猫を償うに猫をもってせよ

2011-04-16

[][] 13:52 2011-04-16 - 猫を償うに猫をもってせよ を含むブックマーク

 ヨコタ村上『金髪神話の研究』、私は読んでいないが、アマゾンレビューより。

例えば、第十三章「ロシアのブロンド女たち」の書き出しは以下の通りです。

 「今日の日本人(男性)にとっての『金髪女性』は、まず誰よりもロシアン・パブで働くロシア人女性のことかもしれない。」(171頁)

 さらに著者は「どこの盛り場でも見られるようになった『金髪』ロシア人ホステスが、今日における日本人の、金髪白人女性像の典型を生みだしてきたのだとすれば…」(182頁)と筆を進めます。これは牽強付会のそしりを免れないと思います。ロシアン・パブに足を踏み入れたことがある読者がどれほどいるというのでしょう。

 著者は1994年の雑誌「FLASH」の記事に首都圏に約300人のロシアダンサーがいるとあることを手掛かりにしていますが、首都圏にいる300人のロシアダンサーと一般の日本人男性とが接する機会など、たかが知れています。現在の日本人の金髪白人女性像を形づくっているのはやはり多くの人が見る銀幕の中の女優たちだと考えるほうが自然でしょう。

 ホントーに、こういう思いこみが激しいのだよなあ、この人は。

 まあ、ことのついでに言っておくが、私が『日本文化論のインチキ』で佐伯さんの『愛と性の文化史』について、おかしなところは直されている、と書いたのに対して、直っていない、と指摘するブログがあったが、私はあの本はちゃんと読んでいない。なぜなら、ちゃんと読んだらまた批判しなければならなくなるかもしれないからである。案の定そうだったようで、世の中には、批判したくないからあえて読まない、ということもあるのである。

2010-05-10 一瀬陽子に刑事告訴されている

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 京都府南警察署の大槻という刑事から電話があったのは、四月七日の午後のことだった。何ごとならんと思ったら、一瀬陽子という女が、私を脅迫罪で訴えたという。何でも、一年以上前の昨年1月12日に、一瀬が「2ちゃんねる」に私のことを書きこんだので私が怒り、「必ず復讐はします」とメールしたのであるが、一瀬はその時、「削除依頼を出した」と言って謝ってきたのだが、その「復讐をします」という片言隻句をとらえて脅迫だといっており、弁護士がついて告訴状を出してきたというのだ。

 いや実に悪質な嫌がらせである。私は、脅迫罪というのは、殺すとか殴るとか、内容がなければならないし、五万円払わなければ何々するというもので、これはそのどちらの要件も満たしていない、そもそも警察で受理すべきものではない、と言ったが、大槻は「いや、それが、なると言うんですよ」と言う。その上大槻は、上京して私に事情を聞きたいと言うから、そんなものは電話で十分であると言ったのだが、行く行くと言い張るので、翌日電話して、それなら事情を書いた手紙を出す、と言い、それを書いて出したのである。

 だいたい一瀬は、音信が途絶えた後、七月になっていきなり、あなたの藁人形を作って五寸釘を打つとか、あなたに殺されたようなものだと遺書に書くとかメールをよこしたのである。こっちの方がよっぽど脅迫である。

 だいたい私が、マサシの書き込みを持って高井戸警察へ行った時など「いたずらでしょ」などと言って取り上げて貰えなかったのである。なのに瀬々敦子が行くと相手を割り出すというのは、いかなる差別待遇であろうか。弁護士がつくとムリが通るのであろうか。

 さて手紙を出してこれで済むだろうと思っていたら、22日頃だったか、また大槻から電話があり、「あのー、この『復讐』というのはですね、内容としては何を考えておられたのですか」と訊く。私は「何もないです」と言ったのだが、冗談ではない。内容がなければ脅迫罪にならないのに、この刑事は、後から内容をくっつけようとしている。こんなのは明らかな人権侵害であるから、私はその後京都府警察へ電話して苦情を言った。

