大会終了


 19〜20日に行われた大会で、無残にも負けてしまったんだよね。やっぱりしんどい練習を積み重ねてるチームは本番には強いね。まあ僕もベンチにさえ入っていればもう少し何かできたのかもしれないけど、そんなのは言い訳だね。選手に指示を出せるタイミングってのはいくらでもあったわけだから。僕自身も完全に飲まれてたよ。勝負をするって場の雰囲気に完全に飲まれてたね。


 てか、思ったのがね、チームが負けたときの惨めさってのは、指導者として関わるとどっと感じてしまうね。選手のとき以上に、どっとね。よくプロ野球でもサッカーでもチームが負けたら監督が辞めるみたいなことがあるよね。僕は正直なんでそんなに監督だけに責任押し付けんのかなって疑問に思ってたけど、監督としてもう続けられない精神状態になるんだと思うな。うん、勝てないチームの首脳陣ってのはホント生きてる心地がしないだろうね。



 まあ僕にとってはたった2〜3週間のチームだったけど、この3年生は素材はもちろん才能もあっただけにすこぶるもったいないし悔しいね。もっといろいろできたのにって。最後の試合を観た限りは「勝つ」ことの執念も感じられなかったからね。だから、先週はただ単にちょっと調子良かっただけだってことだよ。好調を維持するってむずかしいね。そんで人を指導するとか、成長させるってのはもっとむずかしいね。当たり前だけどね。まあまた来週から新チームをつくらないといけないわけだけど、ホント本気でぶつからないと、何も成し得無いまま1年を消費してしまいそうで、もっとシビアに考えようと思ったよ。うん、負けないとわかんないことってのは多いよね。