パリ・リヨン駅 1979-2009

 大河ドラマ獅子の時代』(1980) 第一回の冒頭部は当時強烈な印象を与えた。何しろパリのリヨン駅に幕末の武士数十人が現れてホームをのし歩くという、時代劇として型破りなシーンだったから。さて今年の9月にリヨン駅の近くに泊まったので、この機会に 30 年前のロケ現場を見学することにした。駅構内、階段を上った所にカフェレストランがあり、その入口前の踊り場からホームを見下ろせる。きっとドラマ冒頭の俯瞰シーンはここから撮ったに違いないと考え、自分もその場所から写真を1枚。幸い、くだんのドラマ冒頭部は YouTube に UP されていたので、並べてみる。写真1枚目は今年のリヨン駅(撮影自分)で、2枚目は 30 年前のリヨン駅(ドラマ映像からキャプチャ)。構内の装飾は多少変化しているが、建物自体が変わっていないから比べやすい。おそらくカメラ位置の見立ては間違っていないと思うけどどうだろう。