神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

わすも『彷書月刊』の「古本検定」にチャレンジ


も一つネット上では評判になっていないようだが、『彷書月刊』の「古本検定」に挑戦してみた。初級・中級・上級編とあるわけだが、初級編だけやってみた。初級といっても、絵葉書や装幀関係はほとんどわからず、86問中62問の正答であった。一応、初級レベルは合格かしら。「東京都内に五か所ある古書会館のうち、即売展が開かれている会館はどこか」という問題があって、これは現時点でも東京・西部・南部の3会館が正答だが、一部で噂の的になっているとおり、来月には東部でも開催される。この問題の作成者は公表されていないが、まさか1ヶ月ほどで陳腐化するとは予想できなかっただろう。


良問揃いで、好企画だが、他の人がどのくらいできたか知りたいもの。問題数を減らして、何人か古本者を集めて試験として実施し、その後の座談会を掲載したら、もっと面白かったのではなかろうか。

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今週の黒岩さんの書評は、生井久美子『ゆびさきの宇宙 福島智・盲ろうを生きて』(岩波書店)でした。評者の優しいまなざしがうかがえるものでした。「さまざまな問題を抱えて心が折れそうな人たちがいる。暗闇の中で立ちすくんでいるとき、誰かに手を握ってもらうだけで、どれほど心強いことか」とあるところは、妙に実感がこもっていて、気になったりした。手を握ってあげることはできないが、陰ながら応援してます。
ゆびさきの宇宙―福島智・盲ろうを生きて

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少女マンガばかり読んでいたわけではなく、『超人ロック』、『エリア88』、『沈黙の艦隊』とかも愛読してたなあ。「かわぐちかいじ」は、誰ぞあたりも好きそうだが。


「「けものみち計画」の茶話会は、残り4名様になりました。初めてお会いする方も何人か。参加ご希望の方はこちらまで(http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20090602)」という。ワケあって参加できないが、内心は参加したくてウズウズだすよ。