johncolo's diary

ジョン・コロ独り言から引っ越しました。

8月27日 夕方

山寺から山形駅へ。米沢から山形に入るS師のメールを見ながら、文翔館へ。
文翔館は 山形県郷土館(重要文化財「山形県旧県庁舎及び県会議事堂」、大正5年6月に建てられた。
http://www.yugakukan.or.jp/bunsyokan/
土曜日の夕方。人も少ないが、日差しは強い。穏やかな時間が流れていた。無料で館内が見学できる。近代西洋建築は美しい。

県議会場もすばらしい。

山形交響楽団を聴く

S師と山形駅で落ち合い、山形市民会館で山形交響楽団の定期演奏会のチケットを入手する。当日席を選ぶ仕組みになっている。残念ながらチケットぴあではまだ購入できない。
コンサートまで時間があるので、かねてより食べたかった山形そば、板そばを食す。
三津屋というそば屋でいただいた。板わさや天ぷらもおいしかった。ついつい冷酒にも手が伸びてしまった。
http://www.soba328.com/menu_r.html
私はそばが好きだ。

山形交響楽団
第167回定期演奏会
2005年8月27日(土)
午後7時開演
山形市民会館大ホール

指揮 : 尾高忠明
グリーグ/悲しき旋律 作品34
シベリウス/組曲「ペレアスとメリザンド」作品46
<ショスタコーヴィチ没後30年記念>
ショスタコーヴィチ/交響曲第5番作品47

初めて聴いたが、ショスタコーヴィッチの交響曲5番が良かった。指揮者の楽団に対する意欲と楽団員のガッツあふれる演奏が気に入った。ガッツといっても興奮したり、気迫で演奏するのではなく、よくそれぞれが楽譜を読み込み、ショスタコーヴィッチの楽風を感じさせていた。それは尾高忠明の指揮から触発されたものでもあろう。室内楽的にアンサンブルを重視した演奏だった。第4楽章も絶叫せず、常に冷静で聴く人を覚醒させていく良い演奏だった。第三楽章は美しく悲しい響きだった。