『刑事コロンボ 策謀の結末』レオ・ペン監督(1978) ★★★★★

 旧シリーズ最後の作品。犯人は歌も楽器も嗜むアイリッシュの詩人にして、裏の顔は祖国の解放のために武装派を支援する活動家。本放送時はまさにアイルランドでテロが過激化していた頃。米国の TV 番組としては冒険的な作品だったという。じつはアイルランドの音楽や文化が僕は好きで、一度訪れてみたい国の1つだ。本作にもアイリッシュなテイストが散りばめられているのが魅力。だが、かの国の背景や悲劇的な歴史を知らないうちは訪れるべきではない気もする。

(日) 晴/曇/雷雨、18〜24℃、爽やか

 遅ればせながら、iPad miniKindle 書籍を読むための "Kindle" アプリを入手。早速電子書籍を2冊買って閲覧してみる。pdf と違って余白を変えずに文字サイズを変えることができるのか。言い換えれば文字サイズ如何でページ区切り位置が変化する。書類の長さをページ数でなくファイルサイズで表すのもそのため。ページの画面構成という概念は失われ、個々の文字や画像情報を伝えることだけが重要な世界。まだ慣れない。でも外国で紙の本を日本から買うと書籍代以外の費用(送料+関税)と時間がやたらにかかるので、それらが一切無い電子書籍のメリットはやはり大きい。

 職場へ。バケツの水を捨て、文献印刷少々。
 重い腰を上げて都知事選の年代別得票数グラフの改訂を行なってツィッターに投稿。5ヶ月間も責任を感じていたが、やっと肩の荷が下りた。前バージョンほどショッキングな結果ではないことがわかったから、もう前回のように激しく RT されることはないだろう。