レコ Vol.349 Flapper/小泉今日子('85)

junpee2016-07-23

いよいよ梅雨明け直前にて、脳みそが蕩けそうな夏到来の2016年。謎の目まいは昨年来改善せず。夏だ、海だ、タツローだ、と浮かれていた若年時代を懐かしみつつ、近年の暑さは異常ですよね〜と病院の先生と井戸端会議する中年。都知事選にてアホ安倍同様の極右小池を勝たせたい流れがあるが、仮に野党共闘側の鳥越氏が勝利したとしても、その後の産経系空虚バッシング記事には要注意である。何度も述べるとおり、この国の将来を決めるのは政治家でもなく、高級官僚でもなく、権力に阿るマスコミでもなく、国民ひとりひとりなのである。
レコ349枚目は、80年代頂点アイドルの小泉今日子による85年作ごくばんを。既にkyon2世界を確立しつつある時期にて、音的にも幅広い良作が犇めき合う、一聴の価値ありの1枚でございます。Mayumi作曲、鷺巣四郎編曲による、小洒落たジャジー・ポップス歌謡A1"Flapper"、The Squareによる同時期大ヒット爽快作"Omens Of Love"をカバーしたA2「ウィンク・キラー」、"Jump/Van Halen"ニュアンスも交えたテクノ系ポップス好作A3"Telephone"、林哲司作曲によるお洒落メロウ・ミディアム◎作A4「素直じゃなくて御免」、矢野顕子作曲による夏向き高揚ポップスB1「マッスル・ビーチ」、オリコン1位を獲得した明快キャッチー作B2「常夏娘」、山川恵津子作編曲によるハチロク美メロバラードB3「片想い」、馬飼野康二作編曲によるファンクビートブリブリな極グルーヴ・ダンサブル作、B4"Free"等、アーティスト転換期における無視できないアイドルごくばん。