丸山眞男の功罪

丸山眞男の功罪」
 丸山眞男は、入試現代文にも多く取り上げられた、信奉者の多い政治学者でした。現在の自民党民主党、教え子の政治学者にも大きな影響を与えています。しかし、その思想には多くの欠点が指摘されています。その欠点を理解した上で、『日本政治思想史研究』や『日本の思想』などの彼の著作を読むとよいと思います。以下、その欠点をまとめてみます。
一、「エリートは道を間違えない」と述べた。
二、共産主義を擁護し続けた。
三「政治に精神性はいらない」と述べた。
四「永久革命としての民主主義」を自分の立場とした。