1978年か、『黄金の日日』をやっていたあとか、高校生の私は松田毅一の『南蛮史良の発見』(中公新書)を読んだのだが、なんだか内容が頭に入ってこなかった。安土桃山時代の知識が足りないからか、南蛮史料の発見ということを書いたもので入門書ではなかったからかと思ったが、松田の『秀吉の南蛮外交』を読んだら、この人はどうも本を書くのが下手だったらしいと分かった。