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神保町系オタオタ日記

2008-06-25

[] タラコン湯と平福百穂


平福百穂の大正12年(推定)5月1日付け富木庄助宛書簡*1を見てたら、


たつ*2殿 常服用タラ根湯相勧め申候 タラの根を精製したるものにて、薬種屋ニあり。胃腸のあしきものニ特効ある由、是非々々御試用の事。


ん、「タラ根湯」!?

どこかで、聞いたことがあると思ったら、先日の神奈川近代文学館の「村井弦斎展」で見たような気がする。早速、黒岩比佐子『『食道楽』の人 村井弦斎』を紐解くと、大正4年2月22日、弦斎は、医学士久木田五介の名前で「タラコン湯」の売薬発売免許申請書を出し、胃腸病薬として認可を受けたとある。なんと、「古書の森日記2005年6月21日分」には、パッケージの写真まで出ているではないか。


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SPA!』の「文化堂本舗」で『童貞放浪記』が紹介されていた。


伊勢崎町の横浜松坂屋が10月26日に閉店。建物は取り壊すらしい。保存を求める運動が起こるのではないかしら。


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『魔術及催眠術自在』は、NDL-OPACによると、長春園主人著、日本佛教新聞社、昭和11年発行みたい。


中公新書の『電車の運転』。どこぞの新線への嫌味かと思ったら、先月に出てた。誰ぞは、某線の「初体験」したかすら。

*1:『平福百穂書簡集』(翠楊社、1981年1月)所収

*2:平福の妹で、庄助の妻

HisakoHisako 2008/06/25 08:46 オタさま、驚きました! 平福百穂とタラコン湯とは……。そして、私が拙ブログに書いたパッケージを発見した「関西在住の古書マニア」とは、なんとma-tango氏なのです。2005年6月というと、ちょうど3年前ですね。

神保町のオタ神保町のオタ 2008/06/25 16:15 なんとまあ、ma-tango氏が古書マニアの主でしたか。拙ブログで再会したようですが、相当古くからの知り合いなのですね。「タラコン湯」にはビビビときましたが、文学館でのタラコン湯の展示内容はすっかり忘れてしまいました。

ma-tangoma-tango 2008/06/26 08:32 タラコン湯の件、そういや私も電気的真丹後速報に書いていましたね。ほんと生涯一ボケだわ。あれも「と」学会の季節だったかな。
長春園主人『魔術及催眠術自在』は、明治に出た近藤嘉三の『魔術と催眠術』と同じですから、明治から平成まで、実に長きに渡って使われている名著、ということになるのかな。

神保町のオタ神保町のオタ 2008/06/26 17:57 いやはや、ma-tango氏のおかげで収まるべき人の所へ収まったという感じですね。本当にいいことをしました。「長春園主人」とは、近藤のことでしたか。知りませんでした。
追記:「タラコン湯」。キントト文庫さんなら、幾らの値付けをしただろう。

HisakoHisako 2008/06/26 19:38 あのパッケージは“家宝”です。でも、ma-tango氏が格安で入手したとおっしゃるので、お言葉に甘えて、たしか御礼はコーヒー1杯でした……。感謝、感激。

revealreveal 2008/10/11 17:37 こんにちは (^^)/。

> 長春園主人

 手元にある仏教新聞社版は昭和30年代のもので、これは今でも在庫を引き取った人 (?) がネットで販売しているようです。
 前に見かけた古書店の目録では、明治期に既に元の版元からこの名義で出ていたようで、おそらくは内容が古くなってしまったので絶版を申し出たところ、まだ売れているからと応じてもらえず、ならば別名義で、というところに落ち着いたのではなかろうかと想像しています。

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