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2008-02-14

[]ジェノサイド・オリンピック 4 スピルバーグ北京五輪芸術顧問辞退

このブログで前からジェノサイド・オリンピック(虐殺五輪)について言っていましたが、少し動きがありました。スティーブン・スピルバーグ氏が北京五輪の芸術顧問を辞退したそうです。

 これは、ミア・ファロー女史の「ジェノサイド・オリンピック」という論文の影響と見ていいと思います。このことについては、以下の記事で見てください。

ジェノサイド・オリンピック 翻訳

ジェノサイド・オリンピック 2

ジェノサイド・オリンピック 3


ジェノサイド・オリンピックが話題にならない日本と愚鈍な左派

 ジェノサイド・オリンピックについては、日本では全然話題になりませんでしたが、やはり、欧米では人権問題への関心も高いので、依然、議論されていたようです。人権問題についてあれほど騒ぎ立てている社民党は何をしていたのでしょうか。リベラルを標榜する朝日新聞も何をしていたのでしょう。だから、日本の左翼はだめなのです。去年のフランス大統領選の候補者あった、左派のロワイヤル女史がスーダン問題を懸念して北京五輪への参加を見直すといっていたのと比べても、日本の左派の態度は大違いです。日本の左派は、人権問題を日本政府への攻撃手段としかみなせない(C型肝炎問題のときもおなじでしたが)、単なる反国家主義者と言われても仕方ないでしょう。


ダルフール問題と北京五輪

 スーダンのダルフール地方では政府による虐殺が行われています中国スーダンでの資源獲得のために、スーダン政府の虐殺に加担しているのです。

 スピルバーグの辞任は、中国政府に圧力をかけて、スーダン政府の虐殺を止めようとする目的で行われました。中国にとって、北京五輪は国内の問題をまとめるためにも絶対に成功させなければならないものです。しかし、その成功のためには、各国の協力、とくに米国の協力は絶対に必要です。つまり、米国は北京五輪への協力と引き換えに、ダルフール問題の解決を中国に迫ることが出来るのです。

 中国が今後、世界に対して影響力をますます、持つことはおそらく確実です。ただ、今のような、様々な問題を持つ国が本当に、世界を主導する国家に仲間入りすることが望ましいのか、よく考えなければなりません。

 高度経済成長化の日本が、環境問題について欧米諸国から非難されることで、現在のような環境への取り組みが大事であるという認識が高まったように、世界は中国をこのままにしておいてはいけないと思います。中国に世界の大国としてふさわしい意識を持つように、世界は中国を厳しく見なければならないのではないでしょうか。北京五輪ジェノサイド・オリンピックと呼ぶことの意味はそこにあると思います。もちろん、この責任は日本にもあると思います。

 

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