 しかるに28日午後一時前、いきなり大槻は、部下の若い刑事とともにいきなり自宅を訪れたのである。本来なら追い返してもいいのだが、仕方なく上へあげた。任意での事情聴取だというので、「では録音してもいいですか」と言うと、「いや、それは、困ります」と言う。おかしいではないか。私の家で、聴取に来た刑事とのやりとりを録音する権利が私にはないのか、と反問すると、いや、ですからそれは、私のほうのお願いで、と言うから、「じゃあ録音していいんですね」「いえ、それは」。というわけで録音した。

 一時間ほどいて、この大槻暁なる、刑事部凶行課長は、三度ほど、「復讐」の内容は何か、と訊いた。なるほどこれでは冤罪が生まれるはずだと思ったね。自宅で、こんな下らないことでもここまで食い下がって、私もあやうくそのしつこさに負けて、何か言うところだった。そりゃ殺人罪とかで逮捕されて、やったといえば帰してやるとしつこく問われたら、ウソの自白もするわい。まったく警察の横暴である。大槻は「脅迫罪になるという弁護士さんもいれば、ならないという弁護士さんもいる」などと言う。なるとか言うのはそりゃ着手金が欲しいだけだろう。私は、いかな判例に照らしてもならないと言い、判例があるのかと訊いたら「判例は知りませんが」と言うが、もう警察官の存在自体が不条理だ。

 で、残りの時間は何を聞いたかといえば、生まれはどこか、とか(私が、茨城と答えたら、大槻は「茨城のイバってのはどう書くんだ」と言い、もう一人は、何やらボディーガード風にガタイのある男でそれまで沈黙していたが、いきなり「仙台」と言って、大槻が、え?と訊き返すと、「茨城仙台」と言う。「いや茨城水戸…。仙台宮城だな」という珍問答を私は呆れて訊いていたが、これも録音されている)、趣味まで訊かれたが、このざまだから、多分この大槻、私が「ブログ」と書いたのを「ブログ」を知らずに全然理解していなくて、私が仕返しに「2ちゃんねる」に一瀬の名前を書くとかそういうことはしていない、などと言うから、いや2ちゃんねるになんか書きませんよと言ったのだが、多分頭の中では何も整理されていないだろう。

 やっと帰ることになって大槻は、「やはりこの、実際に会って、心と心を通い合わせないと分からないことが」などと言ったが、私は白けて黙っていた。私はむしろ、こんなくだらないことで出張費を使っていることを問題にしたいよ。

 (小谷野敦

http://www.geocities.jp/linda_ecstasy/

 これがヨコタ村上の新愛人か? メルアドを見て確信する。

2009-01-24 あれは強姦ではない

[] 00:55 あれは強姦ではない - 猫を償うに猫をもってせよ を含むブックマーク

 まあ利敵行為も何だが、ヨコタ村上のあれは、強姦ではない。研究室へ相談に来た女子院生を押し倒したとか、そこで言い寄ったとかならともかく、あの院生はのこのこ研究室までついていっているのだ。しかもその後、一、二回デートしたとYMは言っており、その証拠となるメールも提出している。

 しかーし、既婚者助教授が女子院生とセックスしたのは不適切であることに間違いはない。

 

2008-11-26 昔の色男は

[] 16:01 昔の色男は - 猫を償うに猫をもってせよ を含むブックマーク

 先日、ヨコタ村上がつきあっている現ロシヤ人を特定した、と書いたら、それは多分別の人で、言語文化研究科の院生でウェブ上に名が出ていないロシヤ人もいる、と言語文化の院生から言ってきた。だから違うかもしれない。まあ12月にはそやつと結婚するのだろうから、分かることだが。

