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印度と日本のレインボーブリッジ

2012-09-13

祈りの言葉:「No Problem!」

印度のいたるところで、耳にする「No Problem」!!
それは医療現場でもしかり。

ところが、医療現場で発せられる「No Problem」がもたらす印象は、印度人と日本人の患者さんの間でかなり異なっているようだ。
つまり、医者から「No Problem!」と言われて、
印度人は「そうか、No Problemなんだ」と安心する一方、
日本人は「えっ!?本当にNo Problemなの??」と逆に不安感を煽られる。

先日も、風邪に対して様々な薬を処方された妊婦さんが、
「これ、本当に飲んでもいいのでしょうか?」と大変心配そうにやってこられた。
印度医師に、大丈夫かどうか質問しても
「No Problem! 何がそんなに心配なのか?」と逆に質問されたとのこと。
他にも、関節リウマチを新規発症された患者さんに、「No Problem!」
挙句の果てには、悪寒戦慄を伴う高熱で救急搬送された患者さんにも「No Problem!」

いったい印度人にとっての「Problem」とは何なのだろうと疑問に思ってしまう程。

ある印度人は、様々な問題(Problem)だらけの現実の中で、「No Problem」と言うことで、
まさに天に向かって「No Problem」だと宣言しているのだ、と言っていた。
だとすると、「No Problem」は印度人にとって祈りのようなものなのかもしれない。

医療現場での「No Problem」。
その祈りが、日本人の心に届くためには、
科学的根拠に基づく十分な情報提供と、相互理解、そして信頼関係が不可欠だ。
まさにこれらが、印度と日本のレインボーブリッジとなるのであろう。

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