法昆虫学の話

“虫から死亡推定時刻はわかるのか”というタイトルにひかれ手に取った。
とともに「法昆虫学」ということばも初めてで興味もあった。
しかし、読みだして思わずえらい本を買ったと後悔した。
というのも死体に群がる昆虫の幼虫―うじーから死体の死亡時期、時刻、場所、気候等を推察し、死亡原因を解明するという決して気分よく読める内容でなかったものの、読み進むうちにだんだん興味が湧きえらい仕事があるものだと感心した次第。
TVのドラマ等で見たような気がするものの、現実は日本ではこの仕事に専門で従事する人はいないらしい。
というのも死体解剖などは法医学の分野で専門の医師が携わるものと認識していたからで、昆虫から原因、環境を特定し、解明に結び付けるというこの法昆虫学たるものは当然有資格者であるものと思っていた。
この著者は法昆虫学者として当初から従事したのではなく、いつのまにか専門に携わってきた由。
国としての養成機関がなく独学で研究され、経験を積まれたとのこと。
ご本人はあくまで「自称」と謙遜されているが間違いなくこの分野の第一人者であるのは間違いない。
今後の課題は後継者を育てること、と語っておられるが養成機関も施設もないので実現はむつかしい状況。
現在は岩手医科大学教養教育センター生物学科講師として教鞭をとり、研究されている。
また岩手県警察本部でこれまでの研究、経験を警察官に指導され、多くの実績を上げられている。
それにしても死体に産み付けられた昆虫の幼虫から細かな分析や検分を通して事件、状況の解明に至るプロセスに感動させられた。

「虫から死亡推定時刻はわかるか?」 法昆虫学の話
著者  三枝 聖
発行所 築地書館
価格  1500円+税

梅干しの効用

今年は例年以上の暑さで連日38度を超す日が続き、埼玉県では外気温度が41度以上を記録した。
そんな折、産経新聞7月30日の朝刊コラムに“梅干し”の効用が掲載されていた。
以下、そのコラムをご紹介。
宇宙飛行士の土井隆雄さんは1997年、米スペースシャトルで日本人初船外活動(宇宙遊泳)を行った。帰国後の会見の冒頭、シャトル内で作ったという日の丸弁当の写真を披露した。
「宇宙では刺激物がすごく欲しくなるので、梅干しが本当においしかった」。
弁当箱にいっぱい詰まったご飯の真ん中に真っ赤な梅干しが一つ。栄養不足で弁当としては落第だと思いきや、さにあらず。
「梅干し一粒が、99パーセントの米の酸性を中和し、米のカロリーは食べたほとんどが吸収される役割を果たす」。つまり「労働のための理想食」と、歴史学者の故樋口清之さんは、ベストセラーとなった『梅干しと日本刀』でたたえていた。
日本は暑かったり、寒かったり、湿気が多かったりと、必ずしも住みやすい所とはいえない。日本人は少しでも快適に暮らすために、さまざまな工夫をかさねてきた。梅干しはその最高傑作の一つといえる。
本日は「梅干しの日」である。その殺菌作用から、食べると難(7)が去る(30)の語呂合わせで生まれた。
6月に漬けた梅が食べられるようになる時期でもある。
日本一の梅の産地である和歌山県内のJA や加工業者に、全国から梅干しの注文が殺到しているという。朝食で食べれば、日中の塩分不足を予防し、豊富に含まれているクエン酸疲労物質を取り除く。梅干しが熱中症対策に効果がある、とテレビの情報番組が報じたからだ。
台風12号は日本列島を東から西へと横断する異例のコースを取った。
大雨の恐怖が去った地域では、再びうだるような暑さが戻ってくる。日本古来の知恵である梅干しの力を借りて、8月の猛暑を乗り越えたい。
「大粒の梅干し一つ暑気払ひ」(福田甲子男(きねお))

産経新聞 産経抄より 7月30日朝刊

初セミ

毎年のことながらセミの声を聴くと夏到来を感じる。
この7月8日、近くの公園でセミの声を聴いた。
先月には大阪北部地震があったり、今月は台風7号の影響で梅雨前線が活発化し、未曽有の長雨豪雨で各地に被害があったりして今年はひょっとしてこの時期には無理かなと思っていた。
ここ10年程メモしているがほとんど羽化する時期がさほど変わらない。
これまで7月の一週目までに、遅くても15日ごろには鳴きだしていた。
とそんな矢先にセミの声を聴いた。やはり自然は正直だ、と実感した。
これからは日増しにあちこちでセミの賑やかな合唱が聞こえてくるだろう。
暑い暑いといいつつ蝉時雨を聴きながら暑さを楽しむとするか。

雨模様☂

九州・四国の梅雨入りも発表されて
もうじき大阪も梅雨入りすると思ったら
気分が重たくなってしまいますが、
梅雨の時期にキレイな花・紫陽花が
会社ビル入口に今年も咲いていました🌼

晴れた日の紫陽花も綺麗ですが
水滴がついた紫陽花も趣があるな〜と感じた梅雨入り前でした★


shi**

一寸先は禍福の縄?!

今年も早いものではや12月半ば。
今年は夏以降わたしにとって思いがけぬアクシデントでまさかの入院。
手術はごく簡単!?らしいもので無事に終え、3日で退院しその後も順調に快復しているので一安心したのも束の間、この後家族が次々と不運に見舞われた。
さすがに参った次第。
しかし、今月でようやく不運とおさらばできそうでホッとしている。
年内に落着したことが何より有難く思っている。
後半四ヶ月に堰を切ったように連続でのアクシデントには今もって“なんやったんやろう”と不思議に思っている。
来年は是非とも良い年になるよう期待したい。
“終わりよければすべてよし”
少し早いですがどうぞみなさんに置かれましても本年も残すところわずかですが十分すぎるほどに自愛され、また来る年もますますのご健勝を祈念いたします。

呼び名

家族間の呼び名をふと考えたとき、先代だと祖母、祖父、曽祖母、曽祖父くらいまで、横のつながりになると、ハトコくらいまでなら何となくわかります。
私の場合、従妹の子どもたちと親しいのですが、ふと考えるとなんと言うのが正しいんだろうと時々考えます。
みなさんはどのくらいまで明確にご存知でしょうか?

便利な回答を見つけました。
これをすべてご存知であれば、かなりのツワモノだと思われます。

シェアさせていただきますので、ぜひご覧ください。


T.