テープ男の作り方
テープ男=マーク・ジェンキンスさんは、透明な粘着テープで、
子どもや犬やパーキングメーターやパンダの顔したナイスバディなおねえさんを作る芸術家さんだ。
重さのなさそうな透き通ったテープ像たちが、日常の風景に佇んでいるのはなんか不思議な感じ。
死に忘れて暮らしている霊のように見えることもあるし、
蝉の抜け殻のような、存在の抜け殻のように思う作品もあれば、
時間の経過のなかでだんだん希薄になっていく存在のようでもあるし、
すり切れたぺらぺらでチープな美意識の表現だと思うものもある。
テープ男は人気者で世界各国へ出かけて、その国のアーティストと一緒にいろいろしてる。
韓国に行ったときは、作品の作り方を解説している。
原型になるものをテープでぐるぐる巻きにして型をとるんだ。
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しかし、人形とかのときはいいけれど、生きているものの型をとりたいときはどうするんだろう?と思ったら、自身のブログで実演していた。
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http://www.youtube.com/watch?v=A8KFC5yqS0o
ビデオの最初に、「間違って死んじゃうこともあるよ、冗談じゃないよ」とか断り入れてやんの。
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