今日のこと

 今日は朝から午後にかけて教授会。そのあと、退職される湯田勝(ゆだ・すぐれ)教授の送別会。教授会では、ルーチンの議題のほか、後期日程の入試の判定というのをやった。中身は、まあ23日に発表なので、それを見ていただければと。
 湯田さんは(もう名前をあげてもいいと思うので実名で書いてしまう)、まだ停年までしばらくあるのだが、ご自分の都合で早めの退職ということになる。どんなご都合かは内緒ね。わたしは昨年度・一昨年度に教務委員をやっていて、カリキュラム編成の仕事をしていた関係で、かなり早くに教えていただいていた。よくよく考えられてのことだし、かつ一度決めたらゆるがないという湯田さんの性格もあるので、何かこちらから言うということもなく、お気持ちを理解するというような恰好にはなった。
 今年度で退職するのは一人だけということもあり、送別会は、学生時代も含めて湯田さんの「過去の悪行」(笑)やらなにやらの暴露大会になったが、とにかく久々にフルメンバーに近い人数が出席するという会だったのは、やはりそれだけ彼の存在が学部の中で大きかったということだろう。
 湯田さんの授業(社会科学概論)は毎年同じ試験問題ということで、学生にもありがたがられていたところが多分にあると思うが、2ちゃんの福島大学スレなどを見ていても、そういうところを超えて親しまれていたところがあったのではないかと思う。わたしも、お辞めになるならということで、今年度最後の機会に、一緒に組んで授業をさせていただいた(2年生配当のコース入門科目)。ちょっぴり教務委員の職権濫用だったかも知れない。*1
 送別会のあとは、まあ二次会に流れた。メンツは年代も専攻もバラバラ(法社会学社会学民法行政学社会福祉学、教育学)な7人だったのだが、「要介護者の日常動作を解析するためのユニバーサルデザインハウスを学内に建てて、みんなで共同利用しよう。」とか、領域横断的な学部ならではの話になったりした。けっこうこういう場では本音トークができるのが、今の職場(学部)の一番の強みである。そういう意味では恵まれていると思う。だからこそ、一つのところへ理科系の研究者をまとめてしまうなんてことをするのは、よくないことなのだが。まあ、それをやってしまうから、大学としてはアカンということになる。これも何回も書いていることだけど。
 解散は零時過ぎ。ブログの話や2ちゃんネタ、あと岩波の『痴呆老人が創造する世界』(阿保順子)の話などを同僚と大声でしながら帰る。この本は認知症の老人が、どういうふうに世界を解釈しているかを記述しながら、最後に残るのはなんなのか、というようなところへ切り込んでいく。その解釈の「面白さ」で読ませてしまう本である。

痴呆老人が創造する世界

痴呆老人が創造する世界

*1:ということでは実はないので、念のため。

ポリコン・日本版

 id:june_t:20050227#p1に関連して。
 「日本版ポリティカル・コンパス」のドラフト版というのをやってみました。

(via loveless zero

保守・リベラル度 -4.69
右・左度 -2

 ……「リベラル左派」。予想通りです。
 思ったよりも「左」度が低いのがアレですけど。


しかしこういうのやってみる動機って、たぶん「××占い」(例えば「マリみて占い」とか)のたぐいやってみるのと一緒よね。

あたしだけか?

 demianさんの数字がすごいです。(笑)(→id:demian:20050322#p1)


両方の軸で0の近くだと、"True Neutral"とかいうのだろうか。

そりはD&D

別にラノベばっか見てる訳じゃなく

 あれこれ物色している中での衝動買いですが。
 以下、メモということで。(いちおうどこかで手に取ってからにしようと。)

  • 堀江孝司、『現代政治と女性政策』、勁草書房、2005年。


というか、あなた向けというか(完全特定個人宛)>Ryoko