ネット○○派 part162 在特会と児童ポルノ

条例改正反対運動に在特会が参戦するとのTweetを見かけた。ちゃんとしたソースを探したが見つからなかった。


でも、在特会児童ポルノやいわゆる一つの「表現規制」に反対していることははっきりしている。
たとえば、桜井誠の次のブログ記事。09年6月29日。
児童ポルノ禁止法改正案に反対します | Doronpaの独り言

一連のやり取りを見たうえでの個人的所感ですが、公明党が改正案を積極的に進める理由は「将来的な表現規制」につなげることでカルト創価学会批判を封じ込め、あの人権擁護法案における表現規制を正当化することが狙いではないかと思います。

なんにせよ、現在改正案を進めている側の人間は「漫画やアニメなどの創造物の表現規制」までも行うと明言しているのです。改正案によって懸念されている冤罪の発生も重要な問題ではありますが、それと同じく日本が世界に多大な影響を及ぼし得る唯一と言ってよい文化(漫画やアニメはもはやサブカルチャーではありません)が、利権や政治的思惑のもとで規制されようとしていることも大変大きな問題です。

「規制反対派」と言ってることがほとんど同じ。


この二月の演説で児ポ法について触れているというので聞いてみた。言っている。
腐りきった偽装保守・自民党を糾弾する! 1/5 - ニコニコ動画

悪用したらですね、いくらでも悪用できる。児童ポルノをですね、単純所持しただけで逮捕すると言ってるんだから、我々の敵対者に対してポンと児童ポルノを渡して、警察にそれを密告すれば即逮捕するという事態になる。いいですか、それ、社会主義がやってきたことでしょ。

だって。


買う気はないが、直近の著書にも触れられているらしい。
http://www.zaitokukai.info/modules/news/article.php?storyid=391

第八章 人権侵害救済法案と改正児童ポルノ規制法案が目指すもの

たぶん、発言の中身は一緒でしょうね。

・・・

で、すでに在特会とは組むなとか言ってる人もいるようなんだけれども、ニセ科学批判の右と左で条例改正に反対したのを見ていると、まあ、組むなと言っても同じ流れに巻き込まれてしまうのでは、と思う。だって、「あれと一緒にするな」つっても、言ってること同じだからね。


・・・絶景かな絶景かな。左と右とで言ってることが全く同じだ。絶景と言う以外にない。


ようは右も左も強烈なナショナリズムと反権力を共有しているので、いざとなったら個別事案で共闘できるってことなんでしょう。リベラリズムと反権力は紙一重、みたいな話とも少し違う気がする。左翼とか右翼とかいう切り分けが完全にアホくさくなる世界。