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2010-12-08 読書感想

顧客が熱狂するネット靴店「ザッポス伝説」

| 15:50 | 顧客が熱狂するネット靴店「ザッポス伝説」を含むブックマーク 顧客が熱狂するネット靴店「ザッポス伝説」のブックマークコメント


以下、アマゾンにレビュー投稿したものを共有させていただきます。

いや、これ、本当にいい本でした。

従来常識の「逆張り」とも言える戦略によって成功を収めたネット通販会社「ザッポス」の創設者の自叙伝


ザッポスの奇跡 The Zappos Miracles―アマゾンが屈したザッポスの新流通戦略とは」などで紹介されているザッポスの<成功法則>がどのように生まれたかを、トニー・シェイの回想、役員、社員らの証言、実際に社内で交わされたメール、ブログなどを交えて知ることができる貴重な一冊。


ザッポス以前のトニーの物語から、ザッポスでの成功までを時系列で読み進めるうちに、まるでトニーの親友か、共同経営者にでもなったかのようなバーチャル起業体験ができる

また9歳から起業家だったという(笑)トニーは、自らの失敗や成功を経て辿り着いた<秘訣>をシェアしてくれている。

とくに「ポーカー経営学」という章の全34項目のリストは、他では得られないオリジナルの貴重なコンテンツだと思う。


●勝ったゲーム数の多い人が最終的に一番多く儲けるわけではない

●うぬぼれない。見せびらかさない。…

●長い目でみるゲームであることを忘れない。


事業運営の物語としても、経営の教科書としても、すべての起業家・事業家は一読する価値がある


しかし、本書はいわゆる「ベンチャー関連書」ではない。新しい時代の「ビジネス哲学書」・「生き方・働き方のヒント集」だと言える。

人と人がソーシャルメディアでつながる現代社会で、企業で働き、家族や同僚と生活し、顧客と取引先とエンゲージメントし、ビジネスで成功するために、結局、大切なもはなんなのか? そのヒント、事例が詰まっている。

そういう点では、すべてのビジネスピープル、就職活動をする学生さんにもぜひ一読をお薦めしたい

これまでの「ビジネス」という言葉のイメージとは対局的なところに成功の秘訣がある、と知ることで、希望の光を得る人は多いだろう。


「企業とは利益を追求する存在だ。金儲け主義で当然。そのどこが悪い?」

という問いに、違和感を感じながらも、うまく反論できないもどかしさを感じたことはないだろうか。

最終章の「ハピネスフレームワーク」では、その問いに答えを与えてくれている。


原書は、2010年6月に米国で発売され、すでに300万部以上売れているらしい。

このビジネス哲学や秘訣を日本で、このスピードで共有してもらえたという価値は大きいと思う。

日本でも「ハピネス」をベースに成長してゆく企業が増えるといい。

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