12年熟成シモン・ビーズのブルジョとシャトー・フィッセのコレクション・プリヴェ99

シモン・ビーズのマグナム赤とシャトー・フュイッセを空けましたよ。
写真は撮り忘れました。

WINE:

【1本目】

  • ビンテージ:1997
  • 生産者:シモン・ビーズ
  • 産地:サヴィニー・レ・ボーヌ
  • 畑:ブルジョ(複数畑の混合)

【2本目】

  • ビンテージ:1999
  • 生産者:シャトー・フィッセ
  • 産地:マコン
  • 畑:ブルジョ・コンベット・ル・クロの混合

日時

  • 2009年12月29日(17時頃)

NOTE:

平野弥で購入した2本。

97のブルジョはマグナムなのでなかなか空けられないから、ここぞとばかりに会社の納会に持っていって開栓しました。
会社ではワインマニア扱いされているので下手なワインは持っていけません・・・
良いの状態であける為にブルジョは3日前に持ち込み澱を沈めました。*1

2つのワインは会が始まるとともにあけたのですが、ブルジョはよい香りが込上げてきて安心しました。きれいに熟成したブルゴーニュで美味しかったです。欲を言えば、香りに対して中身が追いついていない。液体にひっかかりは全くなく滑らか。やや酸味が強いが果実味・タンニン・酸のバランスが良いので美味しく感じる。ダシ系のニュアンスがあったが、反面青っぽさも少しあったのかな?(記憶がもう・・・)

マグナムにも関わらず、減るスピードは圧倒的にこちらが早かったです。数日前のできごとを今書いているので、記憶が定かじゃないのですが最近飲んだブルゴーニュの中で一番旨かったです。セラーにはまだ3本マグナムブルジョが残っている!!これはうれしい悲鳴だ。96のビンテージは飲んでいないのでどうかわからないのですが、あと5年は待ってもいいかなーと思いました。

それに対して、99のコレクション・プリヴェ。こちらは開栓した直後から香りがたたない。
閉じている状態なのか、以前に飲んだ時に感じた感動がない。飲んでみてもちょっと薄っぺらく余韻も短い。完璧に空け時をミスってしまいました。
もったいない・・・
家やワイン会で飲めばじっくりと状態変化を楽しめたのですが、納会ですからあっという間に無くなってしまうんですよね。マグナムだから余ると予想して持って帰る事も予想していたのにw

mlあたりの購入したお値段で言えば4倍の差があります。内容で言えばイーブンのインパクトでした。それだけブルジョががんばっていたという事です。
シモン・ビーズは長熟で寝かしてからが凄いと聞いていましたが、これに納得しいました。1年前にヴェルジュレス2003のハーフを飲んでいますが、正直このブルジョの方が美味しく感じました。熟成の力はすごいなぁ。セルパンティエールの2003がまだセラーにあるのでこれを飲むのはあと10年くらい先だな。その時まで最高の状態を保つ方が困難だったりするのですが・・・

なにはともあれ、楽しい時を美味しいワインで過ごす事ができました。

*1:会社での温度管理の関係で3日前にしました。