 ところで、昔のああいう男は、藝者とかホステスを愛人にして遊んだものである。それが『色男の研究』に言うところの(YMはごまかしているが)日本の伝統であることは言うまでもない。

 私はYMが藝者やホステスを愛人にして妻を嘆かせても一向に構わない。むしろ院生を酔ったまぎれに研究室へ連れ込むくらいなら、ソープへ行け! と言いたいところだ。ところが「もてるというのはただでセックスできること」だと定義したYMは、藝者娼婦でいえば「本間夫」になることをもってもてると言っているに近いのだが、本間夫になるまでには随分カネを使うはずで、それをケチって院生やら学生やらで調達するところが、全然日本の伝統でも何でもないのである。『白い巨塔』の、おお浪速大学助教授だってホステスを愛人にしていたではないか。やるなら大学の外でやれ。

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こないだ「篤姫」に土御門藤子役で出た竹本聡子という女優が美しいと思った。台詞はえらく下手だったが・・・。小澤征悦が西郷隆盛に見えないんだよなあ・・・。江戸城攻撃を止めたのは勝海舟でも山岡鉄舟でもなくてパークスなんだが、それは無視するんだろうなあ・・・。結局、ペリーやマッカーサーのような、アメリカ人が来ないと国を変えられないダメな国なのかね。

 (小谷野敦

2008-05-22 恐るべきレベッカ

[] 16:34 恐るべきレベッカ - 猫を償うに猫をもってせよ を含むブックマーク

 しばらく、ヨコタ村上がいることに抗議して退会していた比較文学会に戻り、昨日学会誌『比較文学』が届いた。中に、巽孝之の英文著作の、ヨコタ村上による書評が載っていたが、その末尾を見て私は「ここまで・・・」と思った。「評者は夢みたい。西田幾多郎、平川祐弘が、巽孝之が、異形のゴジラに変容して、太平洋を、大西洋をわたり、デリダを、ラカンを、ジェームソンを、けちらし踏みちらしていくさまを」と結ばれている。「巽孝之」はまあ書評対象だからいいとして、「平川祐弘」というのは、恐るべきレベッカ、いやおべっかである。恥も外聞も振り捨てたというかっこうだ。蹴散らされるのは、何の説明もなくガダマーがどうとかいうヨコタ村上のほうだと思うし、かつてナショナリストとしてひどく嫌っていた平川先生に、なぜ今になってこんなあからさまなおべっかを使うのであろうか。ヨコタ村上は阪大助教授であり、まあ財前五郎といったところだが、別に放っておいたって教授になるだろうし、これ以上何が欲しいのか。学会での出世でもしたいのか。

 「比較文学などやめてしまえ」と言いつつ学会にしぶとく居座り、その上学会での出世までしようというのだろうか、この男は。つくづく呆れ果てた。そのうち、また退会するかもしれん。

 (小谷野敦

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ファイザー社製の禁煙薬、なんか副作用があるとかで。一ヶ月ほど前、某週刊誌がこの薬が日本でも発売されるというので私に電話取材があったのだが、どうやら私の禁煙ファシズム関係の本など碌に読んでいないらしく、ひとくさりまくしたてたら「いやあ、過激な話で…」とか言って、その禁煙薬は、使う気はありませんよね、と言うから、当たり前だと言って切ったら、ほどなく再度かかってきて、「デスクが確認しろというので、…禁煙薬を使う気は、ありませんか・・・いやないですよね」みたいな話で、結局私のコメントは載らなかったのだが、最近は週刊誌まで禁煙ファシストになってきている。

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前に書いたと思ったが書いていなかったかな。私の友人が某五流大学で教えていた時のこと。学生に「明治四十年以前の小説を読んでレポートを出せ」と課したところ、学生から通報でもあったのか、学科長か何かに呼び出されて、「そんなものどうやって見つけるんだ。古本屋で探せというのか」と言われたという。もう、五流大学がいかに何々、というより、こりゃ怪談だよ。