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遅咲きブログ少年 @はてな このページをアンテナに追加 RSSフィード

2012-02-10

[]日の丸半導体 大連立から読み解ける事


産業の米も最終章に入った様だ。


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意外な事に半導体製造を行う会社は未だに20社ほど国内に残っている。イヒ!で知られる旭化成や、音楽機器で有名なYAMAHAなどもそれにあたる。


しかしながら大手半導体社の最終生き残りとしては東芝を除く全てが今回の合併会社に集結する事になる。


ここで一番重要なメッセージは、半導体産業そのものよりも家電メーカーを中心とする日本のエレクトロニクス産業の構造改革が求められるという事につきる。


日本の強みは、カスタムメイドのチップを格安で手に入れ、人的にも時間的にも大きなアドバンテージを得ながら世界と戦ってきた。これが故にスペック競争時代には大きな差別化を出す事ができたのだ。そしてそれを支えてきたのが日の丸半導体という構造。


この構造を下支えしてきた半導体社が崩れてきているのは、複合的な理由だと思われる。


1)格安でかつカスタム品を提供してきたため、汎用品を大量に提供するトレンドに乗り損ねた半導体社側の問題


2)得意のスペック競争ばかりで差別化を図るあまり、ユーザーの求める価値が大きく変わるトレンドに乗り損ねた家電メーカー側の問題


3)国内市場での競争だけでは勝ち抜くことができない国際化というトレンドに乗り損ねた両社の問題


そうでなくとも家電メーカーは追いこまれている。特に今回の合併ではパナソニックは大きな変化が求められるのであろう。


対するソニーはカスタムLSIを設計する部遂を温存したままの状態だ(半導体製造工場は一部を除き売却済み)。アセットライト戦略を先んじて行ったが段階的であった為、パナソニックに追いぬかれた格好になる。


さて、待ったなしの情態だ。いつの時代でもこれからの10年を考えるのは興味深い。

2012-02-07

[] 世界一高いテレビCMがソーシャルと手を組んだ日


マドンナのハーフタイム・ショーが話題になった今年のスーパーボールですが(ほんとに53歳?!)、スーパーボールはアメフト頂上対決が見れることだけでなく、毎年 力のはいったテレビ・コマーシャルが話題になるのでも有名。 


それもそのはず、テレビ中継の視聴率は1991年以降21年連続で40%を超えている。このため、テレビ中継に流されるコマーシャル枠の価格は世界で最も高価。2011年現在、CM枠の価格は30秒枠で平均290万ドルといわれるほど。(Wikipediaより


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そんな中、興味深い記事が It’s The Social Bowlという題名で。



Millions will tune in in record numbers to see Sunday’s Super Bowl matchup between the New York Giants and the New England Patriots Patriots, but it will be the digital battles waged, the social media engaged, and brands activating which may make this year’s game the one to remember from a tech standpoint.

何百万人という人がスーパーボールをみて視聴者数の最高記録を更新するのだろうけど、今年はソーシャルメディアなどがガッツリしこまれたデジタル戦争が仕掛けられた年としても記憶されるだろう


For perhaps the first time, no brand will activate, no partner will engage, no commercial will be seen without social and digital media entering into the equation. From Coca-Cola’s social TV platform, that will embedding content across Facebook, Twitter and second screens to Chevrolet’s Game Time iTunes app involving a second screen with prizes, to Honda and their Ferris Bueller reprise, social media will be there each step of the way with brands.

ソーシャルやデジタルメディアの仕組みなしにブランディングやコマーシャルをしているモノがひとつもないというのは、おそらくはじめてではないだろうか。コカコーラのソーシャルテレビ・プラットフォームからはじまりFacebookやTwitterとの連携や、タブレットやスマホとの連携など盛りだくさん。懸賞品がもらえるiTunesアプリなどもあるみたい。



…その他NFL自身がバイラルマーケティングでスーパボール自体を盛り上げたり、参加チームがそれぞれファンを盛り上げるために、#NYGsocialといったチーム名ハッシュタグを用意してリアルタイム・チャットで盛り上げたりと、色々な例が並んでいます。


Live Sport Eventという恵まれたコンテンツではあるものの、こういった取り組みは今後のテレビのあり方にヒントを与えてくれそうです。


あ、ちなみにこのマドンナのハーフタイムショー これおうちのテレビで簡単に見れたら見たいですか? たしかに画質はいまいちだけど、無料なら十分たのしめると思いました。

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2012-02-06

[] アップルのテレビ発売ははやくとも2012年後半?


