイルを改訂。まったく違っていたイントロ部は全面的に改め、本メロ部もコードの明らかな間違いを2、3箇所修正しました。2014.11.19)

2008-02-15

なおも快晴


 朝から共同研究先の企業の研究所を見学させてもらう。久々のクリーンルーム。久々の PLD のプルーム。充実した時間を過ごしたと同時に、デスクワークに慣れた身体にはきつかった。
 疲れたせいか、職場に向かうバスで財布を落としてしまい、職場に着いてから気付くというトラブルがあった。一時は歩いて帰ることも覚悟したが、すかさず「私の財布知りませんか?」とフランス語で書いたメモを用意し、乗ったバスが終点で折り返して戻ってくるのを捕まえて運転手にメモを見せて車内を探させてもらい、無事発見。やったー。これからは幾ばくかの現金は分けて持つようにしよう。

 GarageBand で再現した 30 年前のテレビ番組の音楽とは、昼前に NHK 総合テレビ関東地方限定か?)で放送されていた天気予報のエレクトーン BGM である。昔から好きな曲なのだ。作曲は湯山昭氏。ちょっと検索かけてみたら、掲示板で話題になっていたりしていたので、需要があるかもしれないと思い、ここに自分の作った MP3 ファイル(1分53秒)を公開してみる。遠い昔の記憶なので間違いなどあったらごめんなさい。あと、こうして公開することは著作権法違反になるかもしれないが、CD にはなっていないだろうし、実質的に損害を蒙る人はいないと思うので、クレームがつくまでしばらくこのままで。
Download

 掲示板情報から、その天気予報の映像も思い出して PowerPoint で作ってみた。なんかこんな感じだったような…。雲の形はよく覚えていない。音源ともども、ごく一部の人が「そういえば、あったなー」と思って下さればそれで満足です。

2008-02-14

もちろん快晴


 大学食堂はカフェテリア方式で、メインディッシュは4種類くらいの中から選ぶ。で今日の昼食の時、何の肉かわからないまま、一見骨付き鶏肉のような料理を選んだ。なかなか美味だ。最後まで何かの鳥類の肉だと思い込んでいたが、後で聞いたらウサギだった。まだまだ修行が足りない。

 食後、同僚との雑談で「フランス人はウサギは食べるのに、他人が犬を食べるのは嫌うなんて可笑しいね」と言ってみたら、相手はただ苦笑いして「そうだね」と言うだけだった。先日もテレビのニュースで、オーストラリア近海で日本の捕鯨船が親子(?)クジラを捕らえる映像が映し出された。言葉はわからないけど捕鯨批判の報道にちがいない。オーストラリア人が日本の所業を非難するコメント映像が流れていたが、それに対する日本側の主張などは全く紹介されなかったところに、捕鯨問題に関するフランス人の強硬さが感じられた。ウサギやカタツムリは食べてもよくて、クジラや犬はダメというのは、感情論にすぎないんじゃないの?という日本人の多くが抱いている意見を機会があればフランス人に投げてみたいのだが、まあ今日はやめとく。

2008-02-13

快晴 予報でもこの先日曜までずっと


 1日じゅう、実験系のデザイン。

 知人からオリジナル小説の試読を依頼される。論文査読のような気分で、2週間を目処に感想を返す旨、返事する。
 その後偶然、本物の論文の査読依頼が来た。1月に査読して「大幅な改稿が必要」と返答した論文が改稿・再投稿されてきたものだ。ところが著者の手元に渡った初稿への回答文を見ると、なんとリジェクトされたことになっている。私はそんな判定を下した覚えはない。おそらく私の書いた「直せば載せます」というレポートを、編集スタッフが独自判断で一部書き換えて「載せません」という結論にして著者に返したのだと思われる。私があまりに多くの問題点を指摘したことが不評を買ったか。もちろん査読者はアドバイザーに過ぎないと認識しているので、判定を覆されたことに対する不満はない。ただ、そういうこともあるんだね。そしてネガティブな返答をもらってもめげずに再投稿してくる根性のある著者もいるんだな。
 こちらはもとより改稿された原稿があるレベルに達していれば掲載可とするつもりだったけれど、編集部のそういう思惑があったとすると、すんなり通したら編集部は嫌がるかな…などと余計な心配をしてしまう。ええい考えるな! 論文の質だけを見ろ!

