あうとわ~ど・ばうんど

NRG Ensemble

agharta335 さんがCDを貸してくださった(4月30日参照)。チャールズ・ゲイルの「Consecration」以外にも2枚ぼくが好みそうなものを見つくろってくださり、計3枚。
「Consecration」は当然すばらしかったのだけれど、他の2枚もかっこよく、中でも特に「Finnish/Swiss Tour/Hal Russell NRG Ensemble」(ECM)が聴けたのが嬉しかった。
Finnish/Swiss Tour
90年、10曲62分。Hal Russell(ts, ss, tp, vib, ds) Mars Williams(ts,ss,didgeridoo) Brian Sandstorm(b,tp,g) Kent Kessler(b,bass-g,didgeridoo) Steve Hunt(ds, vib, didgeridoo)
冒頭から胸を鷲摑みされ、以後は最後まで、まるで悪夢を見ているような(?)素晴らしさ。名のみ知りつつ、今まで聴いてこなかった自分が悔やまれた。
なお、ラッセルの死後、バンドはマーズ・ウィリアムスが引き継ぎ、われらがKVことケン・ヴァンダーマークが加入し、3枚のアルバムを残した(現在は活動していないようである)。たぶん初期 Vandermark 5 は、このバンドのメンバーを中心に結成されたのだろう。