おいしんぼ

漫画のおいしんぼに、京味の大将が出てきますが、今日実際の大将に会うことができました。

燻り鰹は作ったことないですが、塩を振っていぶった後、冷やしはガーゼに巻いて氷で表面的にするのが良い、ということを知りました。理由は塩を振って皮の表面から出てくる油のうまみが逃げないようにする為。納得です。”氷水で冷やしたら油が逃げるでしょ。でも油嫌いならそうすりゃいいんだ。”とのこと。”でも正直春の初鰹はおいしいと思わないね。やっぱり秋の戻り鰹が油がのっておいしいよ”と正直なこといわれました。十分おいしかったですが。

夜に映画Blood Diamondを観ました。この映画はアフリカから取れる資源のひとつである、ダイアモンドに翻弄されたアフリカの人々が主人公の映画でした。以前、De Beersのケーススタディーをした時、同社が国際的なダイアモンド価格の安定を図るため、新興ダイアモンド供給元からの現物買占めの動きが過去にあったことは知っていました。どこまで本当なのかはわかりませんが、ダイアモンドを買う会社、アフリカに生まれアフリカを離れたくても離れられない人、紛争をしかけてダイアモンドが違法にアフリカから出てこないようにする人、紛争に加わるゲリラの傭兵、それを止めたい政府軍、スクープを下がる欧米の報道陣、ダイアモンドを取り扱うディーラー、色々な人が出てきます。自分にとってこの映画の一番の衝撃はアフリカに200,000人存在する少年兵です。ゲリラ戦を強いられる中、洗脳された少年兵が善悪など考えず殺人マシーンになっている状況に危機感を覚えます。