2008-02-12

快晴 朝は1℃、午後は11℃


 土曜:大型建材店とかショッピングセンターとか。久々に iMac に入っている GarageBand をいじる。
 日曜:なんとなく動く気がしなくて、外出もせず自室の掃除もせず、録画を観たり GarageBand で打ち込みをしたりして好き放題に過ごす。おかげで気力は戻ってきた。

 GarageBand:今回もいじり始めた頃は勝手がわからなかったものの、徐々にやり方を覚えるにつれ面白くなってきて、やめられなくなる(論文執筆作業からの逃避という理由もある)。以前はできなかった(と思う)曲の途中でテンポを変えたりすることが、今のバージョンではできることが判明したり、もう GarageBand に関しては不可能をほとんど感じない。ただデフォルトの音源の種類は少なく貧弱で、オプション音源を購入したりネットでダウンロードしたりして追加しないといけないようだ。ここでもネットに繋がっていないと大きな差がついてしまう!
 20年以上前から自分の頭にある曲想を初めて形にしたり、30年前のテレビ番組の音楽を再現してみたりして、夜更けまで遊びまくった。打ち込んだオリジナル曲を聴いていると、ジャンルは何であれ、モノを作り出すのが自分の生きがいだったということを改めて思い出し、論文執筆作業にも力を入れようという気になってきた。

快晴 当地にて未だ雪を見ず


 論文書きと実験系の設計。叩き台の英語が一応完成。

 物理学会誌2月号と、セラミックス協会誌12月号が同時に届く。後者は応物と同じく船便、前者は航空便で来た。応物学会誌を航空便で届けて欲しいと思った主な理由は、誌面の公募情報が期限切れにならないうちに見たいからだったのだが、じつは誌面に載った公募情報は web でも見られることを今日知ったので、船便で我慢することにする。
 ところでセラ協の封筒には宛先の私の名前が漢字でしか記されていなかった。これじゃ此処の事務の人は読めないよ! それでもちゃんと私のメールボックスに入れられていたのは、たぶん研究所に日本人は1人しかいないから「日本からの郵便ならアイツだ」と推測してくれたのだろう。

 滞在許可証取得のための健康診断のアナウンスも、今日届いた。ホッとした。来週火曜日に Orleans に行くことに。

2008-02-09

快晴


 同僚2名と、実験室の配置を相談する。PC のディスプレイを見ながらああだこうだ言いつつ。自分のしてきた準備が活かされて大幅に話が進んだので、充実感があった。固有名詞を、スペルがわからないので思わずカタカナでメモしたら、それを見た同僚が一瞬「なんだこの文字は?」という表情になったのが面白かった。

2008-02-08

快晴


 論文:自室でも作業を進めて、プリミティブな英語化8割まで行く。
 職場の遅い Windows 機より自室の iMac のほうがストレスなく作業できる。自室のマシンはネットにつながっていないというデメリットもあるのだけど、これからは書類書きはなるべく自室でメインに進め、職場ではネット情報の補足などサブ作業にとどめようと思う。

2008-02-07


 論文:日本語をひとまず完成。英語化を開始。3割くらい進んだか。もっとも叩き台としてのプリミティブな英語だからまだ先は長い。

 昨日の配置の問題は自室で続きを考え、落としどころを一応見つけた。
 ところで装置を日本からフランスに運ぶ運送業者とのやりとりをしているが、いっこうに話が通じない。運賃見積もりを依頼したら1週間音沙汰がないし、輸送にかかる全額を訊ねているのにフランス側のみでの発生費用を連絡してくるし。ああもう。

 スパゲティをインスタントラーメンの粉末スープで味付けしてねぎ・豚肉と炒めてみた。かなり好みの味だった。こうして洋のものとも和のものともつかぬレパートリーが増えていく。

2008-02-06


 装置の配置を考えて1日費やしてしまった。まだ解決策は見えない。すべての要求を満たすのは困難だな。
 日本なら夜中まで職場に残って考えるところだけど、スーパーが閉まってしまうのであきらめて帰る。

