斎藤孝とかに眼をとられて、渡部昇一先生がものすごい量の本を出しているのに気付かずにいた。半分くらいは対談本なのだが、あのバリバリ右翼の渡部先生と、木田元とか林望とか白川静とかが出しているのが意外。
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おとといあたりのニュースで、宮沢りえのヌード写真集が児童ポルノになるかどうか国会で議論されたとあった。アグネス・チャンが出てきて、児童ポルノの犠牲者はずたずたになり、とか話したそうだが、宮沢りえがずたずたになっているか。バカものが。ピューリタンの国へ帰れと言いたくなる。
なら宮沢りえを国会へ呼んで、ずたずたになりましたかと訊けばよい。
私が恐れているのは「絵は守る派」の日和見的態度だ。東浩紀もこの一派ではないかと睨んでいる。だいたい「松文館事件」の時から、「絵はいいが写真は」派というのがいて、恐ろしくてしょうがない。
もはやこれはキャサリン・マッキンノンの、ポルノ規制のためなら保守派とも手を握る、に近い状態ではないか。
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http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20090615
ところで先日のこれだが、結局私の分は放送されないことになったという。いろいろ言い訳しているが、なに喫煙しているからダメなのだろう。どうせテレビの取材なんか無報酬なのだし、今後は断ることにしよう。
(小谷野敦)