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2012-03-17

アジャイルジャパン2012 東京サテライト ふりかえり


アジャイルに2つの出口がみつかった


これは、先日のデブサミ2012で平鍋さんが語った言葉です。
10歳のアジャイルが迎える新しい局面。
「組織改革」と「スタートアップ」。

少しだけ個人的な話を書きます。

私はアジャイル大好き人間ですが、恥ずかしながらアジャイル開発をやったことがありません。
だからこそ、普段の行動や考え方だけでもアジャイルで在り続けようと努めています。

そして、自分なりに小さな行動をしてきたつもりです。

  • 勉強会の開催
  • チームへの問いかけ
  • やってみる精神
  • ふりかえりサイクルの短期化
  • 自律的リーダーシップの追求

半分ぐらいは意識的に、もう半分ぐらいは無意識に、その行動は「組織改革」を目指すものでした。

いずれ行き詰まりました。

誰かに邪魔されたわけではありません。
息切れしたのです。

4年ぐらいそんなことを色々やってみましたが、何かが変わる感じはなかなか持てませんでした。
組織改革。自分の存在はあまりにも小さすぎるように思えました。


それでも、変わったことが少しだけありました。
あがく中で築いた人脈、仲間がいること。

私はある意味で組織に執着しています。
それは、私の働く動機が、「誰かのために」「誰かと一緒に」だから。

やっぱり組織をなんとかしたい。

ある人との対話をキッカケに私はまた動き始めます。

新しいことを始めました。
社内での技術者コミュニティです。

布石はありました。
元々やっていた読書会
うっすらと、
「この潜在的な大きなチカラでビジネスができないか」
と考えました。

既存の組織構造とか、現実とか、ビジネス知識はあるのか、そういうことは度外視です。
衝動です。今ここにある技術力、熱い何か。


このコミュニティからビジネスを指向することができないか。
ここ1ヶ月そんなことを考えています。

そこで出会った言葉。
アジャイルの2つの出口。
「組織改革」と「スタートアップ」。


「組織改革」という言葉を額面通りに受け取ると、周りを変える、他人を変える、そういう要素が感じられます。
他人を変えることは本当に可能ですか?
本当にコントロールできるのは自分だけ、この4年間に私が学んだことの一つです。

未だに組織というものが何者か、わかっていません。
本当に変えられるのか。

むしろ、自分ができることをやる。信じることをやる。
それが、ちゃんと価値につながることであれば、それでいいんじゃないか。
そう思えました。

ダイレクトな組織改革は、ある程度中小規模の組織であればできるのかもしれません。
いや、小さな組織においても、スクラムマスターは、本当の自己組織化が難しいと言います。
大きな組織では、真正面からの組織改革、とても難しいことだと思います。

むしろ、新たな成功事例を作ることが大事ではないでしょうか。
成功事例が組織を自律的な気付きに導くこともあるのではないでしょうか?
そして、その領域を少しずつ広げていくことが、結果的に組織改革になっていくのではないでしょうか。

大きな組織の中でも、自己組織化されたチームを作ることは可能だと信じています。

アジャイルは開発を顧客価値とダイレクトにつなげるという側面も持っています。

我々技術者はアジャイルを通して、ビジネスに目覚めなければいけないのかもしれません。

それをやっていくことが、いずれは組織改革になるのではないか。

それを私は組織内の「スタートアップ」と呼びたいと思います。
そして、目指したいと思います。

アジャイルジャパン2012は、その自己確認の場となりました。

Agile is Rockn' roll!

倉貫さんの言葉はいつでも力強いです。

組織と真摯に向き合う組織改革ではなく・・・
少しやんちゃに、お茶目に、技術者の衝動から、コトを始めよう。

これは仕事じゃない。
ムーブメント
「社員としての私」ではなく、「私としての私」の音を奏でよう。

倉貫さんは更に言います。

銀の弾丸が見つかった。会社を小さくすること

私は「チームを小さくすること」と解釈しました。
顧客を含めたバリューチェーンを小さくすれば、同じことができるのではないか。

ジョナサンがヒントをくれます。
チームのモチベーションを長く高めるもの。
「目的、熟達、自律」

目的は見つけつつある。
熟達を楽しむための仕掛けを考えている。
自律を促すリーダーシップを身に付けてきた。

「君は一人じゃない」
衝動を共有する仲間がいる。

おっと、アジャイルジャパン2012にはこんなコピーがありました。

今こそ語り合おう、アジャイルのABC
Agileを知る。
Businessをつくる
Changeを起こす。

スタートアップへの羨望を胸に、私はアジャイルジャパン東京サテライトを後にしたのです。

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