2008-02-05

曇時々雨


 職場の健康診断のため病院へ。最初の担当の医師がまたも英語の話せない人で非常に苦労した。買い物の時にフランス語が話せなくても別に被害はないけど、病院で意思が通じないと死活問題だな。あと、これと別に、滞在許可証の取得のために必要な身体検査を受けることになっているのだけど、まだ日時・場所の連絡が来ない。不安だ。

 職場でグループミーティング。それに関連して装置の置き場所の件で同僚と意見交換。意見が合わない。疲れる。
 応物学会誌12月号が今日になって届いた。船便なので1ヶ月半かかった。物理学会誌は年間3千円の追加を払うことで SAL 便(航空便?)で送ってくれている。応物学会はその要望は受け付けていないとの返事だったが、情報が古いのはやはり致命的だ。もう1度頼んでみよう。

 カーラ・ブルーニが大統領夫人になるとは。別に感慨はないけど。

2008-02-04


 土曜:大型建材店 Brico Depot へ(3度目)。自室で使う照明器具を物色。
 ついでに日用品を買おうと思って立ち寄った大型スーパー Auchan で、なんと日本フェアみたいなことをやっていた(2/9 まで)。町の小さなアジア食材店では手に入らない本物の日本製食品の数々。平静を装いつつも内心「うぉ〜」と歓声を上げ、純米日本酒、日本そばの乾麺、緑茶のティーバッグ、あられ等を次々と買い物カゴに放り込む。「カルピスウォーター」や「おーいお茶」の 500 ml のペットボトルが並んでいるのにも感激したけど、2.72 ユーロ(約 430 円)という値段を見てふと我に返る。いくら嬉しくてもそこまで「おーいお茶」に払うのはどうかと。

 日曜:昼前に職場へ。木曜に買った本棚を組み立て、本や書類を詰め込む。これでオフィスの床に置いてあった自分の荷物は完全に収納された。ふう。

2008-02-02

曇時々雨


(昨日の続き)
 とはいえ、せっかく外国にいるんだから、余計な世間の雑音を見聞きせずに自分のステップアップに力を注ぐべきだ、というのもまた実感としてある。実際、『やじうまプラス』のような情報番組を見る機会が無いことを今では幸福に思う。思えばあれらは新聞記事にただ同調して考え無しに叫んでいるだけで、声高なぶん見ていてストレスを感じる番組だった。
 いつも思い出す極端な例が明治時代のとある研究者の話。研究以外の世間の動向にとんと興味がなく、ひたすら大学に通って顕微鏡を見る毎日で、日露戦争が始まったことも終わったことも知らなかったという。こういう境地に少し憧れもする。自分には無理だとわかっていても。

 論文:全体の構成がまとまり、日本語下書きの改訂作業を開始。これを投稿したら週末にパリに行こう。(鼻先のニンジン)

2008-02-01

曇時々晴 朝の路面は凍り、石鹸のようにすべる


 7時半にアパートを出て、先週末にも行った大型建材店 Brico Depot へ。ここは朝7時から開店している。オフィスに置くための少し小さいスチール棚を購入。再び旅行用キャリアにくくりつけてバスで職場へ。自分のようにこの店に徒歩で来る客は少ないだろうな。

 この前の日曜日に大阪府知事選の投開票が行われたこと、そして橋下徹氏が当選したことを今日になって知った。日曜は職場に行かずネットを見なかったので知らなかった。フランスのテレビニュースで報道するほどのネタではないし。
 1日だけ紙面に現れて消えるようなもっと小さいニュースは、その日にチェックしないと当分知らずにいることになる。紅白司会が中居と鶴瓶に決まった時はフランスに来て間もない、ネット環境のない時だった。来年の大河ドラマの主役が妻夫木聡に決まったと報道された時も、日本に一時帰国する直前でバタバタしていた。どちらも何週間か経った後で偶然知ってびっくりした(ニュースの内容自体よりも、それが知らぬ間に公知の事実になっていたという状況にびっくりしたのね)。まだ他にも何か、日本にいる人はみんな知ってて自分が知らないびっくり情報があるんじゃないかな。