「売れない漫画家」という現実。

A社で出版企画が立っていた短編集の中間報告。どうも思わしくない。雑協の自主規制路線*1とここん所の自著の売れ行き不振で、出版すら危ういかも。良くて7〜8000部、一般のコミックサイズでは一回の原稿料程度の印税。自主規制にあわせて修正したとしても、土壇場でひっくり返るおそれもある。思い切ってB社に掛け合ってみようと考えるも、「売れていない」という現実にどう抵抗できるのか?デビュー10周年にして最大の危機(w

詳しくは企業秘密なので書けないが、今回は「営業」をかけてみようと思っている。それでダメなら、いよいよ年貢の納め時かも。とか、ネガティブモード全開。

*1:日本雑誌協会の出版ゾーニング内規により、今後雑協加盟各社では「男女のカラミ」の時点でアウトになるかもしれない。法規制以前に自主規制でエロマンガはコンビニから姿を消す。こんな状態になっても、出版社は立ち上がらない。それが現実。

「管理・監視国家への道」という現実。

今日は、東京6区で立っている社民党保坂展人*1候補の応援に千歳烏山まで。喜納昌吉の演奏を聴きながらホワイトボードに保坂の似顔絵を描くというパフォーマンス。社民党がどうなろうと正直知ったこっちゃねーが、保坂が落選するのは困る。何せ、「マンガ表現規制反対運動」*2において最重要候補だ。というより、かなり大マジで、「憲法改正・戦争準備」勢力と「管理・監視国家」勢力はメンツがかぶっている。「治安回復」の号令の元に石原都知事が任命したヤメK副知事がまっさきに「青少年健全育成条例」の改悪を切り出した*3。竹花某の意図は明白で、これまで辛うじて保たれてきた東京の地方自治に土足で警察権力が介入できるようにする制度だ。

どどどどーすんだよ「サヨク」「プロ市民」の方々は?!「反差別・人権擁護」のお題目で突っ走り、「表現の自由」という根本的な人権を軽視した結果がこれでやんす。「自由」より「安全」を選んだ国民は、てめえの身の安全すら保証されないディストピアに生きようとしてる訳だ、はぁ。

保坂が当選するというのはもはや「希望」でしかない。無能な利権議員や無知なおハイソ議員しか選べないのなら、その程度の民衆だったってことか。繰り返し言うが、社民党が何をしたとか、そんな話はどうだっていい。この国のやり方では、反省しない組織は必ず腐敗するというだけで、そこから逃れられる組織など皆無だからな。

「自律神経失調」なのか、「不定愁訴」なのか、はたまた「仮面鬱病」なのか。こうしている行為すら、目の前の仕事からの逃避行為。どうする37歳。明日は入獄13周年。