今年の買いレコ Vol.191 Kral Space/Irene Kral('77)

junpee2006-11-22

最近の悩みは深夜の空白と粗相。昨日は家でワインを飲んでいて思わずひっくり返してしまった…!ああ白い壁がまだらなワイン色に…!全然酔っ払っていないはずなのに…そしてとどめは風呂上りにパソコン机の前で転寝したところ、変な姿勢で寝入ったためか、思いっきり椅子から転げ落ちました。ひっくり返って最初に思ったのが「俺風呂入ってない!」いえさっき入っていましたから。まったく老後が不安だぜ。誰か介護してくだしゃい。
買いレコ191枚目は、ジャッキー&ロイでおなじみRoy Kralの妹Irene Kralによるナイス・ジャズヴォーカルもの。しっとりとしたクール系ジャズ中心で、秋の夜更けにそれこそワインでも飲みながら聴くのにぴったりなサウンド満載で素晴らしい1枚です。わたくし的にはAlan Broadbentという人のピアノ・プレイが暖かくて心地よいんですよ。特にA2"Star Eyes"とCole Porter作B4"Everytime We Say Goodbye"は深夜リスニングに最適な上質しっとり感が最高なスロー作品。これを聴けばあなたも椅子から転げ落ちますよ。アルバム的には両面ラストの高速ビ・バップとクラブ向きボサノヴァなA1"Wheelers And Dealers"が目玉的存在。買って損はないアルバムです。

今年の買いレコ Vol.192〜194 Love Being Here With You/Chris Connor('84) You're A Lucky Guy/Dave Frishberg('78) Midnight Mood/Mark Murphy('67)

久々に3枚追加!心地よいジャズものばかり3点。まずは今年重点的に入手しているヴェテラン女性Vo、クリス・コナーの84年人気作。ブラジリアン・アッパーなA5"Rio"がインパクト大で素晴らしいですが、その他爽快ボサノヴァB3"Baia"、高速ビバップB4"Come Rain Or Come Shine"なども素晴らしい仕上がりでお気に入り。続いてジャズ・ピアニストDave Frishbergの78年作は、ボブ・ドロウに通ずるかのような、洒脱&オールドタイミーな爽快作品が素晴らしい内容。おしゃれグルーヴA1"Truckin'"がオススメ。最後に俳優兼ヴォーカリスト、マーク・マーフィーの67年作は、大人の1枚。ソロVoから一転してスウィングへと移行する名曲"Jump For Joy"を初めとして全て良い曲ばかり。素晴らしい復刻です。