COP10
COP10ってあんまり関心がなかった(スミマセン)が、BSの特集でやっとわかった。生物資源からくる利益の配分のシステムをどうするかの綱引きでもめてたんだな。抗がん剤のコンブレタスタチンがなんとかウィローという南アフリカの木で、抗HIV薬のプロスタチンがサモアのママラの木からとれるとかわかったが、大量生産のために人工合成できるようにしたら最初のアイデアのもとになった原産国の知識には対価を払わなくていいのか?ということなんだな。過去の取引に対しても言い出したらたばこ会社はアメリカのネイティブに莫大なカネを払わなくちゃな。コーヒーだってエチオピアに特許料払えなんて言われたら困るよな。アマゾンの「竜の血」という樹液から下痢の薬ができたり、南アフリカの野草(ペラルゴニウム)からドイツで人気の風邪薬(ウンカロアボ)ができたりといった最近の話には対価をどうにかする取組がなされつついる。
このややこしい会議を土壇場でなんとかまとめたのが議長国の日本の成果というのが番組の趣旨。
近所
「新しく引っ越した新居の隣のうちのおじいちゃんが野良猫に餌をあげていてうちもフンの被害を受けていますよー。回覧板とかでそれとなく言ったほうがいいかしら?」
「それはほっとくとどんどん増えるから早めに避妊の手術をしとかないとだめだよ。」
「面と向かっていうのはちょっと気が引けて…。」
「でもね、将棋のなんとか名人だって負けているくらいだから、猫をかわいそうと思うならあえてちゃんと管理しないとだめだよ。」
「そうですか?」
「うちの近くでも地域猫を世話しているグループがあるけど、ときどきそこにいたはずの猫が急に行方不明になるんだよ。誰かが毒殺しているのかもしれないな。」
「そこまでしますか?」
「飼われていないならだれにも責任はないだろ?だからむしろ首輪もつけて『うちらで管理している猫です』っていう表示をしっかりしたほうがいいんだよ。」
「でも手術のお金とかうんというかしら?」
「母のうちのは母が年金から出して手術受けさせたな。さすがにしばらくよって来なかったみたいだけど。」
暗い
大学のころよく「暗い」と言われたものだが、自分ではふつうだと思っていた。
「のだめ」に出てくるオーボエ奏者が漫画の中で「暗い」と言われるとなんとなく親近感がわく。なんでもオーボエはリードを自分でけずったり調整が大変なので神経質にならざるを得ないのだそうだが。
- 作者: 茂木大輔
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