ネットがあれば履歴書はいらない

佐々木俊尚さんの「ネットがあれば履歴書はいらない」を読んだ。タイトルは過激だが、Webを使ったセルフブランディングについて書かれている本。ソーシャルメディア検索エンジンが社会インフラ化している今、Web上で実名もしくはニックネームを使って専門性もしくはコミュニケーションを取ることによって自らをブランディングする。
よく、名刺交換をする時に思うこと、「○○の△△です。」と会社名を先に言う。これは名刺交換の時に会社という看板を背負って、その会社の色で自分の大まかなことを相手に伝える行為なんだなと思った。といっても会社にも色んな人がいて、○○の・・・と言ってもその会社でニッチな部分の担当をしていたり、特に会社の看板とは直接関係ないことをやっていても○○社の人としてまず第一印象としてお客さんに見られる。簡単で容易な情報伝達行為ではあると思うけど、その反面そういった各個人毎のニッチな専門性みたいなものは逆に色眼鏡で見られてしまい伝わらないという弱点があるなと思う。会社の看板を外したとき、個人としての自分と向き合ったときに、何が残るのか。これまでWeb上に残してきたコンテンツが自分を全て表しているかといったら、今の時点では違う。それを上手く表現できることがセルフブランディングなのかもしれないと思った。
実名か匿名(ニックネーム)かは置いといて、何かのシンボルに対して情報を紐付けていくと。
ソーシャルメディアリテラシー(という言葉があるのかどうかは知らないけど)みたいなものの一種なのかもしれない。セルフブランディング・・実は少しこれまでも意識してたり、迷いがあったりしたけどより一層意識してみよう。

わしょ〜い♪

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