AMD Fusionでコンソールのフレームバッファを有効にする
家にあるAtomサーバ(taira)を更新しようと思って,E350IA-E45を購入した.
これにGentoo Linuxをインストールしてみて,なかなかコンソールがうまく表示できなかったので,設定のメモを残しておく.
まずはじめに,何も考えずにカーネル設定において,
Device Drivers -> Graphics support -> Support for frame buffer devices -> Userspace VESA VGA graphics support
と
Framebuffer Console support
を有効にしてみた.
すると,switching to clocksource tscと表示されてしばらく停止し,砂嵐状態に突入するか*1,単にフレームバッファが有効にならずに起動してしまう.
なぜだかわからないけれども,kernel modesettingというものを有効にしてあげると正常に表示できるようになった.
http://www.gentoo.org/doc/en/xorg-config.xml
このページを見ながら,radeon-ucodeをemergeしておいて framebuffer devicesのドライバを無効にして,Direct Rendering Manager の中のATI Radeonとその中のenable modesettingってやらを有効にする.
そしてGeneric Driver Optionsの中のExternal firmware blobsってところに,先のページにあるRadeon HD 6000 seriesのファームウェアを指定してあげる.
そうすると勝手に解像度なんかを指定しなくても勝手にフレームバッファが有効になった.
べつにXをインストールするつもりがないのにThe X Server Configuration HOWTOを見なきゃいけないのはどうもね.
*1:ちなみに表示がおかしいだけでブートはしているみたい