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2006-01-23(月) 弁護人

[]ライブドア弁護人は、捜査にどう対応しているのか? ライブドアの弁護人は、捜査にどう対応しているのか?を含むブックマーク

 単なる疑問。ほとんど報道されていないようなので、一体、どのような対応をしているのかと思って。

 あくまで私限りの想像で、どのような対応が可能であるのか、チョットだけ考えてみたのですが、そのうちの2つが次に掲げるような積極策(?)。多分こうした対応をとってはいない(or とることが(事実上)不可能なの)でしょうけど。


  • 差押え処分に対する準抗告(刑訴法430条1項)
    • 原則として、「必要があるときは、証拠物又は没収すべき物と思料するものを差し押さえることができる(刑訴法222条1項の規定により準用する99条1項)」と規定されるように、差押えに際しては、その物に被疑事実との関連性があることが必要。
    • この点につき、たとえば差押えられたサーバ等に保存されたメールの全てが、被疑事実に関係しているとは思えないワケで。「被疑事実との関連性・必要性が認められないデータは差押えできない」として準抗告することも可能なのではないか。
    • 私の管見の限りでは、準抗告を行った旨の報道はなかったはず。
    • なお、電子データであれば、可視可読性はなく、また、偽造・変造・消去等が容易であることから、差し当たりの対策として、まとめてサーバ等を占有移転することは「必要な処分(刑訴法222条1項の規定により準用する111条1項)」であり、そのうえでメール等を判読し、被疑事実との関連性・必要性が認められるものと認められないものに分別することが「差押えの処分(刑訴法218条)」なのであるとも考えられよう(この場合は、準抗告対象の差押処分が、分別終了までは未だなされていないことになるのかな。)。

  • 任意の事情聴取への付き添い
    • いわゆる任意の事情聴取に対しては、刑訴198条1項但書の規定に基づき、その出頭要求に応ずるかどうかは、被疑者の任意、すなわち、自由な意思決定に委ねられなければならない。
    • その際において、「弁護士付添いのもとであれば、事情聴取に出頭します」と言わせることも可能ではないか、などと思うのですが。
    • 特に任意の段階においては、「事情聴取においては、弁護人は立会うことはできない」旨の明文規定などはありません。実務上は相当程度困難であることは自明でしょうが、今回の件においては、任意の事情聴取を受ける時点で既に弁護人の依頼をされているのでしょうから、そうした主張もできなくはないのではと思うトコロ。

 しかし、刑事事件に精通している弁護士に依頼しているのでしょうか。それとも証券取引法等に精通している弁護士に、、イヤ、そのどちらにも依頼済みなのでしょうか、、ね?


【追記】非常に興味深いエントリ

ふぉーりん・あとにーの憂鬱: 「正義」のコスト

 本当に「日本の捜査のやり方の下では、ほとんど『防御』の余地はない」のか。

 個人的にはイロイロと「余地はありうる」のではないかと浅薄ながら考えているのですが、実際問題として「余地はない」のであれば、それはそれで制度(運用)上の問題点として議論すべきことなのではないでしょうか。


【追々記】同様の問題関心からのエントリ

アメリカの風景 シカゴの法律事務所から:ライブドア問題と民主主義 - livedoor Blog(ブログ)

 より具体的で深みのある考察がなされていて、参考になりました。

47th47th 2006/01/25 07:29 TBありがとうございました。
防御の余地云々は、今回のような企業における取引スキームが問題となっている場合が念頭にあって、根本的には防御側における資料と時間の不足というのが困るなぁという印象です。
また、つらつらと考えてみましたので、そちらもよければご覧下さい^^

MaxMax 2006/01/25 15:29 TBありがとうございました。確かに任意聴取のレベルなら付添は考えられるでしょうね、ただ、そういう風に申し入れた場合、検察側は、「かまいませんが、それでは逮捕に切り替えることも考えます」、ということもなきにしもあらずと思ってしまいます。

joho_trianglejoho_triangle 2006/01/25 15:53 >47thさん
コメントありがとうございます。
新たなエントリも示唆に富む内容で、私自身としても、適正な手続きを踏まえたうえで、弁護士が果たしうる役割とは何か、などいったことを考えるヨイ機会になりました。

>Maxさん
コメントありがとうございます。
確かに、逮捕への切替えは考えられなくもないかもしれませんね。
その場合、付添を申し入れることが、「罪を犯したことを疑うに足りる相当な理由があると認める」にあたっての、ひとつの考慮要素になってしまうことがないように、と思うトコロです。

MaxMax 2006/01/25 16:18 そう思いたいですね。ただ、ホリエモンとしては完全否認しているようですから、任意の調べのうえで逮捕容疑固まる、というより、任意同行の段階で既に逮捕状をとる証拠は固めていたでしょうね。今回、ホリエモンが弁護士を任意取り調べに同行し、それが、逮捕になったから追い出された、というようなストーリーで、その弁護士がマスコミにでてきて、日本では弁護士が取り調べに立ち会うこともできないとコメントしたりしたら、一定のインパクトはあったんだろうと思ったりしていました。

joho_trianglejoho_triangle 2006/01/25 17:26
>Maxさん
再びコメントありがとうございます。
まさに一定のインパクトがありそうなストーリー、いつかそのようなケースが出てくるかもしれませんね。

※ 個人的にWinny開発者に係る公判を続けて傍聴しておりまして、そこで(何もWinny事件だけに限らず)任意段階での取調べが大きな争点になりうることを感じたものですから、現状で弁護人ができうることは何だろーなぁなどと考えていたなかでのエントリでしたが、TB等を通じて具体的で深みのある考察ができたような気がしています。

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