これが、スタンダップコメディー

清水宏さんが立ち上げたという「スタンダップコメディー協会」旗揚げ公演。
チケットを頂き、初めて本多劇場で最前列に座ることを知った。
なかなかない。こんな景色だ。目の前に遮るものは何もない。

スタンダップコメディーの定義はありそうでないのだけど、「おはようインコさん」のスタンダップコメディーの演出を2度やらせてもらう内に少しずつ分かって来た。一人芸におけるエピソードとアクティングと生き様の融合であり、そのバランス。おそらく、やり方は人の数だけあり、芸人ではない普通の僕らも日常的にやっている瞬間がきっとある。職場で、学校で、飲み会で、家で。実は、それぐらい日常と地続きなスタイルな気がしてならない。だから、入りやすいし誰にでも分かる。
そんなスタイルにおけるレジェンド達が集った。
ぜんじろうさん、ラサール石井さん、小堺一機さん、清水宏さんの4人。一人ずつの持ち時間を越えまくり、気づけば笑い疲れた2時間半。贅沢な芸を見た満足感。清水宏さんの活力。
特にトリの清水宏さん。観てたら、むちゃくちゃ元気出た。言葉が刺さった。