歩きながら考えない
*週末の鎌倉
12月10日(土)に鎌倉、といっても大船の鎌倉芸術館に行かねばならぬことがあり、早めに家を出て、いつも歩く鎌倉の山歩きの散歩に出る。
自分の歩きの基本となる場所である。鎌倉であるから、決して険しくはないが、うっかりすると、泥だらけになってしまう。
仕舞いの紅葉が楽しめればと思う。
『歩きながら考える』は矢内原伊作の本の題名であり、私もこの本に触発されたが、私は考えないために、この地を歩く。
- 作者: 矢内原伊作
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 1982/01
- メディア: 単行本
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自分の歩きの力を確認するために、自分の身体と心と対話するために。
朝は冷え込んだ。
前日の雨で、足下はぬかるんでいた。吐く息が白い。
銀杏は落葉したが、楓は残っていた。