学者が小説を書く

 昨日は宮崎哲弥さんに招かれてCSの討論番組の収録でした。五時間やって五言くらいしか喋らなかったが、まあ政治経済中心だから、はなからそのつもりでした。和田さんのフィンランド惚れと、何とかいう民主党の人の「人間の尊厳」と「真善美」はたいへんおかしかったです。けどなんか、予算委員会みたいだなあ、と思いました。
 それはさておき、最近、学者が小説を書くのが流行のようです。上岡伸雄さんまで書いたのには驚きました。しかもいきなり連載だというのだから、凄い。柴田元幸先生も書いたので、東大英文科の五人の文学教師のうち三人は小説書きになりました。大橋先生も書けばいいのに。
 そして! 『出版ニュース』に、遂に船曳先生も小説を書くとの情報が! これで日本も西洋並みになってきましたね。加藤典洋先生も、昔は書いていたんだから、書けばいいのに。川村湊先生とか。
 あ、そうだ。次に小説を書きそうなのは、やはり石原千秋先生でしょうね。