2012-04-15
■127時間

ダニー・ボイル監督(スラムドッグ$ミリオネア)が描く、青年登山家アーロン・ラルストンの実体験談を映画化した衝撃のドラマ。
一人でロッククライミングを楽しむため、庭のように慣れ親しんだブルー・ジョン・キャニオンへと向かったアーロン。しかし、ふとしたアクシデントから、大きな落石に右腕を挟まれ、谷底で身動きがとれなくなってしまう。
観るのをためらっていましたが、勢いでようやく観ました。
心霊ホラー以外は基本的に大丈夫なんですが、閉じ込められ系というのも、得意じゃないもので。
慣れ親しんだ土地で楽しんでいた中での、一瞬の出来事。
まさに「・・・え?」っていう感じのシーンは印象的でした。
ここがどこで、今がいつで、この状況だと、つまり・・・。
なんていう考えが、走馬灯のように流れたんじゃないかと思います。
どんな映画かと聞かれれば、30秒もあれば全容を話せる内容ですが、言葉じゃ表せない恐怖、緊張、希望、絶望
などが詰め込まれた1時間半は、見応えありでした。
2012-03-11
■陽気なギャングの日常と襲撃

銀行強盗を裏家業とする4人が、ドタバタ劇に巻き込まれる、というか、ドタバタ劇を解決する作品。
「あの人たちはみんな、日頃、悪いことばっかりしてるから、時々、ああやってどうでもいい人助けをしたくなるんだよね。」
「悪いことばっかり、って犯罪者じゃあるまいし。」
まさに犯罪者なんだよ、と祥子は言った。
このやり取りは「陽気なギャング〜」の概要がよく分かるシーン、のような気がしますね。
これまで読んだ伊坂幸太郎氏の作品は、11作になりました。
ほとんど小説を読まない自分としては、ずいぶん読んだなあ、とよく本棚を見返します。
「陽気なギャング〜」が10,11目って、順番はめちゃくちゃですが。
登場人物のやり取りにニヤリとさせられる、伊坂氏の作品はほんと大好きです。
2011-11-18
■プレステージ

修行兄弟のマジシャン二人が、やがてライバルとなり、憎しみ合う。
二人は人生をかけて騙し合う。
そんな映画。
憎しみ合い、認め合い、騙し合うマジシャン二人の人生は見ごたえあります。
観ているこっちまで騙される作品は好きです。
愛を奪われた「執念」ってのはただ事じゃない。
ただ、アンジャーがボーデンとようやく対等になるに至った、ある一つの装置。
それが全てを変えたわけですが、映画の流れも変えちゃってました。
やや冷めそうな設定があったにせよ、憎しみ合うドンヨリした世界観はおもしろかった。
さすが、クリストファー・ノーラン!
2011-11-07
■October Sky

ロケット作りに挑戦、奮闘する少年たちの実話・成長記。
苦労して、時にはバカをやらかして、悩んで、それでも努力して目標を成し遂げる。
スタンド・バイ・ミーにも似たような、力があり余った少年たちの奮闘は見ていて楽しいです。
それと、苦労・努力が報われる物語にはやっぱり弱いなあ。
あぁ、良かった。よくがんばった。またがんばれるな。と。
でもこの映画の場合は「報われる」んじゃなくて、「成し遂げる」が当てはまりますね。
少年時代に何かに没頭できることは幸運だと思います。
大人になってから没頭しようと思っても、簡単にできるものじゃない。
そんなこと言ってちゃいかんと怒られそうだけど、これが本音。
本音はそれとして、がんばりたい気持ちを奮い立たせてくれる、いい映画でした。