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Today is the Day

2018-11-10 彼らの社会を作り上げている原理にとって完全に怪物的な存在なのだ

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配信が当たり前になった世の中なのに未だにストリーミングも使わずにCDを買っている。Group2の新譜と、視聴してよかったのでmaco maretsを買った。CD自体はそんなに持ってないけど、なかなか素敵なのが揃っていると自負している。紙ジャケたちは本当にどれも素敵よ。

わりと数年で引越を繰り返していたので引越の度に持ち物を整理していたのだけれど、今住んでいるところは結構長いせいか物が溢れてきている気がする。今所有しているものは、今の自分が持つべき物なのかなと思うとそうでもないものもいくつかあるようで、棚卸しをしなければならないと思っている。

またひとつ、目標としてしていた場所に来た。デザイナーとして働きはじめた頃にせっかくだから目標はアートディレクターにしようと軽い気持ちで思った。最近12月にリリースされるとあるアーティストさんのアルバムやらアー写やらをディレクションさせてもらった。これまでも、アートディレクターとしてクレジットに載ったことはあったけど、ちゃんとメインでディレクションをしたのは初めてで。昨日が情報解禁日。今はツイッターがあるのでファンの方の反応がわかる。アー写もジャケットも好評価みたいで安心した。音源が素晴らしいので沢山の人に届くといいな。嬉しい。いいものを作っているつもりではあるけれど、それが受け入れられるかはまた別の話だ。中華料理屋に入ったのにフレンチトーストが出てきたらどんなに美味しくても間違っている。その差異を面白くやるのも楽しいことではあるのだけど。それはそういう場所でやるべき行為だ。いつかやってみたいとは思う。

そう、中華料理屋のフレンチトーストみたいなことはいつかやってみたい。それには期待できる中華料理屋になることと美味しいフレンチトーストをつくれるようにならないと。でないと場違いとか奇抜で終わってしまう。アイデアを実現できるだけのスキルは欲しいよね。

うちの会社には正式なアートディレクターが二人いて、一人は自分は基本的に作業をしないで絵図だけ描いて口をだす人、もう一人は自分もというか自分が作業する人。前者はたぶん料理人にフレンチトーストをつくらせて「中華料理屋で出すってことわかってる?」という類の駄目出しをするんだろう。彼が作り上げたのは入りたくなる中華料理屋だ。彼自身は料理をしない。もう一人のアートディレクターはなんだろう、料理人だけど勝手にフレンチトーストをつくりそうだな。賄いで食べたくなっちゃったなんて言って作っていたらお客さんが食べたいって言って流行ってしまうような。変な人たちだ。

だからかな、今回ディレクションさせてもらって、アートディレクターってことなんだけど、彼らを思うと自分はアートディレクションもやるけどデザイナーだなって思う。目標としていたことは叶ったけど、そのものになれたかというとそうでもない。その意味では自分はデザイナーですらないのかもしれない。

「絵図を描ける人が組織に一人いると違うよね」18歳の頃に誰かに言われた言葉だ。当時はなんとなく分かる気がする…と思っていた程度だけれど、絵図を描くことの重要さが今なら多分ちゃんとわかる。

君の描く絵図が見たい。

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