Apple unlikely to launch iTV in 2Q12, say sources

The chance is low for Apple to launch so-called iTV products in the second quarter of 2012 as there are no signs indicating that Sharp is ready to ship IGZO (indium gallium zinc oxide) panels to Apple, according to industry sources.

iTVとか言われているアップル社のテレビ。 これにつかわれるパネルをSharp社が提供するらしいけど、2012年の前半はまだ出荷できそうにないらしいよ!

というのがある筋からの情報だそうで。。。

スマートテレビってなに? とか盛り上がりつつあるところなので、アップルファンもそうでない人も気になるところですね。


VODが浸透しきっていない日本の場合、サービス格差がでてしまうと思うのですが、そのあたりアップルさんはどう埋めてくるのでしょうか?


日本用のコンテンツもある程度整備してくるのでしょうか?


対して日本家電メーカーの対応策は? 


全録時代に入りつつある今、国内放送局の態度を変えさせるのはやはり黒船(この場合はアップル?)だったりするの? 


…とか色々と興味がつきないところです。 たのしみ〜〜〜〜!

2011-09-04

[] G-Guide iPad用アプリ ランキング1位 !!


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Rovi社は旧Sonic Solutions社製品であるRoxioシリーズ以外にはB2C向けの製品を提供するビジネスモデルは存在しなかったのですが、このたびG-GuideアプリをiPad用にリリースしました。


8月31日(水)付けでApp Storeにて販売開始したところ、9月3日(土)の時点で有料Appランキングで1位!!(iPad部門で)


Blogを書いている現在9月4日ですが、いまもランキング1位でした ホッ(^∇^;)


AppleのApp Storeは販売開始タイミングが事前にわからない仕組みのようなので、あわててプレスリリースなど行いました。 が、具体的なプロモーション活動は来週以降かなぁと思っていた矢先の嬉しい誤算です。


2011年10月31日まで期間限定の特別価格85円(通常価格250円)にてご提供中です。

この機会にGガイド番組表をiPadでぜひお試しください!! (←iTune プレビューページへのリンク)

2011-07-26

[]スマートテレビの定義

スマートテレビという言葉をよく耳にするようになりましたが、それと同時にその定義が議題にあがるのもよく目にします。なぜでしょうか?

スマートテレビには立場の違う三人の登場人物がいるようです。

  • スマートテレビそのものを作るAさん
  • スマートテレビにコンテンツを提供するBさん
  • スマートテレビを楽しむCさん

Cさんに聞くとスマートテレビなんざぁ簡単な話なんだそうです。「スマートって賢いってことでしょ? 賢いテレビなんだから、わたしがみたいモノを見せてくれる。それがスマートテレビ!」


それを聞いてAさんは困ってしまいます。「それだとVideo On Demand(VOD)と対してかわらないじゃないか…3Dテレビの次にくる"何か"が欲しいのに製品戦略上それだとこまるんだよなぁ…」


よくよくみるとAさんには兄弟がいました。大きなテレビをつくるお兄さんAとタブレットやスマートフォンをつくる弟くんAです。


弟くんAはちょっと違う意見があるようです。「兄さんは古いよ。スマートテレビ時代には僕が作るモノが必要なのさ。大型テレビとの連携するのはもちろん、もうタブレットだけでもいいなんて人もいるんじゃないかな。モバイルでパーソルな時代だし。これからは僕の方が中心になっちゃうかもね〜」


あれあれ?Bさんはどうやら3人兄弟のようです。放送局の長兄B、キャリア系/レンタルVideo系VODの次兄B、そして放送局系VODの末っ子Bの三人の登場です。それぞれみんな好き勝手な事言ってますが、結局は長兄Bが一番発言権が強いみたいですね。なんと長兄Bが怒りだすとAさん兄弟もなにも言えないみたいです。では一番強い長兄Bの話を聞いてみましょう。


長兄B「いやね、結局スマートテレビって賢いんでしょ?賢くCさんからいっぱいお金とってきてくれるテレビならいいんだよね。だってほら、広告収入だけじゃあやっていけないでしょ、インターネット時代だから…わかっているんだよそんな事。だけどCさん満足させてるだけじゃあみんなVODにもってかれちゃうわけよ。それじゃあタレントとか食わせていけないでしょ」


とまぁ日本の場合は長兄Bが強いので特にややこしい事になっていますが、結局は三者三様のエゴが定義の落ち着き場所をあやふやにしていると思うわけです。我々Cさんとしては、AさんやBさんのエゴに付き合いたくないのですが、そこはまぁ経済活動の性格上しかたがないと割り切るしかないのですかね^^;