曰く付きのBBRのACマルゴーを含む90年代のボルドーをまとめてあけた
10年以上前に購入したワインシリーズです。
日時
- 2014年1月16日
- 月齢 -・-
- 栓抜時:潮位(-)方向(-)
- 当日潮位:満潮(-)干潮(-)
NOTE:
グランヴァンのブドウを使った100周年ワイン
2本ともネゴシアンボトルです。1本目のキュヴェ・アリスティッド・サンテステフはインポータ裏ラベルによると創業100年を記念してグランヴァンの畑からのぶどうだけを集めて、最高の醸造環境のもとに作られました。と書いてあります。インポータはドウシシャです。
これは当時住んでいたワインに力を入れていた酒屋さんで買ったもので、当時の値段は2,600円。
やばかったです。コルクは合成コルクで一口飲むと喉を通す事に抵抗を感じる味です。ずっとセラーに入れておいたにも関わらず劣化がすごい。元々のブドウや作りも良くなかったと思われるのですが、「ごめんなさい」する以外にありません。2〜3時間で3口ほどしか試せませんでした。
現在の流通がまともになったと言われるのもこれを飲めば相対的に理解できますね!
あの曰く付きシャトー・マ○ゴー
そしてピンチヒッターとして登場させたのが、曰く付きのBBRのACマルゴー。
前置き
知っている方も多いと思うのですが、詳しくは以前書いたこのエントリーをご参照ください。
あえて今書くワイン屋さんを潰したボルドーワインの出来事
http://d.hatena.ne.jp/jungex/20091231/1262268450
簡単に説明すると「前年度のBBR-ACサンジュリアンがポワフィレのブドウを使っているよ。という謳い文句で販売したらバカ売れしちゃったから、翌年のACマルゴーも確証がないのにシャトー・マルゴーの畑のブドウ使っていて格落ちワインですよーと言って売っちゃった。店によっては”なんと、中身はシャトー・マ○ゴー。”みたいな事書いてメルマガやサイトで煽って、クレームがいっぱいきて本当は違った返品も受け付けるよ」となった事件です。
感想
あけてみると、こっちもやや残念ワインでした。15年程前にマルゴーのセカンドワインのパヴィヨン・ルージュ93を飲んだ事があるのですが、その時は素晴らしいワインだと思いました。
ワインを飲み始めてわからないながらも「土、ピーマンをはじめとするテロワール」を感じる事ができました。
今回のACマルゴーはシャトー・マルゴーの系譜を想像できませんでした。やや熟成されたボルドーワイン。1本飲めましたが状態もそれほどよくありません。値段も当時3,980円(くらい?)だったと考えると、ユーロ安でワインがすこぶる安かった当時としては、あと2,000円くらい追加してパヴィヨン・ルージュを買った方がよっぽど良かったと思います。
まぁ、そんな事を言い始めてもしょうがないので何事も経験ですねw
なにはともあれ、今買っているワインが10年後にどうなっているか楽しみです!