日常 (4/16 - 4/30)

4/16 (日) 晴/曇、7〜16℃
 外出せず。古雑誌(文藝春秋)の処分とか仏語講座聴き取りとか。
 高浜寛氏が月刊誌で連載を抱えながら週刊連載を始めていたことを知り、びっくりした。量産型の作家ではないのに。あと、かつてモーニングの MANGA OPEN で受賞しているのに今さらモーニング初登場というのにもびっくりした。ツイッターでは月刊連載と週刊連載の担当編集者同士で仁義なき戦いのようなやりとりが見られる。昨今の日本での高浜高評価のきっかけを作ったのは月刊誌側だが、週刊誌側にはそもそも才能を発掘したのはウチらだという自負があるかも。原作本は出てるのかなと思って原作者名で調べるも、本漫画が9月に仏で出版される予定を通知するページがヒットするだけ。では原作も書き下ろしなのかな! 仏題は "Le goût d'Emma"、192 ページの本になると。なるほど、10 回そこそこで完結することが既定なんだ。

4/17 (月) 晴/曇、4〜16℃
 「復活祭の月曜日」で祝祭日。引き続き、古雑誌(文藝春秋)の処分とか仏語講座聴き取りとか。2日間引きこもるのも何なので、Petite Archeマクドナルドで論文読みなど。

4/18 (火) 快晴、3〜14℃、風が冷たい
 いくつか参考論文を読みつつ論文Cの修正。煮詰まっている。合間に同僚Dと討論、コインセル作成準備。
 最近研究所に滞在している韓国人M2学生に流暢な日本語で話しかけられてびっくりした。しばし雑談。元カノさんが日本人だったので日本語を覚えたとのこと。日本の文学(太宰とか)もよく知っているし、ほとんど日本人と話している感覚。気分が高揚する。

4/19 (水) 快晴、2〜13℃
 2ヶ月前に投稿されていた共著論文Gがリジェクトされたと知らされる。残念だがしかたない。再投稿先について共著者と意見交換。午後、同僚Dとコインセル作成、電気化学測定開始。休暇中で人がほとんどいないし、論文執筆するには頭が煮詰まっているので、あえて机の上の整理に時間を使ったり。

4/20 (木) 快晴、-1〜14℃、職場の同僚達が皆寒い寒いと言う
 予定通り、窒素ガスボンベが配達される。通常受け取る係の技術職員が休暇中で無事受け取れるか危ぶまれたが、幸い同僚Bが構内に入ってきたトラックを発見して対応できた。やれやれよかった。
 論文C修正。最後まで苦しんだが夕方なんとか完成して、共著者に送信。
 査読1件頼まれる。先週依頼された分と合わせて2件並行してやらねばならなくなった。今日来たほうが締切りが早いので早速原稿を読む。
 夕食はパスタ屋へ。

4/21 (金) 快晴、0〜18℃
 試料作成。新しい方法を試してみる。新宿の世界堂で買った画材の出番だ。試行錯誤の末、まずまず使えそうなことがわかった。
 昼にコーヒー室の観葉植物の土入れ替えを、事務職員Vの指示のもと2名でやる。土いじりはかなり久しぶり。

4/22 (土) 快晴
 鈍い熱っぽさと目のショボショボを感じる。花粉だろうか。
 昼から3時間、ビームマンガ実況(第7回)を視聴。ゲストに寺田克也カネコアツシ朝倉世界一丸尾末広。初のデジタルライブドローイング(iPad に描く様子)が見られた。夕方 Petite Arche に買い出し。セーター類をクリーニングに出す。

4/23 (日) 快晴、5〜17℃
 花粉症(?)は治まった。昼前からしばし職場に赴いて試料準備など。
 大統領選(1次)があった。E. マクロンと M. ルペンが決戦に進む模様。

4/24 (月) 快晴
 久々にレーザーにガス注入して、PLD 製膜2回。夕方 KKS に移動してプチ製膜。夕食して素直に帰る。ほどなく寝てしまう。

4/25 (火) 曇一時雨、6〜11℃、急に冷え込む
 また査読依頼が入った。引き受ける。3件並行だ。
 試料作成とか雑用とか。論文Dを書くことになっている元同僚に催促のメールを入れたところ、昨年秋以来背中を怪我していると知らされてびっくりする。お大事にと言いながら原稿も書いてねと言わねばならず、悩ましい。
 夕食に久々に丸鶏スープを作る。うっかり圧力鍋の圧力をかけずに煮る。肉が硬くなってしまった。

4/26 (水) 曇後晴一時雨、朝のうち一時雪、1〜11℃
 寝かせていた論文C原稿を微修正して、投稿。午後は査読1件目に取りかかる。レポート原稿を一応最後まで書く。今回も約 2200 字の長さになった(ということはあまりポジティヴな評価ではないということ)。

4/27 (木) 快晴後曇一時雨、0〜12℃、氷が張ったという
 昨日書いた査読レポートを仕上げて送信。午後、査読2件目の原稿を読む。
 またもや査読依頼が来る。送信した後だったので「4件並行」は惜しくもならず、依然3件並行状態。昨年7月以来しばらく依頼が来ないと思ったら…。いつも思うけどなんでまとまって来るのだろう。今日「Publons」に登録したことと関係があるのだろうか。

4/28 (金) 快晴/曇/雨、0〜14℃
 査読(続き)。レポートを一応最後まで書く。退勤後 Atlantes に買物。
 昨日登録した Publons のサイトを見ていたら、同サイトに UP された査読レポートの平均長さというデータがあって、約 500 語とのこと。自分が昨日完成させたレポートは 466 語で、「また長くなってしまった」などと思っていたが、全然長くなかった。でも、なんとなく自分がふだん目にする査読レポートには、100 語程度の短いのがかなり混じっている気がする。たぶん短い(不熱心な)査読者と長い(熱心な)査読者の両極端に分かれていて、Publons に登録するような人材は熱心な人が主なのだ。

4/29 (土) 快晴、0〜19℃、ポカポカ陽気(昼間は)
 査読(3件目)原稿読みとか仏語講座の聴き取りとか。夕方、図書館に寄ったのち Petite Arche に買い出し。Decathlon で靴を買う。図書館で借りた『よつばと!(13)』仏語版とスーパーで買った少女向け雑誌の山本ルンルン特集のおかげで頭の中が小学生に…。

4/30 (土) 曇一時小雨、〜15℃くらい
 外出せず。査読(2件目)レポートを仕上げて送信。長さは 750 語くらいになった。
 『よつばと!(13)』(仏語)読了。コドモの生態の教科書と言えよう。コドモが読んでも元コドモが読んでも面白い。2年半も単行本を出さなくても大丈夫なくらい売れるのもよくわかる。初登場のばーちゃん、仏語版では普通の仏語を喋っている(会話の中身から西の出身であることは周知される)。ネットで検索して垣間みた日本語版では関西弁。また「外国語版の後に原語版を読んだときのこそばゆさ」を感じた(前は「しまうー」のあだ名の時に感じた)。