本当に使えるウェブサイトのすごい仕組み


http://www.easystep.jp/tree.html?planid=26458
佐々木俊尚さんの「本当に使えるウェブサイトのすごい仕組み」を読んだ。ちなみに今回もマインドマップを利用して読書。そして、普段は手書きな所をeasy stepを使って、手書き風のシナプスマインドマップにまとめた。
本の内容はまとめた時期が2010年だが、ホットなウェブサイトのサービスの紹介で、いかにして利用するか、またいかにして広まっていったか、何がポイントだったかについて記述してある。
どのサービスも消費者が知を獲得するための手段として利用されているというのが非常に興味深い。知を取得する方法として、専門家を利用するというサービスもあるが、大半は消費者の集合知やクチコミを土台にしている。また、その中で消費者は「プロの消費者」を見つけだし、その「プロの消費者」の軌跡、つまり「知」を有効的に活用しているという姿が見える。
また一方で、これまで隠れていた、表に出なかった情報をウェブで利用・共有できるようにすることや、サンプル品や試供品を消費者がテストするという形態まで現れており、企業は消費者と一体になって商品を開発するような三位一体となった、いわゆるマーケティング3.0というような形態もある。
集合知というとWeb2.0と言われた時代から始まっているように思う。それがいまソーシャルメディアによる社会変化となり、(ブログやtwitterFacebookだけ限らず)こういったサイトに代表されるように消費者自体がメディアとなることで、知を出力し入力させて発生する社会変化を指している。業界や業種、商品とそれを利用するメディアがマッチした時にいわゆるソーシャルメディアによる変化が生まれ、ヒットコンテンツが生まれるのだなと痛感した。

わしょ〜い♪

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